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「彼」について

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私のヒーローについて。小説の人物に捧げる私の愛。
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私のヒーロー

忘れもしない、高校3年生のゴールデンウィーク。
私と、最推しの彼「ロン」との出逢い。

当時の私は進路決定に追われていて、周りの大人は親切心から、色々な言葉をかけてきた。
いつまでも子供みたいなことを考えているな
大人になれ、真面目に考えろ
自分の人生に真剣になれ
…そんな言葉ばかりだったけれど。
今までの私の心を支えてくれていたものは、誰かの残した物語や言葉だった。それを信じていたから、生きてい

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今日はヒーローの日だとか。私のヒーローは最推しの彼。強くてかっこよくて、真面目で、誠実で、でもどこか抜けたところもあって。キャラクターとしても、人間としても、彼は特別な存在。私にとってのヒーロー。これからも、彼の背中を追っていたい。

彼が教えてくれたこと

最推しこと彼は、とあるゲームのキャラクター。
同じ物語がテーマのゲームはたくさんあるし、小説も多くある。
そんな多くの作品をベースに、私の解釈を織り交ぜて出来上がった「私の彼」は、特別な存在。

正直、こんなに好きになった人はいないし、これからもいないだろうと思う。
…この人の前に出逢った人のことなんて、もう覚えてないって言える。
これから多くの人に出逢うだろうけれど、彼は唯一無二であり続けるのだ

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私の「彼」に対する気持ちに理解のある友人と「彼」について話した。
友人曰く、私と「彼」は似ているらしい。
そんなことあるわけ…と思ったけれど、「自己完結型の人間」という点では近いのかもしれない。
理解ある友人の言葉は、自分とは違う視点を教えてくれるのだなと思った。

彼さえいればそれで。

彼さえいればそれで。

最近、生活が落ち着いてきて、また憧れの人について考える時間が確保できるようになってきた。

どれだけ面倒でも、彼がいると思えば仕方ないと思える。あの人が、彼がいると思えばこそ。

現実で他人と過ごす時間など僅かなもので。
それ以外の時間はすべて彼に費やしても良いのではないか、と。

私は他人の感情や言葉を理解するのが苦手で、どれだけ努力しても未だに共感という感覚が分からない。他人の感情に触れて自分

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