2度目の卒業
2021年度をもって、3年間務めた桐光学園GKコーチを退任します。
今年卒業する3年生と同じタイミングに入学し、同じタイミングでの卒業になります。
正々堂々、2022卒と言えそうです。
※ちなみに2011卒
それはそれはもの凄い、充実した3年間を過ごさせていただきました。第二の?青春でした。
思えば3年前、仕事中に急に「GKコーチを探してるんだけど」と電話がかかってきたのがキッカケでした。
「いずれはGKコーチとか面白そうだなあ」くらいには思ってましたが、保険の仕事も忙しく、現役で自身がサッカーを続けていることもあり、「このタイミングかあああ」とも思いました。
ですが、今を逃すと次いつチャンスがくるか分からない。指導者として未経験なのに母校でチャレンジできる魅力的なオファーを無下には出来ませんでした。
「保険の仕事もしながら、現役でサッカーを続けながら、出来る範囲で構わないのでやってみて欲しい。」という有り難いお話を頂き、3年前にGKコーチのキャリアをスタートしました。
それから今に至るまで、怒涛の3年間を過ごさせて頂きました。
保険の仕事してるか、自分がサッカーしてるか、桐光でサッカーを教えているか、丸一日休みの日があまり記憶にございません。笑
1年目2年目と、選手権予選の決勝で負けたことが本当に悔しくて、何が足りなかったのか、、と試行錯誤の繰り返しでした。
それまでの積み重ねに間違いはなかった。
でも、何かが足りなかった。
変えない部分は変えずに、変えるべき部分は大胆に変えて、また1年。もう1年。チャレンジしていこう。
そうして、選手達と掴み取った今年の選手権出場だったと思います。
結果が出たから、良い指導ができていた。
ということではなく、良い指導ができたから結果が出た。と言える今シーズンだったと自負しております。
選手権だけではなく、シーズンを通して高いパフォーマンスを発揮してくれていましたし、スタメンでないGKの成長も著しかったです。
むしろスタメンでないGKの成長がスタメンの刺激になり、練習全体のレベルアップになり、GKチームとして成長できた要因だと思います。
個人としてGKを育てること、組織としてGKチームを育てること、どちらにも自信がつきました。
その全てを、選手たちから学びました。
3年間で5学年10人のGKと関わり、全員からGKコーチとして大切なことを学ばせてもらいました。
僕が教えにいってるはずなのに、彼等から教わることが物凄く多くて、もしかしたら選手たちよりも成長できた3年間だったかと思います。笑
彼等にはもの凄い感謝してますし、僕がいなくなっても、大学に行っても、サッカーを辞める時がきても、GKを通して学んだことを活かしてどんな環境でも活躍して欲しいなと思います。
〜今後について〜
一旦、チームに所属してGKコーチをやるのはお休みします。
1つのチームに所属してそこのGKを育てるスキルやスタイルが確立できました。
絶対にキーパーを上手くできる自信がつきました。
ただ、もしご要望があればダメ元でお声がけください。笑
今後については、
①SHIBUYA CITY FCで現役をやりきる
自分自身がGKを通して学んだことを中心に選手たちに伝えてきました。
その学んだことを伝えてみて、選手達の反応を見て、もっとこうしてみよう、だったらこれはどうだろう。の繰り返しでした。
今シーズン、戸田和幸さんがヘッドコーチに就任したり、田中裕介さんが加入したり、サッカーを上手くなる。サッカーを勉強するには最高の環境にあります。
また、Jリーグではないものの、お給料を頂きながらプレーする責任や感覚というものを伝えられるようになりたいと思います。
②チームに所属せずともGKを上手くする
一つのチームのキーパーだけではなく、より多くの幅広いキーパーを上手くするための活動がしたいと思ってます。
色んなカテゴリー、レベル、年齢、性別の指導に携わりたいです。
例えば、単発でのレッスンだったり、スクールだったり、リモートでの指導だったり。
中でも、最も力を入れていきたいのがYouTubeです。
具体的には、僕の普段のGK練習を撮影して、それを編集してYouTubeにアップします。
どのようなことを考えて、意識して、どういうメニューに取り組んでいるのか。
実際にプレーしている映像を見て、その動きやフォームをイメージして練習に取り組んでもらえればと思います。
練習メニューに困ってる中高生や、社会人。
キーパーコーチではないけど、キーパーを担当している指導者。
もちろん現役のキーパーコーチにも参考になる部分があれば、活用して頂ければと思います。
YouTubeについては、また別途詳しくブログで書きたいと思いますが、既に撮影やら編集やら取り組み始めてます。(編集の難しさを思い知らされてます。。)
〜終わりに〜
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
GKコーチは卒業しますが、桐光学園サッカー部のOBであることには変わりません。
変わらず桐光学園サッカー部の活躍を応援しております。
またいつか、進化して3度目の入学をする日が来るかもしれません。
峯 達也
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