マンション購入・住み替え記②~引っ越し先は見知らぬ路線~

前回大宮に初めてのマンションを買ったときのことを書きました。
個人的にとても気に入っていたマンションでしたが、都内に引っ越さなければならない事情ができて二年半で住み替えることになりました。本当にいま思い出しても不本意で仕方ありません、、、

最初のマンションを買うときは自分でいろいろ調べて気にいる物件を探しましたが、このときの買い替えは私の本意ではなかったのでマンション探しも熱が入りませんでした。

なので、親が広告を見つけて勧めてきた物件に決めました。日暮里舎人ライナー沿線の、駅徒歩1分の新築マンションです。
前回同様、将来的には親を呼び寄せるつもりだったので70平米の3LDKにしています。
とても残念なことにこちらのマンションにはディスポーザーがついておらず、そのことに私は大きく絶望しました(リビング床暖房と食洗器はついていました)。ディスポーザーの便利さは一度味わってしまうとそれがない生活がとても不便に感じるものです。

上述のとおり、この住み替えに対する私の気持ちは冷めたものでしたが、といってもなにも調べなかったわけではさすがになくて、モモレジさんのブログに取り上げられている記事を読んだりはしました。あまり否定的なことは書かれておらず、価格的にも妥当という内容だったので安堵したのを覚えています。

ものすごくマイナーな路線なのでご存知ない方が多いでしょうが、日暮里舎人ライナーの駅は電車の駅というよりバス停みたいなものです。なので駅前、という概念がないです。

静かで落ち着いていて住みやすい、そういう意見があることは理解していますが、私はうるさくてもお店がたくさんあって娯楽もある街が好きです。そういう私の好みとは正反対の街でした。

そこまで言うならなぜ買ったのか、というご意見あるかと思いますが、都内で私が買える物件なんて限られてるんですよ。大宮の時と比べて支払い総額は1000万円以上増えましたが、買えるのはこれまでの人生で聞いたこともない路線のマンションくらいでした。

実は私、最初のマンションの引渡直後に勤め先をリストラされるという経験をしてまして、終身雇用とかまったく信じていないんです。なので好きでもない物件のローンを定年後まで背負うというのは苦行でしかないので、10~15年くらいで住替えようと心に決めました(なお、リストラは本気でヤバいと思いましたが、かなりブラックだったのでむしろリストラされて1ヶ月で給与アップ&ホワイトの会社に転職決められたのは災い転じて福となす、みたいなかんじでした)

こんなふうにマイナスなことばかり書いてますが、二度目のマンションで良かった点ももちろんあります。
ひとつは、完全なアウトフレーム工法だったということ。家具配置が本当に楽だなと実感しました。
もうひとつは、駅近は正義!ということです。それまで駅距離を気にせずに生きてきましたが、駅から徒歩1分というのは信じられないくらい楽でした。暑い中、寒い中歩かなくていい、どこか出かける時にナビタイムの乗車時間プラス1分で目的地に着く、帰りが遅くなった時夜道で不安な思いをしなくていい。このマンションに住んだことで、もう二度と駅距離のあるマンションに住めない体になってしまいました。

住替え記といいつつ住替えの手続き面についてなにも書いてないですね。次回は住替えの進行状況等について書きたいと思います(つづく)。


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