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『ドラキュラ』が書かれた19世紀後半、細菌の研究が進み、ワクチンによる予防も進歩した。そ…
コレラが流行した19世紀のイギリス。当時伝染病の原因はどうとられていたのだろうか。 丹…
コレラは元々インドの主に下ベンガル地域の風土病だったそうだ。それが1817年、インド全土に…
啓蒙主義と自由主義の観点から、イギリスはユダヤ人問題を「排斥」ではなく「同化」で解決し…
19世紀のイギリスは啓蒙主義の国として、大陸の他のヨーロッパ諸国と比べても、比較的移民に…
『ドラキュラ』が出版された1897年はイギリスのヴィクトリア女王の即位60周年━━ダイヤモン…
丹治愛氏によれば、19世紀末ヴィクトリア朝のイギリスは、外国恐怖症にかかっていたという。それはどういうことなのか。 そしてその時期に出版された『ドラキュラ』というホラー小説が、イギリスを覆っていた外国恐怖症を背景に取り入れているのだともいう。 丹治氏が1997年に出版した『ドラキュラの世紀末』から、それをみてみよう。 イントロダクションとして、「ドラキュラの謎」と「ドラキュラの年は西暦何年か」があり、その次に三つの章がある。 各章にはそれぞれ二つの項があり、外国
『ドラキュラの世紀末』という本を読み返した。著者は丹治愛氏。1997年に東京大学出版会から…