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副業とは他力本願である?

以前は転職や起業の道がないか探していましたが、最近は方向性を変えて、定年後の居場所としての副業やボランティアの道がないかを探しています。なぜかって、なかなか良い転職先がマッチングしなかったし、起業したくても確固たるネタがないので。ただ、副業とかボランティアとか言っても、そんなに簡単にマッチするわけではないということが、良く分かってきました。そんな中ですごく思うのが、他力本願だな~ということです。

浄土真宗本願寺派のWebサイトによると、他力本願の”他力”とは『他人の力ではなく、仏の力、阿弥陀仏あみだぶつの慈悲のはたらき』のこと。ここからは自分の勝手な解釈なので全く正確ではないと思いますが、つまり、『はたらき』によって企業側と副業する側のマッチングが取れて何らかの仕事をする、副業にぴったりの気がします。転職ももちろんマッチングであり、副業との共通点では結婚みたいなイメージがありましたけど、転職はその会社の社員になることであり、社員として修行して成就することを目指します。私の考える他力本願とはちょっと違う。

副業の場合、頑張って成功するのは企業側であり、仏や慈悲ではないですが、企業側の『はたらき』によって副業する側は仕事をさせてもらう。仕事をさせてもらうことが、副業する側の本願なんじゃないかと。仕事をさせて”もらう”とは言っても、企業側が優位とか言う意味ではないです。企業という『他力』に対して、副業という『本願』を成就する、感じです。もう少し書くと、ここでいう企業は、副業対象の一企業だけではなく、企業とそのステークホルダーや、企業を取り巻く社会環境という広い意味です。

うーん、やっぱり本来の意味とは違いますね。企業+その周囲=『他力』ではないし『慈悲』でもないし。でも、自分の中では勝手ながらそういう解釈がぴったりしています。
(他力本願について真剣に対峙されている方が読まれたら、間違った解釈をしてしまって不愉快だったかもしれません。副業のイメージを書きたかっただけなので、ご容赦ください。)

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