「燃える奴に水をかけるな。燃えない奴に時間をかけるな。」
私は今、「燃える奴」だ。
前回の資料をそのまま使っても支障はないけど、改めて見返してみると変えたいところがある。
今はその修正作業に勤しんでいる。
量も多いので、「楽しい」とか「どうしてもやりたい」という気持ちより「やらなければ」という気持ちの方が大きいけど、せっかくならちゃんといいものを作りたい。
もし今、「ひとりだけ残業も増えてるし、そこそこにして早く切り上げなさい」と水をかけられると、嫌な気分になると思う。
一方で、「燃えない奴」もいる。
お願いしたことを無視して何の反応も返さない。
それなのに自分は周りに相談して他人の時間を奪っているから、「おいっ」とつっこみたくなる。
その人のことを仕事をかわすのがうまいと感心する人もいるけど、かわすべきでないものをかわすのは違うと思う。
去年も、この自分さえ良ければいいという非協力的なスタンスに腹を立てていた。
今年もイラッとしている。
でも、『嫌われる勇気』で「課題の分離」という考えを知ってから、イラっとする自分を変えた方がいいと学んだ。
頼まれたことをしないのも、自分さえ良ければいいと思うのも、その人の課題であって、私の課題ではない。
他人の課題に勝手に腹を立てても仕方ない。
お願いしたことをやってくれない人に期待しても意味がない。
その人がこちらの思い通りに動くように説明したり説得したりお願いしたりする時間がもったいない。
だから今年はそもそもできるだけ頼んでいない。
他の人が頼んだこともやっていないことに腹を立ててしまっているので、私はよっぽどこの人のことが苦手…というか、もう嫌いなんだと思う。
その人は自分に降りかかる仕事を避けられたらいいんだろうし、私は納得いく仕事をしたい。
今は対等な立場だからほっとけばいいけど、もしこの人の上司なら、こういう「燃えない奴」に仕事をさせないといけないんだよな。
人のマネジメントって本当に大変だ。
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