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「増税脳」は相手にしません

※お知らせ※
減税新聞では有料記事設定をさせて頂いていますが、筆者のやる気の源であるプリン代になる投げ銭的な意味合いですので、記事は全文最後まで無料でお読みいただけます。

こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

半分の水が入ったコップがあります。

これを見た時、水が欲しい人は「もう半分しかない」と言うでしょう。

逆にもう飲みたくない人は「まだ半分ある」と言うでしょう。

コップの入った半分の水は、その人の希望や立場や考え方によってその見え方が変わるものです。

それらを踏まえて今日はこちらのポストから。

13年前の2010年の税と社会保障の国民負担率である「37.2%」までまずは減税しましょう!

というのは以前から言っていることなのですが、「今年の漢字」に税が選ばれたこともあってか今回そこそこの反応があったので取り上げてみました。

このポストに対しても冒頭の「コップの水」の話と同じで、読む側の願望や立場や考え方によってその見え方は変わります。

現在の50%にもなりそうな税と社会保障の国民負担率は正常でありむしろ足らないと思っている「増税脳」の持ち主は、このポストにクソリプを書かずにいられないでしょう。

逆に「ごちゃごちゃうるせぇ!減税しろ!」と思う人からは「七篠は甘い!37.2%といわずもっと下げるべきだ」とお叱りを受けることでしょう笑

もちろん私もそれを重々わかっていて、だからこそ「まずは」という言葉を付けているわけでして、とりあえず幅広い年代の人がイメージしやすく、また多くの人の記憶にもある、そして今より負担率が10%と低いというキリのいい数字の2010年を挙げているだけで、ぶっちゃけ今より国民負担率が下がるのなら何%でも構いません。

そもそもこれまで「今年は税金を取りすぎてしまいました」なんてことは一切起こらないという事実を考えれば「国民負担率の適正値」なんてものは存在しません。

政府はあるだけ全部使う

ただそれだけです。

あえて言うなら「国民負担率の適正値」は

今より低い負担率

でしかありません。

ですので政府の「取れた分を全部使う」をありもしない「必要だから集める」に置き換えている「増税脳」の人達の言い分は、高齢者の人口比率と負担率の増加を都合よく結びつけているに過ぎないのです。

実際にこの「2010年レベルまで負担率を下げろ」に文句を言っている人に対し、「じゃあ5年前の44.2%ならどう思う?」「8年前の42.3%なら?」「10年前の40.1%ならどう?」と聞いていったところで「ここからはダメ」というその線引きを合理的に説明できることなんてないのですから、要は彼らは「税金を下げるな」と言いたいがために理由を取って付けてる「増税脳」でしかないということです。

先月、我が家の家計支出がいつもより3万円増えました。

どうして増えたのでしょう?

あなたは答えられますか?

結婚式があったから?

旅行に行ったから?

想像はいくらでもできますが、我が家の家計簿をチェックしない限りはそれはあくまでも「想像」です。

キャバクラで散財していないとどうして言い切れるのでしょう?

それと同じように、国家予算のの詳細をこんなざっくり円グラフでしか把握していない国民がどうして「国民負担率が上がったのは高齢者が増えたから」と言い切れるのでしょう。

その一般会計グラフの中にはこうした事業予算が無数に入っています。

ちなみにこの事業は、情報公開請求の末に国交省が出してきた内容の一部をピックアップしたものですが、同時に情報公開請求していた財務省はその公開を拒否したので私達有権者は多くの事業内容の詳細を知ることは出来ません。

当たり前のことですが「負担率の増加の根拠を示す」というのは、こういった事業ひとつひとつを把握し精査したうえで行える話です。

それをせずにする話は「想像」の話でしかありません。

それなのにそんな「想像」の話を基に国民負担率の上昇を肯定することに違和感を感じないのはきっと「増税脳」だからなのでしょう。

念のために言っておきますが、これは「国民負担率が上がったのは高齢者の増加とは全くの無関係」というものではありません。

想像を基にする議論に意味はないという話です。

そしてそれ以前の問題として

政府はあるだけ全部使うのだから負担率は極限まで下げてそのやりくりは政府にさせろ

というのが私の主張です。

これは一見乱暴な意見と思われるかもしれませんが、各業界団体は政府に対し社会保障費や高齢者の人口比率など関係なく

補助金持ってこい!税制で優遇しろ!財源のやりくりは政府がやれ

と言っているのですから、それと同じことを言っているだけです。

逆に一般有権者だけが「増税脳」で勝手な想像しながら、「負担率を下げれば公的サービスが崩壊する」「高齢者が増えたのだから増税は仕方がない」と政府の言いなりになるから国民負担率は右肩上がりで上がっていくのでしょう。

とはいえ冒頭のポストに付いたいわゆる「クソリプ」は、以前に比べ明らかに少なくなったという印象です。

これも「減税世論」が高まっている証拠なのでしょう。

しかし少なくなったとは言え、クソリプが依然としてあることは事実です。

毎日誰かしらがバズっていると感じるほど、減税ポストがバズることが本当に多くなりました。

そうしたポストにも当然クソリプがつくわけですが、それに対し第三者が「気にするな」と言うのは簡単です。

でも実際受ける側にとってはムカつくものはムカつくものですし、心だって削られます。

なのでそうしたクソリプを送る「増税脳」の人達は、冒頭の「コップの水の話」のように根本的に見えるものが違うので「見ない」というもの一つの手でしょう。

私はさっさと「バズったポスト自体をミュートする」ことで「全く相手にしない」を通していますので何も感じません笑

減税運動は

100人の中から1人の賛同者を探すゲーム

と思っていますので、私はわざわざ「増税脳」の人達を説得するつもりはないからこその「無視」なのですが、今回は独り言としてちょっと書いてみました。

とはいえ「無視」「見ない」は一つの手でしかありません。

クソリプに対し「こんなこと言われて悔しい」とポストすれば、頼もしい減税お兄さんや減税お姉さんが駆けつけてフルボッコにしてくれるはずですので、ムカついたときはムカつくと声を上げるのも有りだと思います笑

ということで、今日の記事はここまで。

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それでは、ナイス減税!

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