自然やアート | tate60

自然やアートなどについて書いてみたいと思います。

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最近の記事

快晴の日本百名山•大菩薩嶺&やまと天目山温泉♨️ | やっぱり山と温泉は最高!

2024年5月18日 前から行きたいと思っていた大菩薩嶺についに行けた。実際に行って評判通りの素晴らしさに納得。 クルマでも電車バスでも行けるアクセスの良さ、富士山と南アルプスの絶景、 日帰りで登山後に温泉♨️にも入れる。 実際に歩くのは4時間弱くらい。 上日川峠=ロッヂ長兵衛 →福ちゃん荘=唐松尾根分岐(唐松尾根方面へ) →雷岩 →大菩薩嶺 →雷岩に戻る →大菩薩峠=介山荘 →福ちゃん荘=唐松尾根分岐 →上日川峠=ロッヂ長兵衛。 逆に回る歩き方もあるが、雷岩から大菩薩

    • 雪舟伝説@京都国立博物館 | 天橋立図の謎

      2024年5月5日 この特別展は、京博こと、京都国立博物館でしかやらない特別展とのこと。 ラッキーなことに奈良の妻の実家に行ったついでに行ける。 この煉瓦作りの洋風建築は京博のシンボル、明治古都館とのことで、1897年に「帝国京都博物館」として開館した由。 建築がすすめられた当初は、古都・京都に洋風の建物は似合わないという反対もあったらしいが、さすが京都、さすが国立博物館と感じた。 残念ながら現在は免震改修工事中で中には入れなかったが。 雪舟のことはほとんど知らないが、先

      • アサヒグループ大山崎山荘美術館 | ずっといたくなる場所

        2024年5月2日 昨年に引き続きGWは奈良の妻の実家で過ごすことに。 新幹線を京都で降りて、実家に行く前に、まずはJRに乗り山崎で降りて、大山崎山荘美術館へ。 公式HPにある歴史(以下)を読むと、 今の時代にこの美しい遺産を残してくれたアサヒビールよ、偉い、よくやってくれた、ありがとう、という気分になる。 ++++++++++++++++++++++++ アサヒグループ大山崎山荘美術館は、京都府大山崎町、天王山の南麓にあります。約5500坪の庭園のなか、英国風山荘である

        • 陣馬山から景信山へのミニ縦走

          2024年4月28日 亡くなった母の四十九日の法要と納骨も無事終わり、これできちんと見送りすることが出来たかな、と安堵して肩の荷が下りた。 やっと本当の意味で日常生活に戻った気がする。 今年の夏の登山に備えて足腰を強化しなければと、まずは近場のミニ縦走に出かけることにした。 JRの高尾駅からバスで陣馬高原下へ。 8:45発のバスを待つ人は長蛇の列で、結局、2台バスが増便になった。 混んでる時は増便してくれるみたいだ。 陣馬山(じんばさん)が一番高く、そこから景信山(かげ

        快晴の日本百名山•大菩薩嶺&やまと天目山温泉♨️ | やっぱり山と温泉は最高!

          長沢芦雪展 | 東京にも来て欲しかった | 西條奈加の「ごんたくれ」は超オススメ

          2024年4月3日 昨年秋に放送された日曜美術館を眺めていて、思わず引き込まれるように目が止まってしまったのが長沢芦雪。 今までその名前を聞いたことがなく、恥ずかしい限りだが、絵にすごい力があって引きずり込まれてしまう感じ。 どこで観れるのかと思ったら、大阪の中之島美術館とのこと。 この美術館にはずっと行ってみたいと思っているが、会期中には大阪まで行けそうにない。 大阪の後は? 東京ではいつ観れるのか? 調べたら次は九州。 で、終わりらしい。 東京には巡回してこないよ

          長沢芦雪展 | 東京にも来て欲しかった | 西條奈加の「ごんたくれ」は超オススメ

          箱根で湯治♨️@ホテルおくゆもと

          2024年3月16日 無事に母の葬儀まで終えた。 忌引休暇中にペンディングにしてしまっていた仕事も最低限片付けた。 やっと、ボーッと出来る。 ということで、この前は岡田美術館の足湯だけだったが、今回は贅沢に庭園露天風呂付きの部屋で日常を離れてボーッとすることにした。 ホテルおくゆもとは小田原厚木道路から箱根新道に入って最初の須雲川ICで降りてすぐなので、渋滞地域も回避出来て便利。 チェックインの15:00ドンピシャに着いて、翌日11:00のチェックアウトまでとにかく部屋

          箱根で湯治♨️@ホテルおくゆもと

          箱根・岡田美術館 | 美しいものを見た後は足湯♨️でゆったり

          2024年3月2日 91歳の母が逝去した。 老衰による幸せな大往生だったので、悲しみはなく、むしろこういう最期で良かったという気分なのだが、しばらく落ち着かない日々が続いてきたため、ちょっと疲れたのでひと息つきたいなと。 まだまだいろいろやることはたくさんあるのだが、ちょっと気分を変えたい。 日常とは違うところに行きたい。 美しいものを見たい。 ということで、ウチからクルマで1時間半の箱根の岡田美術館に行くことにした。 箱根と言えば、ポーラ美術館が一番のお気に入り だが、

          箱根・岡田美術館 | 美しいものを見た後は足湯♨️でゆったり

          景観に溶け込む美術館 | 日経新聞

          先日2月10日土曜の日経新聞のプラス1に、とても良い特集がありました。 以下に引用させていただきます。 1位は箱根のポーラ美術館。 冒頭の写真は入り口のところです。 この入り口に来ると、毎回、やっぱりこの美術館はカッコいいな、と思います。 ここは美術館の横にある「森の遊歩道」も素晴らしいですよね。 来た時は、必ず散策して鳥の鳴き声に耳を傾けて楽しんでいます。 2位は小田原の江之浦測候所。 ここも先日初めて行きましたが、大のお気に入り。 江之浦測候所については、先日、私

          景観に溶け込む美術館 | 日経新聞

          日本三景・宮島② | 静かな神々の島 | 泊まって良かった

          2023年1月6日 前回から続く。 朝はまず温泉♨️に入ってゆったりしてから、6:30スタートの朝のガイドツアーに参加しました。 昨晩の夜景を眺めながらのツアーも良かったけど、朝もなんとも清々しくて、朝焼けの余韻がまだ残っている静寂の中で鳥の声が聞こえて、とても良かったです。 厳島神社は、推古天皇元年(593)、佐伯鞍職(さえきくらもと)によりご創建と伝えられているとのことですが、原始宗教のなごりで、島全体が神の島として崇められていたので、社を建てて神様である陸地を傷つ

          日本三景・宮島② | 静かな神々の島 | 泊まって良かった

          日本三景・宮島① | 静かな神々の島 | 泊まって良かった

          2024年1月5日 日本三景。 天橋立と松島は行けたので、残るは宮島。 ということで、2泊3日で出かけることに。 宮島は広島から日帰りでも十分行けるが、泊まって夜と朝の静かな宮島を味わうのが良い、という外国人ツーリストの方の言葉に従うことにしてみました。 大正解でした! 朝ちょっと仕事してから家を出て、新幹線で広島に着きJRに乗り換えて宮島口へ。 そこからフェリーに乗った頃にはすでに夕陽が綺麗な時間帯になってました。 お迎えのバスに乗せていただいて、今夜のお宿、宮島グ

          日本三景・宮島① | 静かな神々の島 | 泊まって良かった

          角川武蔵野ミュージアム | 本棚劇場に惹かれて

          2024年1月2日 ずっと行ってみたいと思っていたところ。 やっと行けました。 まずこの眺めがとても美しくて飽きない。 さらに、ふと目の前の本に目を向けて、図書館のように、気になる本を手に取ってパラパラとページをめくっていたりするのも楽しくて、なかなか動けない。 なんとも居心地の良い空間。 このスペースだけで20,000冊の本があるらしい。 プロジェクトマッピングの動画は撮影禁止で、この写真だけではなんとも説明出来ませんが、本棚が燃え始めたり、滝が流れたり、上の写真は

          角川武蔵野ミュージアム | 本棚劇場に惹かれて

          PERFECT DAYS | 一年を締めくくるには最高の映画だった

          2023年12月30日 一年を締めくくるには最高の映画だった。 セリフが極端に少ない、映像が非常に美しい、音楽がとても印象に残る、その結果なのか、余韻があって後を引く。 主人公の平山さんにまた会いたくなる。 そんな映画でした、 というか、いまだに余韻が残っていて、また観に行きたい、と思っているので、 過去形ではなく現在形の、 そんな映画です、 という気分。 この曲が流れている時の平山さんの表情がなんとも深くて、役所広司ってもともと好きだから公開されてすぐに観に行ったんで

          PERFECT DAYS | 一年を締めくくるには最高の映画だった

          小田原文化財団 江之浦測候所② | 自然とアートの融合

          2023年12月16日 前回からのつづき。 一年で最も日照の短い冬至は、一年の終点でありまた起点。 この特別な日は死と再生の節目として世界の古代文明で祀られてきたそうです。 この施設は、日が昇り季節が巡ることを人類が意識した古い記憶を蘇らせるために構想されたとのことです。 冬至の朝、相模湾から昇る陽光は70メートルの隧道を貫き、対面して置かれた巨石を照らし出す、のだそうです。 冬至の朝、ここにいて陽光を拝みたいですよね。 隧道の中ほどにある採光のための井戸。 とても幻

          小田原文化財団 江之浦測候所② | 自然とアートの融合

          小田原文化財団 江之裏測候所① | 自然とアートの融合

          2023年12月16日 やっと行けました。 2022年7月に放映されたNHKの日曜美術館を観て、ここは是非行きたい、と思ってからずいぶん時間が経ってしまいました。 江之浦測候所ってすごいな、 設立者の杉本博司さんってすごいな、と。 行けて良かった! そしてまた行きたい、 次に行ったらもっと違う感想になるはず。 そんなところです。 室町時代に建てられた鎌倉の明月院の正門。 これが関東大震災で半壊、建築家で茶人の仰木魯堂(おうぎろどう)に引き取られ、解体保存されたもの

          小田原文化財団 江之裏測候所① | 自然とアートの融合

          城崎温泉にて② | 自然が生んだアート・玄武洞

           前回からの続き。 今日も快晴。 もっとのんびりしていたいのですが、そろそろチェックアウトの時間。 緑風閣のみなさん、お世話になりました。 大満足のお宿でした。 10時前にチェックアウトして城崎観光へ。 大田垣さんは、あの有名なクロヨンダム(黒部ダム)を建設した関西電力の当時の社長を務められた方。その時に使われていたロープウェイを御自身が生まれ育った城崎に、と発案され、関西電力のバックアップの下に出来たのが、この城崎温泉ロープウェイなのだそうです。 以前、立山に登り

          城崎温泉にて② | 自然が生んだアート・玄武洞

          城崎温泉にて① | カニ王国

          城の崎にて、という志賀直哉の小説の題名になんとなく憧れてました。 今回初めて行ってきました。 小説の方は、今回読んでみようかと一瞬思いましたが、結局読まず仕舞い。 金曜の朝だけ家で仕事をして、急いで新幹線に飛び乗り、13:00に京都で関西在住の妻の両親と待ち合わせて、レンタカーで高速を飛ばして城崎温泉へ。 なんとか16:00過ぎに、緑風閣にチェックイン。 本当は15:00に着いて温泉をもっと楽しみたいところでしたが、京都縦貫道は途中から一車線で追い越し出来ないので3時間弱

          城崎温泉にて① | カニ王国