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不調を楽しむ

なにがあったわけでもないけど、冬になると徐々にエネルギーが低下していくのが分かる。

ゆっくり下がっていって、ゼロに近くなる。


とにかく動けない、動きたくない、という感じ。


やらなきゃいけないことも、やりたいこと(ずっと楽しみにしてた予定)もできない。


これって、普通に考えたらただの嫌な出来事…なんだけど、

結構毎年毎年こうなってきて、


この状態が嫌なのか、この状態を早く抜け出したいのか、自分に聞いてみたら、


確かにそのほうがいいに決まっている…ような気もするけど、


なぜか毎年なるこの不調、早く抜け出すでもなく、ゆっくり楽しみたい。


そんな気持ちが出てきた。


無気力、動けない、やる気が出ない、体がだるい、って、一見すごくダメなことに思えるけど、

自分自身の体の自然な波を、否定せずに生きてみたい。という気持ちが強い。


この状態を肯定したい。

で、この状態だからこそ得られるものっていうのも確かにあって、


それを受け取りたい。


これを書いている今も、かなり頭がぼーっとしているんだけど、大事なことだから書いておこうと思った。


何日かしっかり休めば自然に回復する、という感じでもなくて、


ここは、少し長期的なものだと捉えようと思った。


大体11月の終わりごろから、静かに静かに、エネルギーが低下していくのを感じた。


それまでの毎日はすごく楽しくて、毎日充実していたんだけど、


それでも感じたから、これは自然な体の波で、抗おうとしないほうがいい!って、直感で思った。


2、3ヶ月はこの、なるべくエネルギーを使わない省エネモードで生きようかな。と思った。

そう思ったら安心したので、多分自分の体のペースと合っているんだと思う。


とはいえ、やらなきゃいけないことが0にはできないので、


騙し騙し、先延ばせるものは先延ばして、なるべく負荷を少なくてして、その状態をゆっくり長引かせる。

早く直してまたバリバリ動けるように!というのが昔の私の考え方だったけど、


わたしは休みたい、と、心と体と頭が思ってるんだから、

お休みスイッチを入れたまま、数ヶ月を過ごす予定にした。


しっかり数日休んで、そのかわりあとで頑張ろう!!だと、テンションがついていかない。


だから、最低限のことだけやって、(それすらできない日もあるけど)なるべく長く過ごす。


エネルギーが溜まってきたら、勝手に動き出したくなるもんだから、早く元気に!と思って体や心が追いつかないよりも、


まだ休んでいてもいいんだけどもう動きたいから!っていう気持ちで、動き出したい。


動きたくない期の自分を否定したり、そっちを異常な状態として見るのをやめたい。


日本に四季があるような感じで、いろんな状態の自分を、楽しめるような自分でいたい。


だからちょうど3ヶ月くらいは、このだらだらモードで生きてみたい。


そうしかできない…とか、そうなっちゃう…

って気持ちで過ごすより、


同じ状態なら、それを楽しもう!って気持ちのほうが絶対精神的に良い気がする。


季節が巡るように、またこういう時期が巡ってきても、嫌がらずにどーんと構えていたい。


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