猫の恩返し

詩と音楽記事を主に書いています。文章を書くということが好きなので、小説、エッセイ、小論…

猫の恩返し

詩と音楽記事を主に書いています。文章を書くということが好きなので、小説、エッセイ、小論文、イラストなどにも挑戦していきたいと思っています。ペンネームは猫を飼い出してから、人生が好転していったことに由来しています。よろしくお願いします。

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  • 音楽記事集

    いろいろ音楽について書いたりしてきたのでそれを集めてみました。

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2000年代個人的邦楽10選Ⅱ

いろいろな年代の邦楽洋楽を行ったり来たりで忙しないですけど、今回は2000年代邦楽の第2弾で。前回が僕の記事にしたら思いのほかメチャクチャ「スキ」が来て自分でも驚いていたのですが、今回も思い出の曲を中心にやっていきたいと思います。前回ほどのエピソードもないかな、いや同じ時期なので似たような思い出がいくつか出て来るような気もしています。やってみないと何を書くか分からないところがこの「個人的10選」をやっていて飽きないところでもあります。そんな感じでまたちょっとした個人的なタイム

    • 満月の夜

      密度の低い夜に 満月は それでも 輝き 喉の渇きを 癒してくれる 不思議な光 オオカミや 大猿に 化けるのも あながち ファンタジーじゃ ないのかも 見つめていたら 自分の中の 何かが 覚醒して 悩み事全部 なぎ倒していって くれないかな

      • コントロール

        孤独な部屋に 手を突っ込んで かき回す みたいな 何だろう 明日になれば 整列します 状況によりにけり 楽だから 自然だから 風のような 自分と切り離して 違う違う イメージを コントロールする高み そこに 手が届きそうな時に 部屋に手を突っ込んで かき回す 習慣総体 責任は透明 自然だから 今の 夜の闇が すべてに幕を下ろす 強制的な 明日が来る 時間は気分 命は何? どこにある? フローなままに おやすみなさい

        • 別名

          自分がない 母親との 窒息を記録する 母に父まで求めても 得られる訳はない 立っているだけで 生きているだけで 精一杯な 構造を 子どもは 直観で理解し 寄り掛かれない故の 幻の壁を 自分の中に 築いて いつかバランスを 崩すだろう 求め過ぎたと 理解したところで 埋まらないから 空虚をしばらく 真ん中に 飼い殺して 強気な風を 世間に吹かせて 仮面の中の 涙に 誰も 自分さえも 気がつかない 鬱は 悲しみの 抑圧された別名だと あとで 精神医学書で知った 知ることでは 救

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        2000年代個人的邦楽10選Ⅱ

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        記事

          戦略会議

          イメージの散乱 テレビの記憶 断片的な声 コラージュな顔 コラージュなカオス 掘り下げても 出て来るのは ジャンクなメンタルサファー 平均化された思考 考えられない領域な壁 戦略的に生きようと もがいても どこぞに訓練の足跡はありや 自分ごととして サバイブした 記憶すら イメージのコラージュの テレビ界隈のノイズ エリート達は 泥の河を 渡る舟の上で 世界の仕組みを理解して 対処法を学ぶ ほとんど 仕分けは終わったか? 人間から 3つに分かれていく その道はもう── 自分の

          ジャンプ

          また輝きたい また夢を見たい 何度転んで 光を失ったとしても いつか 闇の出口は 諦めなければ 思わぬところから 複合的最適解として 降りてくる 僕はそう信じていた それは嘘だけど でも 見えないところで すべてが繋がって 行き止まりに見えても 異次元界隈で いろいろ 手を繋いで 量子的ジャンプで 超えて 目の前に 今まで思いもしなかった 扉が開いて 新しい道が開ける そんなことも せっかく ここまで いろいろ耐え忍んで 生きて 歩いて来たのだから あったとしても バチは当た

          見えない流れ

          自分関係が崩れるから 対人関係が 上手くいかない そんな言葉は 今でもまだ 有効かな 行いの善し悪しは 必ず 生きてお金を 稼ぐ仕事の場面に 色濃く現れる ひとつの 例外もなく ものの見事に 今日も上手くいかない やっぱり アレがまずかったか 改めるべきことだと 今日でハッキリした 目に見えない流れは 一番そいつに 堪える形で 向かってくる メッセージが 届く間の モラトリアムに 形を整えて なるべく 遠くへ 風に吹かれて 飛んでいきたい

          見えない流れ

          たまたま昔の写真を整理していたら、小学生の時、1989年だから5年生の時に使っていた勉強机の上に当時熱中していたガンプラの出来たものをズラーっと並べたものが出てきました。よく見ると机に集めるのやめて貼りまくっていたビックリマンシールもあって懐かしさがMAXになりました😭

          たまたま昔の写真を整理していたら、小学生の時、1989年だから5年生の時に使っていた勉強机の上に当時熱中していたガンプラの出来たものをズラーっと並べたものが出てきました。よく見ると机に集めるのやめて貼りまくっていたビックリマンシールもあって懐かしさがMAXになりました😭

          快晴

          疲れが取れない 気だるい気分で 外は快晴 どうでもいいような 諦めのような 青が沁みる 後悔していることを 軸にして 無意識に 考える 感じる そこから出たい せっかく いろいろと 解放されたのだから 思考のレールを 整えて 流れをよくして 前向きに 自分らしく 生きる道へと 戻っていきたい

          プラットホーム

          列車が通り過ぎる 風がプラットホームを 包み込んで 身体が少しだけ浮いた 地に足がつかない そんな表情のまま 僕が映る 窓が揺れている あの頃にしてしまう 感受性から 僕を解放するのは 勇気のかけらたち それが出来ない 壁に沿って レールは敷かれ 僕は歩いてきた 通り過ぎる 列車は別次元で 風も幻 言葉は散ってしまったものを 美しくディスプレイして 戻り道のウインドウを 壊す手を 躊躇わせる レールに沿って 行くしかない 運命だとか 何だとか ちょうどいいのを 着せながら お

          プラットホーム

          ステージ

          後悔しても 仕方ない 脱ぎ捨てた服は しばらくしたら どこかへ 消えていた 縁も切れて 生身のままで 生命力を試される そんなステージで どんな パフォーマンスを するんだい? 相変わらず 観られているよ 心懸けひとつで 行動ひとつで 幾通りにも シナリオは分かれて お前に正しく 降り注ぐ ある意味 視界良好 先のことは考え過ぎず 適度なストレスを纏い バランス取って ステージクリア目指す まあ今まで あまりにも アレだった お前には ちょうどいい 月並みなセリフだが 頑張っ

          新しい仮面

          人影に惑う ひとり部屋 会いすぎた数だけ 心は千切れる ひとり分の手酌に 溢れるような顔 涙も用意しきれないまま 沈んでいって鬱になる たった一日だけでいい すべてから切り離された 時間と空間を 忙しいさなかに置く それでやっと 涙はそれぞれの解釈へと 流れ落ちていく 置いていかれることも なくなる 風に崩れた服を直して 明日からまた 無数の顔の中 新しい仮面をつけて 生きていける

          新しい仮面

          テレビを見ながら

          どこを見ても 同じような グルメ、クイズ番組ばかり テレビの変遷見るだけで この国の姿が どう変わってきたか わかりそう 子どもの時好きだった番組は アメリカ横断ウルトラクイズ クイズダービー 風雲たけし城 マジカル頭脳パワー クイズ100人に聞きました 8時だよ!全員集合! HEY! HEY! HEY! みなさんのおかげです ねるとん紅鯨団 ニュースステーション 平成教育委員会 なるほど・ザ・ワールド あとはキラ星のごときアニメ ドラゴンボール 北斗の拳 聖闘士星矢

          テレビを見ながら

          出口

          いつの間にか 忘れた 本当に好き 風を感じた記憶 変わっていく 自分に軸は あったか なかったか 外部だけが よく見えた 内部すら 外部で なかなか どこにも 辿り着けない ボタンの掛け違い 始まりはどこ 時間にくるまれて 経験は 朧月 気が付けば ここにいた 誰のせい? 堂々巡りな 朧月の下 自分を中心にして 世界はまだ回っている 言葉だけの理解 痛みが必要 痛いのは嫌 経験は 朧月 緩く綿で首を締める 私の私の私の── ひとりはどこまで 行っても ひとり それも知ってる

          父と母

          自己中心性の打破 長いテーマが グルグル 螺旋状に 僕を取り巻く 今日も 罪と罰で 思い出した もう 忘れんなよ そんな声も 極めてもどかしい 父性の手前を 風が吹き抜ける 見えない何か そんなものでしか 帰れない 楽園 進化の果て 理性的な 言葉を手繰って ずれないように 慎重に もうミスは 許されない 同じことを 削るように 細くなる実存 捕まえた 離すな 忘れるな 父と母だけが 最後まで味方だろう あの世から この世から 天と地で 子どもを見守っている 見えない流れとと

          青い線

          少しだけ見える 落としどころに目を向ける 見えない明日を 捕まえようとする 言葉の向こうを 水平線が横切っていく 空も海も青く 息が詰まるほどに青く 白い指で雲を描いては 儚く消えるを 何度見ただろう 波が落ち着くまで 聞こえないふりして 沈んでいく夕陽を数える それでも消えない 私の何かは 空と海の間に 薄く区切りをつけて この世界に繋ぎ止める これでいいと思えるところまで 私の何かは 私の何かを連れていく 青い線の向こうまで