歯医者になるため、そして歯医者になってから
こんにちは!歯科医師Hachiです!
今日は歯医者になるにはどうしたらいいか?そして、歯医者になってからはどのように働くか?についてお話ししたいと思います。
将来、歯医者を目指している方は参考にしていただけたら幸いです。
歯医者になるにはどうしたらいいか?
まず、歯医者になるにはどうしたらいいか?についてです。
歯医者になるには、まずは「歯学部」に入学する必要があります。
歯学部がある大学は全国で29校あります。
すべて6年制です。
細かいカリキュラムは、各大学によって様々ですが、
1〜2回生:一般教養
3〜4回生:基礎科目、臨床科目
5〜6回生:臨床実習、卒業試験
だいたいこんな感じでしょうか。
ちなみに、臨床実習を受けるための試験というのもあります。
筆記試験と実技試験があり、それに合格しないと臨床実習は受けれません。
無事に6年間カリキュラムを修了し、卒業試験に合格すれば、「国家試験」を受験する資格が得られます。
歯医者の国家試験は、毎年1月末に行われます。
合格率は年々下がっており、数年前に比べると非常に難しくなっております。
今では、6割を切ろうとする状況…
歯医者になるまでの道程のまとめ
歯学部に入学する。
6年間カリキュラムを修了する。
国家試験に合格する。
以上が、歯医者になるための流れです。
歯医者になってからはどのように働くか?
晴れて歯科医師になれたら、まず待っているのが「研修医の生活」です。
歯科医師は、最低1年間の研修医制度があります。
大学や、研修医制度の認定を受けている開業医で研修をうけます。
口腔外科の研修は2年あることもあります。
研修医が終われば、あとは開業しようが何しようが基本自由となります。
大半が、大学院生として大学に残るか、開業医の勤務医として働くかの2つに分かれます。
大学院生は、臨床をしながら研究をしたり、学生の教育を行ったりします。
学位を取ったり、分野によっては認定医や専門医を取るためには大学院生になる必要があります。
かたや開業医の勤務医は、主に臨床をメインに日々研鑽していきます。
他には、起業をしたり、国会議員になる人もいたりしますが、ごくごく少数です。
こんな感じで、歯医者になった後は、主に大学に残るか開業医に勤めるかのほぼ二択になります。
以上が、歯医者になってからの働き方です。
最後になりますが、日本で「なりたい職業ランキング」に歯医者は何位くらいに入ってるか知っていますか?
正解はなんと、100位圏外なんです。
かたやアメリカでは1位の大人気職業です。
なぜ、こうまで人気に格差があるのでしょうか?
いろいろな理由があるかと思いますが、僕は歯医者は本当に魅力的な仕事で、患者さんの命は救えなくても、人生を変えることができるかけがえのない仕事だと思っています。
将来的に、歯科医師が日本でも人気が出るような活動もできたらいいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願い致します。
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