新マナー

電車内の過ごし方について。

電車に乗っている時、ほとんどの人がスマホをいじっていることと思う。

私自身もそうだ。

ネットサーフィン、読書、動画視聴、ゲーム……。

なんでもできてしまう魔法の板だ。

さて、電車内でスマホを使う時、私が心がけていることがある。

それは、「ガッツリ傾ける」ということだ。

たとえば、座席の前の吊り革を掴みながらスマホをいじる時。

自分の視線とスマホの画面とを直角にするのがもっとも自然な使い方だと思う。

目線が直角にスマホに突き刺さる、もっとも自然な角度。

自分のスマホを上や下から覗き込むような人はいない。

だが、吊り革を掴んでスマホを操作するとき、その視線は下方に向かいがちだ。

そうすると、視線・スマホの先に、座席に座る他の乗客がいることになる。

これは、スマートフォンのカメラでしっかり捉えることができてしまう。

銃口を向けていることになる。

だから私はガッツリ傾ける。

ジョンガリ・A

銃口を逸らす。


「ガッツリ傾ける」ようにしている。

より丁寧に言うならば「盗撮していないことが伝わるくらい、ガッツリ傾ける」ようにしている。

これが私の中のルールだ。

このマイルールは、私自身が、スマホを向けられた時に強い忌避感を覚えることが原因だ。

不躾に被写体にされることは、誰にとっても愉快なことではないだろう。
しかしこれは不思議な話だ。

原始人はスマホを向けられても何も感じないだろう。

そう考えると、スマートフォンの開発が、新たな不快の開発となっていることになる。


こういう作りになってるのが悪い。

スマホの底面にカメラをつけよう。

カンナの刃を調整する時みたいに使うことにしようよ。

ね?

何が「ね?」かは分からないけれども。

でもあれか。

これだと、上手に撮れてるか分からないか。

今の作りである程度完成されてるんだ。

へー。

素人のちょっとした思いつきじゃやっぱり歯が立たないんだ。

でも、今炎上してるからな。Apple。

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