ループ

みんなが
欲しがるものは
欲しいと
思わされているだけの
本当は
欲しくないものばかり
通り過ぎたら
何でもなくなって
指の間から
すり抜けて
異次元の闇に
落ちて消えてく
最後に残るのは
いつもの
アレなんだっけ？
忘れた
忘れたから
また
欲しがる
日常を輪廻する
ループは
どこまでも
時代色に
染められて
何か違うの
行き止まりまで
止まらない
まあ
次は
そっちへ
行かないように
するよ
たぶん
これも
その時は
忘れて
どうでも
よくなってんだろうけど