「困難の中に、機会がある」
私はほとんどペーパードライバー。
隣に誰か乗っていれば、ちょっとくらい運転できないこともない。
仕事でも稀に運転しないといけない時があるけど、できるだけ避ける。
運転できる人からすると、「運転したらそれだけ事故の機会が増える。乗らないでいいなら乗りたくない。運転できるのに乗らない人は卑怯だ。」と思う人もいる。
その理屈は分かるけど、どうしても1人で運転するのは怖くて逃げてしまう。
逃げるから上達もしないんだけど。
移動する時は、いつも恋人が運転する。
車も好きなようだし、運転は苦じゃないらしい。
ただ、飲み会の帰りに迎えに行ってあげるとか、眠そうな時に運転を代わってあげるとか、そういうことができないのはもどかしい。
上達するには練習するしかないけど、彼の車を運転するのは、傷でもつけたらショック受けるだろうからと遠慮していた。
でも、年末に旅行に行ってレンタカーを使うことになっていたから、私も運転させてもらった。
道が空いていてまっすぐ進むだけのルートだったこともあり、「これなら僕の車も運転できるよ」とお墨付きをもらった。
とはいえ、やっぱり傷をつけたくなくて運転はしていなかった。
先日、恋人が足の手術をした。
入院や退院の時、私は送迎できなかった。
病院がターミナル駅のすぐ隣にあって交通量が多いので、私にはとても無理だった。
平日だったから休めなかったというのもあるけど、そうでなくても役に立たなかった。
情けなかった。
三連休、家でおとなしくしてたけど、やっぱりお出かけすることになった。
松葉杖で歩いてる状態なのに運転できるという。
でも、私に運転させてくれた。
隣で彼が教官を務めてくれたからだけど、無事に行って帰ってきた。
どんどん乗れば、その分上手くなるはずなのに、怖がりの私は逃げてばかり。
必要に迫られないと動かないけど、これはチャンス。
自分の車を買って練習しようかと考えてもいるけど、どっちかしか運転しないんだから、車を2台持つのはもったいない。
今のうちに少しずつ練習だ!
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