番外編:J下部ユースがある意味とは?

ここ数年思うこととして、ユースまで辿り着いてもそこからトップチームに上がりやすいところとそうでないところがあるなと。

特にJ1で戦うチームのアカデミーからそのままトップに昇格するケースが年々減っているように感じています。

どういう事かというと、やはりトップチームとしてはどうしても即戦力が欲しいんだなという事。
実際、ユース世代のうちにトップチームの練習に参加する機会はあるが、参加した選手のコメントや周りから見た印象だと全然筋肉量が足りてないなという感じ。
この筋肉量を上げるにはユース世代の間に相当きつい練習をこなす必要があるものの、学業とのバランスもあるため、時間が足りない可能性があると感じている。
実際、トップチームに上がらず大学への進学を選ぶ選手もいると聞くので、そうなってくるとアカデミーの存在意義は、最初からストレートでトップへ昇格させる事をもはや第一優先に上げていないのではと思ったりもする。

最近、三苫選手のケースもあったせいか、大学在学中でのプロ転校というルートも出来つつあるし、そんな中でアカデミーの存在意義やユースの選手たちのモチベーションをどうやって維持向上させていくかが、今後のアカデミーに強く求められていると思う。


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