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観光立国日本に対して現場目線で感じる事

何故、海外のOTAに対して日本の旅行業法を適用しないのか?

※写真はKNTさんのサイトより引用

外国の旅行サイトに関して、現状では日本の旅行業登録が必要無く、海外基準でビジネスしている企業が一部にあり、現場サイドとしては非常に迷惑しています。

見ていて感じるのは、安いってそれなりに理由が有る訳で、値段だけのビジネスって必要な保障制度が無い事の裏返しでも有ります。

一昨日、有る大手旅行会社の営業さんとお話をしていましたが、改めて感じたのが値段を安くする事自体は悪い事では無いけど、最低限トラブルの際に対処できる部分のお金に関してカットすべきでは無いと思いますし、トラブルに際して、日本の旅行業社に対して、観光庁は非常に厳しい対応をするのに対して、一部の海外の旅行社に対して日本の旅行業法を適用しないのは旅行者の立場になれば非常に厳しい物があると思います。

日本の観光業の現状を考えた場合

観光に関して、日本の伸びに関して言えばG7の先進国の中でも実はトップです。ただし、現場サイドから見て感じるのは、ええ加減、外国の旅行サイトに対する日本の旅行業務規程の適用義務化と、1部の国や地域に対するVISA要件の厳格化、留学生に対する優遇条件の廃止が必要って感じます。

観光業が日本の基幹産業に発展しつつある事に対して働く人間の為の環境の整備が追い付いていない



一方で、外国人の労働者や学生さんに対するサラリーキャップや労働時間の制限があり、1部の学生さんに関してはかなり困窮されている方が居るのも事実ですから、ある程度緩和が必要って見ていて感じます。

現場サイドで最近肌で感じるのは、近い将来日本の観光業自体は間違い無く日本の基幹産業に成長するって感じますけど、従業員の数が足りないのと、大学や専門学校での教育カリキュラムに関して、必要な教育がかなり不足している。また、従業員の労働条件に関して、整備が必要だし、正直今の労働条件で若い方が働きたいか?って話になれば、厳しいって感じます。

私自身が現場で働いていて感じる事



何だかんだで、今の会社に関しては、休みを充分にいただいておりますし、仕事に関して言えば、確かに業務的な部分で個人的にはある程度業務を整備したり業務の効率化が必要って感じますけど、一方で自分自身のビジネススキルアップに必要な仕事を与えて頂けているのは事実です。

色々な考え方が有るとは思いますけど、会社で生き残るには私のような不器用な人間には、自分自身の業務遂行能力を磨く以外に方法が無いって感じますし、休みに関して言えば、身体を休める事、家用事をする事、それ以外に自分自身のビジネススキルを磨く事って、3つの意味合いがあり、単純に休みを休みって考えていては、ビジネススキルも頂けるお給与も増えないのがサラリーマンの現実ですし、給与を増やしたければ自分自身で考えて行動するしか無いです。

単純に労働時間や要件を守る事はルールを守るって意味合いで確かに大事な事とは思いますけど、一方で業務のスキルを上げなければ、ビジネスマンで有れば給与が増える事は100%無いって感じます。

個人的には、転職する事自体人それぞれの考え方とは思いますけど、一方で自分自身の仕事が外部で通用するかどうか?を意識しながら仕事する事自体は非常に大事とは思いますし、何歳になろうが外で仕事が出来る技術だけは磨く必要があるって感じます。

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