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アフターコロナの観光業について

日本の観光業や飲食業についての現状

新型コロナの影響で、日本の観光業と飲食業は壊滅的な打撃を受けましたが、2022年10月頃よりインバウンドの外国人観光客が徐々に戻りつつあります。
一方で、旅行業に関しては従来型の店頭販売に頼った形の旅行業に関してはかなり淘汰されましたし、飲食業に関しても感染症対策の取れない食事を提供するお店や、夜21時以降にお酒やサービスを中心に提供するお店に関しては、かなり営業状況が厳しくなりましたし、長年この業界にいる人間の立場から見て今後もしんどくなるだろうって感じます。

今後も同じような感染症は起こりえるのか

正直、たまたま今回が新型コロナウィルスでしたが、個人的には同じような、又は似たような感染症が今後も発生する可能性は非常に高いって感じますし、感染症対策の出来るお店でなければ、アフターコロナの世の中では厳しくなると思いますし、営業形態に関しても多角経営が出来なければ非常に厳しくなるのでは無いかなって感じます。

日本のサービス業のGDPの割合は

約22%で日本のGDPが550兆円であることを考えると約120兆円、しかもこの分野に関しては、今後他の産業に比べて成長力が非常に高いと考えられております。その一方で、サービス業が成長産業であるにも関わらず宿泊業や運輸業を中心に2023年に入ってから人手不足が言われております。

観光業や飲食業人手不足に対して感じる事

長年この業界を見ていて個人的に感じる事は、コロナ渦でも一部の大手旅行業で助成金の過請求が行われる等、コンプライアンスに対する意識が会社も就業している従業員に関しても不足していると感じますし、実際に働く立場となれば、最低限のコンプライアンスを護れない業界や企業に就業したいかを問われれば、正直非常に難しいのでは無いかなって私は感じます。

長年この業界にいて疑問に思う事

世間からみて一流って言われる企業で、学生さんにも人気があり、上場している企業であっても、収益性に問題がある、あるいは企業として、中にいる従業員のコンプライアンスに対しての意識や認識に問題があれば、働きたいと感じる人間の数は当然限られてきますし、現状の日本の観光業や飲食業の多くの企業でこうした問題が現実的に発生していると思います。
また、観光業、飲食業の業界の常識について、私は個人的には昔からものすごく疑問を感じています。
業界の常識が世間の常識とは違って当たり前って考え方が、この業界の私は一番の悪習であると思いますし、その部分を改善し、世間的な常識を受け入れないとサービス業に関しては、今後伸び悩むだろうと個人的には感じています。

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