Shirokuma90

シロクマ君です。 学んだことや、思いついたことなどの忘備録として書きつづります。 日課…

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シロクマ君です。 学んだことや、思いついたことなどの忘備録として書きつづります。 日課は、ヨガ☆気功☆太極拳。 太陽光のもとで行っています。

最近の記事

映画レビュー『戦場にかける橋』1957年第30回アカデミー賞作品!

#戦場にかける橋 #映画感想文 #映画レビュー #戦争映画 もうすでに、あの戦争(アジア太平洋戦争)が終わって、80年にもなろうとしている。戦いの記憶が、忘れられ去られようともしているのではないか。私には過去3名の戦争体験者と話しをした記憶がある。彼らはすべて大正ボーイズ、1920年前後に生まれた人たち。事あるごとに話しを聞いてきた。よく考えてみると、この方々全て中国大陸で戦っていて、もっとも厳しかった南方の島々ではなかったのだ。だからこそ、話してくれたのかもしれない。

    • 光の魔術師『レンブラント』 その生涯と作品について見ていこう!

      #レンブラント #夜警 #バロック絵画 #オランダ絵画 かつてオランダで発行されていた紙幣、その肖像画にもなっているレンブラント。オランダ人の誇りであると同時に、いまなおその作品は光輝いている。代表作の『夜警』は、オランダ国立美術館の目玉であるというより、この作品を展示するためにこの建物を作ったといっても間違いないだろう。 日本人の私にとっても、強烈な力を与えてくれる作品である。光と影が絶妙で、いまにも人物が動き出そうとしているかの錯覚にも陥るようだ。何とも言えない

      • 人体「足の病」人が、生きるうえで大事な足!

        #足の病 #足病医 #介護 #人体 #大規模集団研究 足の痛みとは、古くからの付き合いとなる。中学生の頃、両足のカカトが腫れて、靴を履いては外で歩けなくなった。仕方なく布製の靴のカカト部分を切り落とす。これで何とか歩くことができた。高校生になると、今度は腰の痛み。これもたぶん足から来ていると思うが、激痛となり3ヶ月ほど接骨医へ通った。 腰痛については、それ以降は数年で一度痛みがでる。そのたびに何か防ぐものはないかと探し、今ではタンスに6個ほど腰サポーターが入っている始末。

        • 川遊び、カヌーの面白さとは!その歴史と醍醐味を紹介!

          #川旅 #アウトドア #カヌー #カヤック #野田知佑 私とカヌーとの出会いは、野田知佑の著作「日本の川を旅する」だった。この本を読んで、カヌー(カヤック)の魅力にはまり込む。早稲田大学の英文科を卒業している野田。その文章は軽妙にして、ウィットに満ちていた。これはたぶん野田の言葉に引き込まれたのだろう。 いまにして調べてみると、野田知佑よりさかのぼること124年前にカヌーツーリングの本を著した人物がいた。スコットランド人弁護士のジョン・マグレガー。彼はヨーロッパのあち

        映画レビュー『戦場にかける橋』1957年第30回アカデミー賞作品!

          お酒との付き合い方!大規模研究で分かったこと!

          #アルコール #断酒 #禁酒 #アセトアルデヒド 大学時代の友人にF氏がいる。誰の目から見ても、酒豪だった。このF氏、いったん飲み始めると朝まで飲みつづける人物。そしていつも帰りは「午前さま」。ある日のこと、朝帰りをしてそのまま布団にもぐったという。起きて気づいたらしいが、枕が血で真っ赤に染まっていたようだ。すぐに病院にいって傷口を塗ってもらったという。奥さんからは深酒を注意されたようだが、いまだに変わっていない。 *英国37万人の研究 これは2022年3月に発表されたデ

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          脳の不思議!記憶について、有効な方法とは!

          #記憶 #脳 #記憶法 #脳科学 #認知症 #MCI 子供の頃から「脳」については悩まされつづけてきた。学校へ行くこと自体が嫌だったからだ。行けば、色々と覚えなくてはいけない。これがきわめて苦手だった。とにかく、なんとしても頭に入れる量を減らそうとする。算数での「九九」、これも半分しか覚えなかった。要するに「8 × 3」は、「3 × 8」と同じだから覚えない。記憶しないことと決めた。聞かれれば、頭のなかで逆に考えて言えばいい。そんな調子だった。 記憶について、これほど辛い

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          日本人の道徳律の源泉『武士道』、新渡戸稲造に学ぶ!

          #新渡戸稲造 #武士道 #日本史 #セオドア・ルーズベルト 父方の祖母がいうには、うちは士族の出なんだとか…?祖母は山形の出身、父方の祖父は水戸徳川家につかえていたらしい。士族自体に、どれほどの価値があるのかはわからないが、そうだとすれば、武士としての教養は積んでいたと思われる。 江戸時代の武家社会においては、どこの藩でも学校を備えていた。武士たるもの、一応はその国をおさめる義務がある。学問は不可欠というところだろう。そしてもう一つが心の持ち方だ。人には品性というもの

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          急に『自治会会計』を任された!そんな体験談

          #自治会会計 #体験談 #Excel会計 #エクセル会計 昨年の秋、自治会長が家にやってきて、新役員になってくれと言う。しかしきっぱりと断った。母が介護施設にはいり、自分自身も体調異常が出ているためだ。しばらくすると、中学時代の友人(A氏)がなったという話しを聞いた。 4月に、自治会の総会資料が配られてきた。ざっと眺めていると、何やら懐かしい資料が目にはいる。自分がだいぶ前に作った決算書と予算書。Excelで作ったものだが、いまだに使われている。あのときの苦労が頭に浮かん

          急に『自治会会計』を任された!そんな体験談

          新千円札の顔『北里柴三郎』 窮地を救ったのは誰だったのだろうか?

          #新千円札 #北里柴三郎 #予防医学 #脚気論争 18歳のとき、旅先の青森で交通事故に遭った。後部座席に座っていた私は、車同士の衝突で、吹き飛ばされ、頭でフロントガラスを突き破ったようだ。友人ニ人は、かすり傷程度だったが、私はかなりのダメージを負ってしまった。失神し、気づいたときには、病室で寝ていた。どうも頭蓋骨が丈夫だったため、命は救われたようである。 一週間後に退院。自宅に戻ってから、親が精密検査が必要だという。そこで母が連れていった先は、相模原にあった北里大学病院

          新千円札の顔『北里柴三郎』 窮地を救ったのは誰だったのだろうか?

          映画レビュー『お葬式』伊丹十三が言いたかったこととは?

          #伊丹十三 #映画感想文 #映画レビュー #お葬式 #ネタバレ #宮本信子 私が映画をみるスタンス、それは学びを得るということ、つまり楽しみながら学習するということだ。その意味において、この伊丹十三監督の映画『お葬式』は、かなり影響をあたえてくれたと思っている。 父との死別、従弟(2歳年下)突然の死、大学時代の友人その急死。それぞれ伊丹十三作品での学びをとおして、葬儀に臨んだ記憶がある。 病院での死亡確認から通夜・告別式までの流れは、この作品を通じて、どうあるべきか

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          体験談『はじめての海外旅行』シンガポールの思い出!

          体験談 #海外旅行 #シンガポール 振り返ると、やはりブームに載せられた感じがある。いま考えてもどうして海外?と思えるが、そのときは何の違和感もなかった。そもそもは、家族にも問題があったようだ。父などは毎年海外旅行に行っていたし、それにつられて母までいく始末。そんな環境にいたのだ。 取引先の会社が、海外ツアーを計画しているという。取引額によっては全額その会社が費用を出してくれると言うのだ。こんなチャンスは無いと思うのが普通だろう。旅先は、シンガポールだった。当時の私にはシ

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          日本史『武田信玄』の業績は、家康によって引き継がれていた!

          #武田信玄 #信玄 #日本史 #戦国時代 #歴史 私にとって、信玄といえば「武田節」。友人にも山梨県人が多いということもあるが、はじめて勤めた会社の「社歌」がこの武田節だった。社長もふくめ、山梨県人の多い会社で、バス旅行で一杯入れば、すぐ竹田節が皆の口からでる有様。しかし、なぜか!嫌いではなく、どちらかと言えば共感は持っていた。 歌手の三橋美智也が1961年に発表した楽曲、「武田節」。たちまち大ブームとなり、ミリオンセラーにも達成するほどだった。歌詩の途中で「風林火山」の

          日本史『武田信玄』の業績は、家康によって引き継がれていた!

          Biz 全国に「シャッター通り」が増えつづけている理由とは?

          #シャッター通り #大店法 #シャッター商店街 #規制緩和 #バブル経済崩壊 いまや、どこの駅前を歩いても、見かけるのはシャッターを降ろした店舗。本来なら一番栄えていなければ、おかしいのだが、その流れは未だにおさまっていない。私の住むエリアも、年々シャッターを降ろした商店は増えつづけている。そして更地になったところは、ほとんどコインパーキングとなった。寂しいかぎりである。 どうしてこんなことになったのだろう。その流れは、1990年から始まる。この時いくつかの事態が、日本に

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          医療情報『脂質異常症』 その知識、そして改善方法とは

          #脂質異常症 #医療情報 #健康情報 #脳梗塞 #心筋梗塞 #コレステロール #中性脂肪 3年前のある日、知人で警備員のS氏が仕事中に倒れたという話しが入ってきた。たぶん脳梗塞だったのだろう。一命は取りとめたものの、言葉が話せないという。色々とお世話になっていただけに、なんともやるせない気持ちになった。 実はこのS氏については、だいぶ以前から気になっていたのだ。かなり腹が出ていて、割腹がいいともいえるが、体は大丈夫なのことも気になっていた。ただいつもニコやかで元気が

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          『レオナルド・ダ・ヴィンチ』残した手稿からその偉業を読み解く!

          #画家 #発明家 #科学者 #レオナルドダヴィンチ #ダヴィンチ #ルネッサンス #アルベルティ #パチョーリ  近年、ダヴィンチ作とされた絵画「サルバドール・ムンディー」が見つかり騒然となった。一般の人が持っていたもので、当初13万円の価格がついたそうだ。それがダヴィンチの作品とわかるや、価格は競り上がり、クリスティーズのオークションでは510億円にもなったという。 未だ世界の人々が、ダヴィンチの魅力の前にはひれ伏す。ルーブル美術館でも最も人気のあるのが「モナ・リザ」

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          映画レビュー、ショーン・コネリー主演『小説家を見つけたら』

          #映画レビュー #映画批評 #ショーン・コネリー #小説家を見つけたら #ネタばれ この映画を見ようと思ったのは、好きな俳優ショーン・コネリーが出演していたため。なぜか親しみを覚えていた役者でもあるショーン・コネリー。出演していた作品でいえば「アンタッチャブル」や「ザ・ロック」。この2作はずば抜けて心にとまるものがあった。 彼こそ真の「親父」、そんな思いがいまだにある。スコットランドの労働者出身の家に生まれたコネリー。演技の世界で名をなし、国王からナイトの称号まで

          映画レビュー、ショーン・コネリー主演『小説家を見つけたら』