立野和浩(エンゲージメントあげなきゃと悩んでいるマネージャー向けに)

●10年間、3万人超、4,000を超える組織の「風土改革」「エンゲージメント向上」に取…

立野和浩(エンゲージメントあげなきゃと悩んでいるマネージャー向けに)

●10年間、3万人超、4,000を超える組織の「風土改革」「エンゲージメント向上」に取り組んできました。 ●国際コーチング連盟ACC ●チームをよくしたい!という思いを応援📣します❣️ ●詳細こちら👉 https://k18o8.hp.peraichi.com/

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【コーチングの学び28】マルシェ でコーチング

3月26日日曜日、少し雨の残る日でしたが、福岡県みやま市(福岡の南部です)の夢マルシェにコーチング にて出店してきました。 なぜ、マルシェ で?となるかと思いますが、これもやってみないとわからないよね的なノリです。 地域をよくしたい!って思っている人へコーチング すれば、その地域はどうなる?仮に、100人と、そういう対話の場があれば、その地域どうなる?って思いがあります。 やったこと(準備) 朝の8時半過ぎに到着。マルシェ自体は11時スタートだし、飲食、物販ではないの

    • YouTube広告に出た話

      とある都内某所のスタジオに向かうため、俺と会社の広報のTさんと近くの駅からタクシーで向かった。Google MAPを見ながら、こっち、あっちと言いながらどうにかたどり着く。実際は、運転手の方には、かなり短い距離で申し訳なかった。 住宅街という感じのところに、そのスタジオはあった。ここだ、ここだと2人で階段をのぼる。 「お疲れ様です。失礼しまーす」 と、ドアを開けて入ると、おやおや大勢のスタッフが。こんなにスタッフの方々がいるのかと。 マジか! スチールの撮影は仕事柄かなり

      • 【エッセイ】なぜ私は千葉ロッテマリーンズのファンなのか

        千葉ロッテマリーンズが好調な時、私の仕事も順調に進みます。昔から、ロッテが勝つと、仕事のストレスもなく、気分も良くなるのです。私にとって、マリーンズよりも「ロッテ」という名前が特別な意味を持っています。おそらく、2024年6月現在で51年間のファン歴を誇っています。そこそこの長さです!ちなみに6月1日現在、11連勝中(明日以降、どうなるかはわかりません)。 福岡出身である私がロッテファンであることを人に話すと、「なぜ千葉ロッテなの?」「千葉に住んでいたの?」「最近?」とよく

        • 「小説 組織風土改革推進委員会」第27話(最終話):加藤さん

           四月一日はどう見てもフレッシュな若者がスーツに身を包み集団で歩いている。昨日の夜から新宿周辺でも多くのそういう方を見かけていた。西新宿ということで、この辺りのホテルで入社式などを行うのだろうか。残念ながら、我々の会社には新入社員は入らなかったが、広報担当の方がキャリア採用された。少しは古賀さんの仕事を軽減できるかと思うとほっとした。 今日は加藤さんが大谷商事の新社長と発表される日だ。加藤さん自身は自分の右腕となる人もいないのではないかと思ったが、もしかしてと三つのことを考え

          「小説 組織風土改革推進委員会」第26話:春は。

           春、三月はまたやってきた。多くの企業において、異動の季節だ。そう、せわしく、何かしら噂が噂を呼ぶような季節である。気に留めずにいても、そんな場にいると気持ちが巻き込まれるものである。しかし、今は全くそんな場にはいなかった。一年前はこんな気持ちでなかった。  既に俺たちの会社、オルガナイズゲート社も設立して二ヶ月が経っていた。組織自体を可視化することから始まるという意味でこの社名となっていた。但し、社名が長いので、初めからオルガさんと呼ばれることが多かった。まあ、なかなか覚

          「小説 組織風土改革推進委員会」第25話:新会社

           今日から研修だ。これから一ヶ月、午後は毎日新宿にあるマイケルジャパンの研修センターに集まることとなった。月曜日、十四時に新宿西口のアイランドビルに皆、集合した。  三社とも急な辞令だったことから、集まることができるのは約四十名のうち、半分ほどかなと思っていたが全員集合していた。但し、しばらくは準備室と、それぞれの会社の今の仕事との二足の草鞋となる方が多いことを、うっすらと加藤さんから聞いていた。スタートは、まずは顔を覚えることからだ。  研修前の最初の挨拶は、大谷商事の

          「小説 組織風土改革推進委員会」第24話:人事異動

           十月一日、急な異動が言い渡された。本来ならば一ヶ月前の内示が通常であったが、十月十日付で「新事業会社準備室」に異動ということだ。そこに自分の名前があがっていた。「新事業会社準備室」とはなんであろう?いままでやってきた、新たな改革、マイケル、大谷商事との次の動き、組織風土改革推進委員会はどうなるのだろう?  十月一日、その日は、朝九時に加藤さんから会議室に呼ばれた。 「村田さん、ちょっといいかな」 という軽い感じであった。いつもと同じ雰囲気で、空いていた会議室に入っていった

          「小説 組織風土改革推進委員会」第23話:三社合同役員層ワークショップ(二)

           九月の頭の土曜日、マイケルジャパンのミーティングホールに役員層が集まってきた。晴れ渡った天気で本当ならばゴルフや家族サービスの予定が入っていただろうが、今回のみ土曜日開催となった。まだまだ真夏と変わらない、三十度を超える日が続いていた。カジュアルな姿での場であったが、表情からは、「これから三社で何をやるんだ」という顔持ちの役員や、「この暑い日に・・・・・・」といった顔色の方も多くいたように感じた。  役員、三十名は、マイケルジャパンのちょっとお洒落なミーティングホールに集

          「小説 組織風土改革推進委員会」第23話:三社合同役員層ワークショップ(二)

          「小説 組織風土改革推進委員会」第22話:三社合同役員層ワークショップ(一) 

           課長層ミーティングのサマリーも完成した。実作業は、各社の人事部門が請け負うことで進んだ。途中、確認依頼があったが、ポイントをおさえた内容となっていた。 三社合同課長層ワークショップの目的と全体スケジュール · 課長層自身の当初の期待 · 課長層自身のワークショップ終えての感想 · 課長層からの今後についてのコミットメント · 各社から見たコメント一覧と、今後について  サマリーを見ながら、加藤さんがたずねた。 「二人を見ていてどうでした?」 「いや、実は大谷商事さんも

          「小説 組織風土改革推進委員会」第22話:三社合同役員層ワークショップ(一) 

          「小説 組織風土改革推進委員会」第21話:三社合同課長層ワークショップ

           三社合同という、初めての大研修イベントであった。というか、本気のワークショップイベントであった。イベントと言ってしまうのはおかしいが、みんなで議論、検討してきた熱いものであった。ここに、まだ初々しくも見える三十歳ジャストの課長、少し老け顔の課長、いかにもスタートアップの社長かというスタイルで髭を蓄えた課長。いろんな方々が集合してきた。 もう朝の電車に乗る前から汗をかきまくっていたのではないかという、少し大柄の男性も走って十時ジャストにホールに飛び込んできた。こういう人は、一

          「小説 組織風土改革推進委員会」第21話:三社合同課長層ワークショップ

          「小説 組織風土改革推進委員会」第20話:連絡  

           六月三日の三社での全体ミーティングはあっという間に終わった。みんな考えている方向はほぼ同じであった。ひとまず、課長層ミーティングについて連絡内容を検討し、文案まで作成した。 件名:課長層ワークショップについてのご案内 各位 六月三日に行われた三社合同の全体事務局ミーティングは、迅速に終了しました。七月以降の課長層ミーティングについて以下の点を決定いたしました。 日時: 第一回:七月四日(木)十時~十八時 第二回:七月十一日(木) 場所: 両回とも大谷商事Aホール

          「小説 組織風土改革推進委員会」第19話:根回し

           五月末、今日は最終日の三十一日、俺は加藤さん含めた全体ミーティングだった。もうすでに東京は真夏日続きの毎日でそろそろ雨が恋しかった。朝、歩いているとそうでもないのだが、会社に到着すると、なんだか、じわっと汗が噴き出てくる。まだエアコンが効いておらず、室温が高いため、皆、席に着くなり、パソコンをONにしたとたんに、うちわや扇子であおいでいる。そして、段々、上着を着ることもなく、シャツも半袖の社員が多くなっていた。  今日の全体ミーティングでは三つのワーキンググループの共有と

          「小説 組織風土改革推進委員会」第18話:第二回ミーティング。アジェンダ案

           五月二十九日、三つのワーキンググループは、ともに二回目のミーティングをオンライン開催した。   組織風土WGは、三社の組織課題の解決方法として、三社の課長層、三社の役員層によるワークの開催を提言していた。本日は、実際のアジェンダを仮でも作っていこうということとなっていた。今日のファシリテーターは大谷商事の古賀さんであった。古賀さんは、ショートカットで小柄な顔立ちで、意志の強い方に見えた。特に、一回目のミーティングでも提言していたが、役員層の合宿的なワーク開催に思いが強いよ

          「小説 組織風土改革推進委員会」第18話:第二回ミーティング。アジェンダ案

          「小説 組織風土改革推進委員会」第17話:第一回WGミーティング。組織課題は?

           大谷商事でのキックオフミーティングから一週間がたっていた。その間に、既に、八木沢、荻野とは、再度、我々の捉える組織課題について話し合っていた。また、他のメンバーとも共有し、意見交換していた。 【当社の課題】 中長期の視点から、既存事業を再構築したり、新事業を生み出していく主体性を持つ社員を増やしていく その為に、会社全体に挑戦する風土を醸成する その為に、心理的安全性の高いチームで価値を生み出す仕掛けづくりが必要  まだまだやるべきことはたくさんあり、これだけやれ

          「小説 組織風土改革推進委員会」第17話:第一回WGミーティング。組織課題は?

          「小説 組織風土改革推進委員会」第16話:キックオフミーティング

           晴れ渡る月曜日、三社の協働ミーティングが開催となった。我々のメンバーは東中野の本社に集合して、午前中に簡単に、本日の打ち合わせを終えて、十四時からのミーティングへと出た。  大谷商事は四谷にあり、ドアtoドアでも、総武線で二十五分も要しない。みんな揃って、ダークスーツでネクタイ締めて、このイエローカラーの電車に乗るのも変な感じである。まあ、初回ということで、いつもはしないネクタイをしているようだ。この日は、やけに暑く感じた。加藤さんを含めて八人での訪問だが、人事部の人材育

          「小説 組織風土改革推進委員会」第16話:キックオフミーティング

          「小説 組織風土改革推進委員会」第15話:三社間協働プロジェクト

           五月の連休明けのみんなの顔はそれぞれであった。家族サービスで疲れたという感じの香取、沖縄でマリンスポーツエンジョイしてきた真っ黒な顔の八木沢、ゆっくりと連休期間は読書で過ごしたという青山。荻野はさらに有給休暇プラス二日で友人たちとまだハワイにいるそうだ。確かに少し連休から日程ずらした方が少しでも旅行代金は安くなるし、せっかくだからあと二日は彼にとって正解である。単身赴任の俺は自宅のある福岡に帰り、まあ、家族に気を使いながらの休みだった。どうしても日頃いない男が、五日間も家の

          「小説 組織風土改革推進委員会」第15話:三社間協働プロジェクト