「思い出しイライラ癖」をなくす手帳術
もともと、自分の「思い出しイライラ癖」に悩んでいました。
過去の出来事を思い出して、「ほんま腹立つ〜」などと考えて、「こんなふうに言い返してやったらよかった!」とか「今さらやけど本人に言い返したろかな!」とか妄想していた。
これ、時間とエネルギーの無駄遣い!本当に、我ながら、早くどうにかしたかった!!
この「思い出しイライラ癖」を、手帳であっさり解消できたので紹介します。
1.手帳に「ゴミ箱ページ」をつくる
まず、手帳のフリーページの見開き1ページ分を「ゴミ箱ページ」にする。
私は「ほぼ日手帳 カズン」を使っているので、ほぼ日手帳の最後の方にあるフリーページをこれに設定しました。
好きなだけ書き殴れるように、見開き1ページ取るのがおすすめです。
そして、そのページの左上に、
『このページに書いたらゴミ箱行き!もう思い出さない!』と記載する。
このページに書いたものは、ゴミ箱に入って、ゴミの日に出されて、燃やされて…もう手元に戻ってこないというイメージをしながら、このページを作ります。
このイメージがめっちゃ大事!
「このページはゴミ箱!!!」と自分の中でイメージをつくる。
2.「思い出しイライラ」が起きた時、その内容を「ゴミ箱ページ」に書き殴る
この時のポイントは2つ。
①「ゴミ箱に捨てる!」とイメージしながら書く。
これは、先ほども書いた通り。このページに対するイメージが大事。
②ちゃんと文章にして、どんな出来事のどの部分にイライラしたのか、明記する。
「腹立つ!」「イライラする!」とかだけじゃなくて、
「○○と言われた!」「本当は○○したかったのに!」と具体的に書くのがオススメ。どの出来事をゴミ箱に捨てるのか、イメージしやすい。
ただし、私が気をつけているのは、「固有名詞は書かない」こと。
ここに人の名前とか書いてしまうと、この手帳自体の取り扱いが怖すぎる!
てことで、気軽に手帳を続けるためにも、固有名詞は書かないのがオススメです。
同じような理由で、「人を傷つける言葉」も書かないことにしています。
シンプルに、どの出来事のどんな部分が、どう嫌だったのか、だけ書く。
3.書き終わったら、読み返さない。
ゴミ箱に捨てたものを、「あ、やっぱりいるかも…」などと思い直して、ゴソゴソ漁って取り返して…とかし始めたら、要らないものも手放せない!
要らないものは、捨てる!
同じように、ここに書いた文章も、「ゴミ箱に捨てた」状態なので、もう読み返さない。視界に入れない。
ここに書いたものは、もう自分のものではない。ゴミ。
ほっといたらそのうちゴミ収集車に回収されてゴミ処理場にいってます。
自分がやってみた効果
これをやってみたら、効果てきめんでした。
今まで何度も思い出していた過去のイライラエピソードを、このページに書いて以降、思い出さなくなった!
なんせ、もうゴミ処理場に行ってくれてるから!
…実際はただ手帳に書いただけなのに、不思議。
やってみてよかったなーと思っている。
ちなみに、「見開き1ページで足りるかな」と思っていたけれど、「思い出しイライラ」をこのページに書き始めて以降、まだ書いていない「過去のイライラエピソード」もあまり思い出さなくなりました。つまり、このページに書く頻度がどんどん下がっています。
そして、たまに「思い出しイライラ」が発生しても、「あ、このエピソードはゴミ箱行きだな。書かねば。」と冷静に俯瞰で見れるように。
かなりおすすめです。
ぜひぜひ、お試しください。
おしまい
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