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"50歳からのバイクライフ:スピードと安全のバランスを求めて"

20年前、私は若さと情熱でバイクレースの舞台に立ち、全日本まで駆け上がった。その時のスピードと興奮は今でも忘れられない。
しかし、50歳を迎え、自分の体と心に変化を感じている。
公道でスーパースポーツ1,000ccのエンジンを駆るという夢のような体験も、今やリスクとの戦いでもある。

現在は“趣味”として関わり、主にスピード高めで短時間のツーリングに使用。
法外で危険な一面もある乗り物だが、自分の持つスキルとアドレナリンで軽くやみつきに感覚がある現実。そこに少なからず違和感を感じている。
“生きてる”証であり若さを感じるスポーツライディングだが、フィジカル的にも衰えはある。

人生で、深い関わりのあったオートバイを降りるわけではありません。
この乗り物は素晴らしい物なんです!リスク0か100では無く、現在のままでは交通事故のリスクにつながると感じています。
利便性0・セパレートハンドルで土下座するポジションの車両から、スピードよりも景色や会話を楽しめるバイクライフをおくります。


尖っている魅力

釣りにも海釣り・渓流・ヘラ・ワカサギなど色々あるように、バイクも用途別に排気量やスタイルがあります。
私が所有するバイクのジャンルは「スーパースポーツ」ぶっ飛ばす系。
サーキットで遊んだり、早朝の通行量が少ない時間帯の一般道で“カチッ”と開けるユーザー向け。荷物を積んだり、のんびり景色を楽しむ車両では無い、もちろんゆっくり走ることも出来きますが、姿勢からの疲労感との戦い。

15年前のちょい古モデルで、現在の様に電気制御が装着されるほどのパワーでは無いが、大型自動二輪免許があるからと、初心者がパッと乗るのは無理だろう・・小排気量からステップアップや経験値が必要。
この手のバイクは走り始めのタイヤの特性に気を使ったりと、集中力を持たないと危険・・出発前は全身全霊ささげ跨る。よって普段使い0、高次元のレジャーバイク。


非日常の体験

スロットルを開ければ一瞬で魂が置いていかれるスピードに達します。
仲間数台でツーリングとなると、高い確率でちょっかいかけてくるスポーツカーに遭遇する。相手にしないのが大人!わかっているんですが、突っつかれたら突っつき返してぶっちぎる爽快感・・なんと言うか映画ワイルドスピード!?
いいおじさん達が何やってんだか、反省する過去。
いつだかのニュースでおじさん達のワインディング暴走行為で検挙なんてありましたね、周りから見たらアレと変わりません。安全運転を心がけることが大切だと痛感しています。
またバイクにも煽られ険悪なムードに、超高速で追いかけたら向こうも参ったようで、その後お友達になりました(笑)なんか不思議な体験です。

これから

バイクは私の人生で深く関わる一部であり、降りるつもりはありません。
ただし、新たな章を迎えるには変化が必要です。
安全性と経験を重視し、新しいバイクライフを楽しんでいくことを決意しています。

4月に入り暖かい日が続き、バイクに乗るライダーが多くなり、その姿を見ていいなぁ〜と感じますが、現在の気持ちは変わらなと思う。

私のバイクライフの記事、お読み頂きありがとうございます。




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