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【北海高校 野球部】 お米を贈り続けて選手の胃袋を支える -加我 洋三さん-

静岡県代表 浜松開誠館との激闘を制した北海高校。

2 - 2で迎えた9回裏、1アウト2塁のチャンスで5番の関選手がレフトへの素晴らしいヒットでサヨナラ勝ち。見事3回戦に駒を進めました。

そんな中、北海高校の勝利にあってはならない存在がありました。

北海高校 応援部OBの「加我 洋三さん」です。

北海高校野球部へ毎月300kgのお米を贈り、選手の胃袋を支える

2020年に突如世界を震撼させたコロナウイルス。

加我さんは、コロナ禍でまともに練習ができなくなった選手に対して、何か貢献したいという想いから、毎月お米を贈ることを決意。

野球部員が毎月食べる約300kgのお米を、コロナ禍真っ只中から今日まで送り続けたそうです。

北海高校野球部の選手は、加我さんの想いに応えるように、地方大会を勝ち抜き、甲子園でも2勝を上げ、3回戦まで勝ち進んでいます。

まさに加我さんは、北海高校の10人目の選手です。

まとめ

前回、「流れ」は存在するという記事を書きました。

北海高校の土壇場での勝負強さ、「流れ」を持ってくる力には、色んな要素が絡み合っていると思いますが、「誰々のため」という想い、「皆んなで勝つ」という想いも大きな力を発揮すると思います。



当たり前に野球ができる喜び、皆んなで活動できる喜び、人と触れ合える喜び。

コロナ禍真っ只中に入学してきた生徒が、今の甲子園の舞台で躍動しています。

毎月欠かさずお米を贈り続けてきた加我さんは、北海高校野球部の強烈な原動力の一つに確実になっています。

北海高校は明日17日、鹿児島の神村学園とベスト8をかけて戦います。

以上です。


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