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スウェーデン留学🇸🇪 (授業編)

日記みたいに投稿していこうと考えていましたが、なかなか手がつけられず、気づいたら半学期が終わっていました。

私はスウェーデンのイェーテボリ大学に1年間交換留学に来ています。
秋学期履修したコースは、教育学修士(IMER "International Master's Educational Research")プログラムのコースです。

クォーターで授業が15ECTSずつ分かれていて、前半は「Introduction to international master in educational research」、後半は「Qualitative Research」というコースを履修しました。授業は英語です。

ちょうど今月の23日に最終課題を提出して一つ目のコースを終えました。

コースを終えた感想としては、思っていたほどきつくはなく、充実した学びができたなという感じです。(でも、最初の方はリーディング苦労してました…)

コースは基本火曜木曜で、10:15~11:00 Lecture、11:15~12:00 Student led seminar、昼休憩、13:00~15:00 Workshopという感じです。
時々、水曜や他の時間帯にworkshopがありました。

クラスメートは17人くらいで、現職で学校教員や幼稚園の先生をされている方、ストレートで入学した学生、社会人経験者、出身も、ギリシア、スウェーデン、インド、バングラデシュ、ナイジェリア、ザンビア、ガーナ、イラン、中国、ポーランドなど、さまざまな背景を持った人たちがいました。

レクチャーは、3人のコースコーディネーター(教授)が日によって交代で行います。教授によって授業内容は違っており、授業のやり方も少し異なります。毎回 Background Readingがあって、授業までに2.3本の論文を読んで授業に臨みます。

Student led seminar は学生主導のセミナーで、1.2人の生徒が前に出て、 Background readingの論文についてセミナーを行います。
これは、プレゼンではなく、人それぞれやり方は異なりましたが、時にはディスカッション、時にはディベートといったセミナーを行いました。

基本午後からのWorkshopは Assignment(課題)に向けて、トピックの見つけ方や、論文の探し方、論文の書き方などについて学びつつ、グループに分かれて、先生にヘルプをもらいながらAssignment を進めていく形でした。

Assignmentは主に2つあり、コースの中間あたりで word 4-6枚のドラフトを提出し、最終課題は6-8 ページのエッセイを書くというものでした。

また、コースの途中で課題のトピックに関するプレゼンテーションもありました。

Assignmentの内容はESD(Education for Sustainable Development)についてCritical に探求し、以下の問いに答えるというものでした。
—How is research into sustainable education (ESD) being done; and
—How good is research into ESD?

レクチャーは主にそれぞれの教授の関心に添いつつも、Being criticalとは、What is Education? What is Educational Research? など教育学研究に関することや、ESDについて学びました。

一人の教授は社会科学系の研究背景があり、もう一人はESDの研究者なので、どちらもシティズンシップ教育研究とは近いフィールドの研究者でした。

最終課題は「Towards Inclusive Citizenship Education: The Cosmopolitan and ESD Perspective(包摂的なシティズンシップ教育へ:コスモポリタンとESDの観点で捉えて」という題でエッセイを書きました。

提出した課題はOuriginalという剽窃チェッカーに通され、その後各教授にチェックしていただくという形になります。

スウェーデンのGradingシステムはVG / G / F の三種類で、VGはPass with distinction(優れた成績で合格)、GはPass(合格)、F(不合格)しかありません。

まだ、フィードバックは返ってきていませんが、合格していることを祈っています🤞

〜コースを終えて〜

振り返ってみると、
授業はディスカッションも多く、「良い教育とは何か」などの(基本的な問いではあるが答えがないような)問いについて英語で議論したり、考えたりしたのは楽しかったです。

また、クラスメートの背景がバラバラなこともディスカッション内容を豊潤にし、各国の教育事情やシステムについて共有する機会もたくさんあり、とても密度の濃い学びになりました。

また、学部の時の留学と比べると英語力が上がったことと、慣れから、授業中に発表したり、ディスカッションに参加する抵抗もなく、より充実したコースになったと感じました。

次のコースは授業と課題のペースが上がったり、グループワークでの調査や課題が出たりするらしいのでもっと頑張ろうと思います💪


最後に、ここまで読んでいただきありがとうございます!
これからも、留学に関することや日記、さまざまな記事を書いていければと思うので、応援(スキ)していただけるとすごく励みになります😆
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