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少し真面目な仕事の話

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仕事に役立つかな?って話
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勝手に改編する人

勝手に改編する人

市長のマネジメント能力が低いから、議会と揉める。

という文章がある。

すると

市長は議会をマネジメントする立場にない。

と意見してくる人がいる。

理解力が低いのか、先入観が強いのか、読解力が低いのか、まあ単に頭が悪いんだろう。

市長が議員をマネジメントできないから議会と揉める。

これなら、その意見もわかる。

市長の能力の一つ、マネジメント能力が低いから、議員とのコミュニケーションが

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言論の自由を勝手に都合良く解釈する輩

言論の自由を勝手に都合良く解釈する輩

違法性云々は関係ない。

もしあの場に私がいたら。

例え相手に違法性がなくて、こちらに違法性があったとしても、飛びかかってしまっていたかも知れない。

相手が違法性を認識してなお、それを抑えることが困難なほど、不愉快で怒り心頭になり、我を忘れるような状況を作る、言論の自由があっていいわけがない。

面白おかしく生きたいならそれでいい。そのかわり誰かに成敗されるだけの覚悟を持て。

人前では、撮さ

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それは優しさではないぞ

それは優しさではないぞ

優しさに見える厳しさ

厳しさに見える優しさ

大きな失敗をした。
任せて欲しいと懇願され、任せた仕事で凡ミス。

さて、上司としてどう部下と向き合うか。

もちろんシチュエーションにも、部下の性質にも、ミスが引き起こす損害にもよる。

厳しく叱りつけ、落ち込ませ、発奮させるのか。

優しく言い聞かせ、慰め、反省を促すのか。

優しさに見せかけた無責任さというものもある。

優しく慰め、反省を促し

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景気はいいんだ。へー、ほー、は?

景気はいいんだ。へー、ほー、は?

少なからず私が関与している顧客において、決して景気がいいわけではない。

運送に関しては最悪で、もはや稼げる業種ではなくなり、単に重労働を低賃金でやらなければならない業種に成り下がっている。
それでも、なんとかしようと設備投資や仕事の選択と集中を行い、ギリギリ生き残りをかけて働いている。

介護に関しては、制度改正が制度改悪になっており、「持続可能な」という言葉をうまく使い、高齢者が生きづらい世の

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騙されないぞ

騙されないぞ

主に会社組織におけるティーチングやコーチングの研修を行っているコンサルの先生と知り合った。

私も同じような仕事をやってはいるのだが、ティーチングやコーチングに主眼を置いてコンサルティングを行っているわけではない。

その先生から依頼があり、ティーチングやコーチングとは別に、リスクマネージメントや、人材育成に関することについて研修ができないかということで、月に1回3時間程度の研修の枠を頂いた。

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「○○○○」って言葉に騙されるな

「○○○○」って言葉に騙されるな

よくテレビでも使われるし、役人や政治家も使う言葉。

「持続可能な」ってやつ。

「持続可能な制度の確立」とか、「持続可能な仕組み作り」とか。

その言葉を聞くと、安定的に持続していけるよう、という印象になる。

がしかし、実際のところは違う。

その言葉がでるのは、既にある制度や仕組みに問題があり、今のままでは持続できなくなりそうだ、という背景がある。

ということはだ。

今の制度や仕組みを緊

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利益相反けしからん?

利益相反けしからん?

短めに。

『利益相反』という言葉を以て、犯罪行為とか違反行為と認識してはいけない。

『利益相反取引』を行った=『不正な取引』を行った。

んなわけない。

『利益相反取引』をしたけど、取締役会で、「利益相反にはなるけど別にいいんじゃね」ってなれば問題ない。

行為や取引として、利益相反になるかどうかであって、それ自体が不正ってわけではないぞ。

声高に、「それは利益相反だ!」って言われても、「

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意図的に苦労をさせる

意図的に苦労をさせる

答えはわかっているが、そこに自力で辿り着かせることで、知恵や技術が体に染み付くことがある。

答えがわかっているから、苦労させることなく、知恵や技術を教え、できるようになる。

そしていつしか難題にぶつかり、誰もその難題の答えを知らないとき、

前者で育った人は、いつかの回り道の途中で経験したことがヒントになり、その難題をクリアすることができる。

後者で育った人は、難題に立ち向かう術がなく、でき

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あんた何様?な中小企業診断士

あんた何様?な中小企業診断士

とある複数の介護事業所を持っている法人。
一部の事業所を除いて業績の悪化が著しい。

ということで、中小企業診断士のコンサルに入ってもらったが、どうも業績の向上に繋がる気配を感じないということで、社労士の方から私にお声がかかった。

中小企業診断士の先生に挨拶をし、自己紹介をすると、なんだか上から目線で、「あんたコンサルできるの?」という雰囲気。

事業所の管理者を集めた会議に同席をさせてもらった

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今は丁度グラデーションの真ん中

今は丁度グラデーションの真ん中

社会の常識の変化が凄い。

おそらく、

2000年まで

2000年~多分2030年

2030年~

で常識のカラーが変わる。
常識にも色々あるわけだが、そこは各々が想像すればいい。

例えばだが

個人情報保護の認識がゆるゆる

個人情報保護の認識が高まり、その情報の取り扱いをめぐって様々な問題が出る

個人情報保護の認識は高いが、守る手段よりも知ろうとしたときの手段の方が強く、守ることは不

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企業の使命

企業の使命

雇用の創出

社会貢献

じゃない?

自社だけでなく、取引を通じて相手方の雇用が創出されてもよし。

納税やら消費やら、商品やサービスが生み出す利便性やらいろいろ。

この2つでしか企業の存在意義は表せないと思われ。

あとは企業の特性によって、この2つを様々な表現で細分化したり、よりわかりやすくしたりすればいい。

それが理念だったりするわけだ。

あとは実際に、その企業の使命のために、組織を

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医療法人社団という新しい顧客

医療法人社団という新しい顧客

民間企業、社会福祉法人、特定非営利活動法人の収益改善を含め、職員研修や組織運営のコンサルティングをやってきたわけだが、ここへ来て医療法人社団からのコンサルティングの依頼が来た。
主に、収支改善と管理職の育成の依頼だ。

法人としては初めてのことだし、所謂病院ってやつなので楽しみではあったのだが、やや拍子抜け。
医療法人社団だからといって、困ってることは同じで、特に難題と言うことでもなさそうだ。

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なるほどね。大人の定義がわかったぞ

なるほどね。大人の定義がわかったぞ

年齢的な大人。

しかし、その大人も大きく2つに区分できるそうだ。

『餓鬼』と『大人』

損得勘定、見返りを求め、与えられることを常に求める。
これが『餓鬼』。
人が集まらず、信頼は得られず、人は育たない。

常に与える。
これが『大人』。
人が集まり、信頼され、人が育つ。

大人の中の大人

大人の中の餓鬼

こう区別すれば世の理がよくわかる。

だそうだ。

派遣会社が社会を壊す

派遣会社が社会を壊す

今、社会が壊れかけている。
いや、既に壊れているのかも知れない。

無数に理由はあるが、派遣という仕組みにも原因がある。
派遣にもいろいろあるが、総じて派遣と言い切る。

正規職員として採用されないから、派遣職を行う。

派遣職を行う人が多くいるから、正規職員が増えない。

さてどっち?

コロナ禍。暇をもて余していたので派遣労働をやってみた。
若い派遣の子は、軒並み正規職員を求めていた。
なぜ正

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