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運転者 未来を変える過去からの使者

はじめに

今回は本の紹介です。
この記事では、この本を読んで私が学んだことや感想をまとめています。
ぜひ最後までお付き合いください。

目次


概要

あらすじ  主人公は歩合制で働く保険営業マンの修一。仕事がうまくいかないなか、家族関係もうまくいかない。そして、他にも問題は山づみ。そんな中、奇妙なタクシードライバーと出会う。修一の運命やいかに。
著者  喜多川泰
出版社
 ディスカヴァー・トゥエンティワン
初版発行 2019/3/28
定価  1650円  

感想

私が本当にやりたいことは何?

家族のルーツを知ることでやりたいことが見つかったことから、何がきっかけで本当にやりたいことが見つかるかわからないと思いました。
今の自分も本当にやりたいことはなく、どうせ働くんだったらこういう仕事にしようという風に仕事を選んだので、いろいろなジャンルのことに挑戦して経験を積むことで、人生で成し遂げたい目標などが見つかるといいな思います。

幸せにお金は関係ない

本当に好きなことをして生きている人は、今の自分より裕福でなくても、幸せそうに生きています。
私の学生の頃は一つのボールがあれば、学歴やお金のことを気にせずに済みました。ですが、社会人になってからは身に着けているものや、所属している会社や所得に目が行きがちで「幸せとは?」と考えることが多くあります。この本を読んで、私の中で幸せの定義は「好きなことをしている時間」とします。異論は認めます。

痛みが伴わないと成長しない

人生には勇気をもって一歩踏み出さないといけないことがいくつかあります。その時に、逃げずに踏み出せるかどうかです。逃げたても人生が終わるわけではないですが、その一歩が人生に与える影響は計り知れないですよ。
ぜひ、勇気ある一歩を。

また、痛みとは心も体もです。
私は最近、筋トレを始めました。まだ、変化は見られないですが、筋肉痛が来るたびに成長していることを信じています。
かっこいい腕を手に入れたい!!!!!

損得勘定ではなく興味を持つことでチャンスを得る

今の自分にものすごくあてはまります。会社では仕事の話以外ほとんどしないですし、飲み会にはいかないので、可愛がられるタイプではないです。ですので、もっと雑談をしないといけないんだろうなと思う。
会話を続けるテクニックとして、何か言われたら返事で終わらずに質問を返すということを意識してやっていきたいです。

常に上機嫌でいること

不機嫌な人と話したいと思う人はあまりいないので、話しかけやすいように上機嫌でいることが大切です。私は、普通にしているのに、機嫌が悪いように感じ取られたりするので、上機嫌をアピールするくらいがちょうどいいのかもしれないと思いました。
あと、明るい人の方が男女ともにモテます。(笑)

報われない努力はない

短期間での結果を求めすぎるが故の考え方だとこの本では言っています。結果に表れていない状態であっても、運は確実に貯まっているので結果が出ることを信じて、忍耐強く継続していくことが大切ですね。

自分の人生にとって何がプラスで何がマイナスかなんて、それが起こっているときにはわからない

私はこの1年間で、好きな子に振られたり、資格試験で不合格だったり、会社選びで失敗したりと自分の人生うまくいってないなと思うことはありますが、失敗から学ぶことが多くあり、失敗することができてよかったと思っています。この本を読んで、今の努力が必ず実を結ぶということを信じて行動していこうと強く思いました。

おわりに

本のボリューム的には239ページで、そんなに多くはないので読書初心者でも十分読みきれる量です。
私が行った本屋では、若者向けの本として置いていましたが、今何か頑張っている人や、やりたいことがない人など、年齢や状態に関係なく楽しく学べる本だと感じました。
中高生でしたら、今の時期的にも読書感想文の題材として扱うにふさわしい本です。家族の愛についても学べる本ですので反抗期のお子さんにも良いと思います。(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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