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【ドラマ感想】猫侍①

先に言っておくがモノホンの猫が侍になるわけではなく、侍が猫を飼う話である。

アベマで無料配信されていたので見ている。2013年のテレビドラマだそうだ。
再生したら直ぐにオープニングが流れた。
アニメ鬼灯の冷徹のオープニング、「ここは地獄♪地獄♪たーのーしーいー地獄♪」みたいなテンション感の曲で楽しくなるぞ。

最近、オープニングを冒頭につけるドラマをあまり見ないから不意を突かれて笑ってしまった。

バイト終わりには猫と繊細な強面侍を摂取しないと死ぬと言う説がある。
かどうかは知らないが最近気温が高くなってきたので水分と猫と侍の補給をしなければ流石にやっていけないと思っていたところだ。

このドラマで猫補給したい方はまずオープニングを瞬きせずにみよう。
肝心の猫様のお姿は後半にならなければ見られない。だからと言ってシークバーを25分あたりに持ってた方はYouTubeで猫様単品動画を見てなさい。

前半猫が登場しなくても北村一輝さん演じる浪人侍、斑目久太郎が猫級の可愛さだから前半もできれば瞬きをしないでほしい。
強面で強そうなのに1人で夜の屋敷に入り込む時、心の中でキャラソン歌っちゃったりする小心者なところが最高にギャップ&萌えなのだ。

(なのだって語尾使うとハム太郎みたいだ)

貧乏な主人公って動機付けしやすいし行動も面白い。例えば序盤、招き猫型の貯金箱を振っているとわずかに入っていた小銭が転がってしまった。隙間に落とした小銭を斑目久太郎が箒で取ろうとしていると家賃を催促しに大家が来る。

お掃除ですか?と言われ動揺する斑目。
恥ずかしい場面である。
そのまま無言で掃き掃除をしているふりをしてやり過ごすが所作がぎこちなさすぎて面白いw


強面が小さな小銭に踊らされてるシーンっていいな、好きだな。少しだけ見たことある危ない刑事でもそんなシーンあったなぁ。今度DVD借りよう。

あと斑目に猫退治を依頼する呉服問屋の佐吉さんの経緯説明が表情豊かすぎてもろ落語だった。めっちゃ良い。
時代劇、そう、猫侍ってジャンルが時代劇なんですよ。父親がいつも見てるイカつい大河ドラマこそが時代劇だ!みたいな固定観念があったから少し驚いた。

時代劇の侍に頼ってくる庶民キャラっていい奴しかいなくてめっちゃ好きになっちゃうんだよなぁ。

猫が可愛いとか自明すぎて猫過激派から引っ掻かれそうなのだが猫が可愛い

猫侍に登場する白猫、玉之丞を見るとうおぉすげぇな猫の演技!猫の演技もこれを粘って撮ってる裏方のスタッフさん達もすごいな!うわぁあとか言ってたら30分間瞬きをする暇がなかった。

これから寝るけど明日起きたら左瞼に玉之丞、右瞼に斑目久太郎が焼き付いてるかもしれんな…

でもいいか、どっちも可愛いから。
あと3日ほどで無料配信期間が終わってしまうので急いで見ないと。それを楽しみにこれからも息をしようと思う。おやすみなさい。


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