「一生をともにして幸せな気分でいられるような自分を作り出しなさい」
「自分を信じる名言」というテーマで、いくつもの名言を見たけど、だんだん「自分を信じるってどういうことだ?」と分からなくなってきた。
自分を信じることはむしろ必要だと思ってるし、それが自信につながって、そのために心が安定して、自己肯定感も高まり、幸せになれると思っている。
じゃあ、私は自分のことを信じているのか?
信じられていないのか?
考えてみたけど、どっちでもない気がしている。
漫然と生きているということかもしれない。
20代の前半はよく自分のことを考えていたな。
私はこのままでいいのか?
何か変えるべきじゃないのか?
これはこのままでもいいはず。
よし、自分を信じてこの方向性で行こう!
この自分は好きだ。
…と、当時は悩みすぎて落ち込むこともあったけど、あれはあれで有意義な時間だったと思うし、そういう年頃だったんだと思う。
40代になった今、当時に戻ればいいわけではない。
あの頃のように自分のことについてだけ悩む時間はないし、考えるべきことも変わっている。
ただ、「本当にこれでいいのか?」「私は心からこういうことをしたいのか?」とたまに足を止めて考えることは省かなくてもいいと思う。
もしかすると、「本当はやりたくないことをやっている」「私はこういうことをしたいわけじゃない」ということに気づいて、苦しくなることもあるかもしれない。
気づかない方が幸せなこともあるかもしれない。
でも、できることなら自分の心の声は聞けるようにしておきたい。
自分の心を知らないと、「自分を信じる」ことが何なのか分からなくなってしまう。
今はそんな気がしている。
「一生をともにして幸せな気分でいられるような自分を作る」という言葉がしっくりきた。
自分と一生をともにするのは自分だ。
どんなときも幸せな気分でいられるように、常に一緒にいる自分は、自分が好きになれるような人になってほしい。
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