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胸中の手記 5月16日 オセロ

5月16日 木曜日 曇りと強い風

目が覚めて顔を洗ってパッパと化粧して割り箸と遊んでいるわたしの子どもの代理と遊んで服を着替えて洗濯機を回して鍵と財布と支払いの紙を二枚持って、
玄関を出て階段を下りて道を走って風に当たって立ち止まって空を見た。

「大丈夫だわたしの中には、わたし以外の人もいる。」

コンビニに行って支払って、郵便局に行って、行く途中の公園のベンチで熱心に本を読んでいる日焼けして真っ黒の老紳士いて立ち止まって、公園に立ち並ぶ樹木を見た。

また走って郵便局に行って書類受け取って買い物に行って、今月は、今月は。

そんな日々が愛おしいのは、心では引っ繰り返せば哀しくもなる表と裏です。

難しいです……。