映画の好き嫌いを自由に言う権利と尊重のハナシ

自分がTwitterで映画垢を立ち上げ映画のレビューを投稿するようになって2年近くが立とうとしている。例えそれが面白くてもつまらなくても自分が思った感想を正直に呟くスタイルの自分の元には時としてこんなコメントがくる。 
 「この作品面白かったですよ」
「そんな酷評してこの映画を好きな人が貴方の感想をみたら傷つくでしょ」
「この映画を好きな人に配慮して酷評するのをやめたら?」
こう言ってくる人達の気持ちも理解出来なくはない。だがこの意見に対して反論させて頂くとそもそも自分も含めて映画垢を作ってまでSNSで映画の感想を投稿する人達は自分が感じた映画に対する思いをたくさんの人達に発信したくて映画垢を続けているはずだ。結局の所それは全部自分の自己満足の為の記録な訳で。となればそれが作品に対してプラスになる発言でもマイナスになる発言でも正直に書くのは自分の為の記録として致し方ない事だ。自分の感想に嘘をついてまで映画垢を続ける必要は自分はないと思ってるしそんな映画垢ならいらないとも思っている。映画に対するネガティブな意見は絶対言っちゃいけないなんて事は映画を好きな人間同士で映画を語り合う上でも問題だとも思う。
ただ映画の感想を自由に言う上でやらない方が良いんじゃ?と個人的に思う部分もある。例えば
「この映画を好きって言ってる人は~」的な作品ではなくその作品の感想を述べた人をディスったり攻撃したと取られそうな言い回しだ。ただ罵倒するだけでなくなんでどこがダメだと思ったのか読み手にちゃんと伝わる努力をする事も反発を避ける上で大事な要素だとも思っている。
が、なにも映画の感想を語る上で守るべきマナーはこれだけではないと自分は思っていて今上げた例とは逆のパターンでこの映画面白かったな好きだなって言ってる人の所に
「これそんなに面白かったですか?」
「この映画よりこっちの方が面白い」
「自分はこの映画は嫌い。つまらない」
ってわざわざコメントしにこられるのも正直に言えばウザすぎる「笑」
あくまでも自分の中だけの経験になるがこういう事をやる人に限って上記の様な事で怒ってきたりそれをこちらが遠回しにやんわり指摘しても「自分には信念がある」とか言ってきたりする人が多い。個人的に自分の投稿内で自分の本音を語るのは自由だが自分とは意見が違う人の所にいちいちツッコミを入れに言って相手を不快にさせる事も尊重する事だと勘違いしている人が多い気がするがそれはただのマウント行為だ。勿論相手との信頼関係によっては例外もあるし言い回しに問題が無ければ互いの異なる意見が映画を語る事を面白くさせる事もある。ただ基本的には自分とは意見が違う呟きをみてもこの人はこう思ったんだなっていう程度でスルーして後は「貴方もそう思ったの?自分もだよ!」っていう会話だけで盛り上がるのが一番楽しいしそれが一番平和的な尊重の形だと個人的には思っている。どちらにせよ自分が好きな物を語るためになにかを蹴落とそうとする人って自分は心底嫌いだ笑

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