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※ネタバレ有※初めてのB'zライブが最高だったお話

コロナ禍になる前は、毎週のように全国を飛び回ってライブやイベントや観劇をしておりました。
しかしながら、コロナ禍になりがらっと生活が変わって今ではほとんど行かなくなってしまいましたが、久しぶりに最高のライブ体験をしたので書きたいと思います。


地元の駅に大きな広告が出ていた

ライブに対してコロナ禍もあって情熱をほとんど失ってしまった中、あるとき地元駅に大きくB'zライブの告知の看板が出ておりました。
なんと、地元にあるエコパスタジアムという5万人規模の会場にツアーで回ってきてくれるというものでした。
ライブへの情熱も遠征の気力も失ってしまった自分ですが、電車で数十分の場所になら…とチケットサイトを確認してみました。
すると、9/9・9/10開催のうち、9/10のS席だけ販売をしていたんです。

会社のSlackの音楽関係を話す雑談チャンネルに連番者を募ってみたところ、おじさん2人が手を挙げてくださったので、開催が今週に迫ったギリギリの日程で連番でチケットを購入!

最近はSNSで情報を追うのもすごく大変なので、こうして普段の生活の中で目にすることが出来てよかったです。
駅に広告がなかったら知らなかったで過ごしてしまっていたと思います。

規模が違いすぎる

物販と休憩所がエコパアリーナ

私の地元には5万人規模のエコパスタジアム、1万人規模のエコパアリーナという二つの会場が隣り合っています。
そんな中、B'zさんはエコパスタジアムでライブを行い、隣のエコパアリーナを物販と休憩所にしていました。

エコパスタジアムだけでなく、エコパアリーナまで二日間も貸切ってしまうB'zさんの財力にびっくりしながら午前中に物販に並びました。

こんな快適な物販がいまだかつてあっただろうか…。

9月も中旬になろうとしておりますが、気温は30度を毎日のように超えており、まだまだ暑い日が続いています。
こんな暑い中に外で並ぶのはつらいですが、前述の通り、物販はエコパアリーナ内。
めちゃめちゃ冷房の効いた涼しい空間で、物販もスイスイ列が進んで約30分くらいでグッズ購入をすることができました…!

最終的にレジは屋内であっても最初は屋外に並ぶのがほとんどの中、最初から最後まで冷房の効いた中ですぐに購入が出来てめちゃめちゃ快適でした。

しかも、アリーナの2Fスタンド席は休憩所になっており、飲食物を持ち込んでゆっくりと休めるんです。
まだまだ暑い中なので、冷房の効いた座れるスペースは貴重です。

この毎日の熱さと来場者のことを考えた仕組みづくりが素晴らしかったです。

美味しい屋台飯!

スタジアムの前に広いスペースがあるのですが、そこになんとたくさんの屋台飯やビールなどのドリンクを販売しているスペースが!

他の地域の他のアーティストさんのスタジアムライブは参加したことがあるのですが、屋台が出たりなんだりはなかったので、ライブで屋台がたくさん出ている=フェスかな??と、エコパアリーナの貸切に続いて財力にぶん殴られておりました。

しかも、屋台は全て電子マネー決済のみ。
現金でのやりとりはなかなか大変なので、すっと購入できるのもめちゃめちゃ楽ちんでした。

物販が終わったあとにお肉やドリンクを購入して、エコパアリーナの2Fスタンド席の休憩所でお昼!
エコパスタジアムの周りは徒歩圏内に飲食店が少ないので、特に遠征民の方にはありがたい環境なのではとしみじみしながら美味しいお肉に舌鼓を打っておりました。
購入時にかっこいいステッカーももらったのでどこに貼ろうか悩み中です!

圧巻のライブパフォーマンスとキュートさのギャップ

※このあとセトリのネタバレなどを含みます※
私→スタンド席のステージからみてセンターよりの右側におりました。

喉からCD音源を超えるフィジカルの化身

ライブが始まる前に過去のライブ映像が流れていたのですが、変わらない、むしろそれ以上の歌声がライブが終わる最後の最後まで響き渡っていて圧倒されました…!
楽曲の合間にあるMCでも一切息が上がっていないのにも驚きました!

特にびっくりしたのが、「YES YES YES」の楽曲のパフォーマンスです。

アリーナ席とスタンド席の間がけっこう開けていたので、これはトロッコが来るわね(名推理)なんて開演前に連番者と話していたのですが、

稲葉さんが自らステージから下りてスタジアムの端から端まで歌いながら走りきったんです!Σ(゚Д゚)

息も上がっていないし、歌もまったくぶれることなく…スタジアムの端から端までって400mくらいあるよね…楽曲1曲分のうちに…?と、完全に宇宙猫状態でした…すごすぎます!

めちゃめちゃかわいい稲葉さん(*´ェ`*)

めちゃめちゃ可愛すぎませんか!?(*'ω'*)
こんなに可愛い方だとは知らなくてライブが終わったあと「稲葉さんがかわいい」しか言わないbotになってました…。

開幕の「B'zのLIVE-GYMにようこそー!」のくだりが可愛すぎました…!
稲葉さんと松本さんが「B'zのー」「B'zがー」「B'zはー」と楽しそうに言い合ってて何かよくわからないけどかわいすぎると開幕から秒でギャップにやられました。

開幕からしばらく全身ピンク色のジャケットのお衣装だったのですが、あんなにピンク色を格好いい&可愛く着こなす50代は稲葉さんしかおらん!となってました。
そのあとも、過去のライブTをツギハギされたTシャツ(素敵!)や白ジャケットと衣装チェンジがありましたが、どんなお衣装も着こなすスタイルの良さが眩しかったですね…!

「恋心(KOI-GOKORO)」のパフォーマンス前に、稲葉さんが声を出さずに楽曲の振りをされたんですね。
「言葉にしなくてもみんなわかるよね!」という客席に対しての信頼感が見えてめちゃよかったです!

そんな感じで声は発さずに仕草だけで気持ちが伝わってくる場面が多くてめちゃかわでした(*´ω`*)

楽曲と楽曲の繋ぎが気持ち良すぎる

特に15曲目の「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」から18曲目の「君の中で踊りたい2023」までの怒涛に楽曲が降り注ぐターンは本当に気持ち良く多動しまくりでした!

楽曲と楽曲の繋ぎが自然で、「前の曲が終わっ…この曲きた!」と前の楽曲の熱が冷めやらぬまますっと次の曲が始まるのでノンストップではしゃげました!

しかも16曲目の「ultra soul」→「BAD COMMUNICATION」→「ultra soul」はめちゃめちゃ鳥肌が立ちました……!
「ジョジョの奇妙な冒険」のポルナレフの有名なセリフ「な…何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…」状態でした…「ultra soul」が始まったと思ったら切り替わったことがわからないくらい自然に「BAD COMMUNICATION」になり、また自然に「ultra soul」のラストに戻るんです…( ゚д゚)!
こればかりはCDを聴いているだけでは感じられないライブならではの演出ですよね!

みんなは星、観客との信頼関係

アンコールのときに稲葉さんの「みんなは星みたいにキラキラ輝いている。輝き方は人それぞれ。頑張っていれば誰かがきっとその輝きを見てくれている。人生は一度きりなんだから全力で行こうよ!」という言葉とともに、今回のツアーのコンセプトである「Stars」が響きました。

観客席から見れば、稲葉さんと松本さん、バンドメンバーの皆さん、スタッフの皆さんこそが眩しいくらいの星なんですが、ステージの皆さんからそんな言葉を伝えられてじーんときてしまいました(;_;)

また松本さんからも「これからも新作を作り続けてステージも続けていきたい」という言葉が。
ずっと応援しているファンの皆さんにはこれほど嬉しい言葉はないよなあとさらにじーんと胸打たれました。

前述の通り稲葉さんがステージから下りて観客席に近づいても、お客さんは柵のギリギリまでは行きますが稲葉さんに触れようとしていなかったように見えました。
最近、女性のアーティストの方がフェスで身体を触られたことがニュースになっていた(許されないことです)のが頭によぎったのですが、そのような心配事はB'zとファンの間にはないのだと受け取れました。

お互いに輝ける星だとリスペクトしあっているからこその信頼関係に感じることができた時間でした。

まとめ

長く第一線で活躍されている圧倒的なパフォーマンスに痺れまくった2時間半、最高すぎました!!
夏の暑い半野外の会場で、だんだんと日が落ちて暗くなるあの感じを久しぶりに感じられました。
最後は花火も上がって、もう9月ではありますが、ようやく私の夏が締めくくられたような高揚感と終わるんだという寂しさがありました。
同じ人類と思えない稲葉さん松本さんのパフォーマンスと、何より観客との信頼関係で成り立っている歴史を肌で感じることができて、参加してよかった!と心から思っています。

次のツアーも行きたい!

35周年という記念すべきツアーに、エコパスタジアムを選んでくださりありがとうございました!


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