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経歴:山岳写真家。ツアーコンダクター。登山ガイド。スキーインストラクション。観光関連な…

taka

経歴:山岳写真家。ツアーコンダクター。登山ガイド。スキーインストラクション。観光関連など。現在は、登山、風景写真、クラシックギターで過ごしています。初中級者を対象に、それぞれの分野の経験談とノウハウを少しずつ、分かりやすく解説しています。

最近の記事

高原のある風景(那須高原)

「那須は高原でしょう!」と言うほど、高原の代名詞ともいえるところです。那須連山の麓にある「那須フラワーワールド」からは、花を前景に広々とした高原の風景を見ることができます。 那須高原の辺りは、広々とした印象です。広大な風景と展望を望むのであれば、那須高原ですね。観光客を意識したお店がたくさんありますが、私は比較的静かな高原を楽しんでいます。

    • せせらぎの風景(尚仁沢)

      「せせらぎ」とは、浅瀬に水が流れているところですが、大きな川と違って、繊細な流れや趣きを表現するのに適しています。また、せせらぎは音のする流れであり、写真を撮るときは、音が聞こえるような流れの画面構成をするように心がけています。 ここは、栃木県・塩谷町にある尚仁沢(しょうじんざわ)湧水です。高原山群の山麓にあるせせらぎです。 撮影ポイントは、駐車場から歩いて約30分ほどのところにあります。 比較的広い範囲をパノラマで表現してみました(上の写真) 写真的に、シャッタースピ

      • 新緑の景色・高原のある風景(美坂高原)

        新芽が吹き出すこの季節、黄緑色だけではなく、様々な色の新芽が出てきます。柔らかな色彩豊かな季節でもあります。 ここは、福島県只見川沿いの高原「美坂高原」です。春は訪れる人も比較的少なく、目の保養になりますね。 車で登っていく途中に「カタクリ(片栗)」の花がたくさんありました。 高原は広々としていて、夏本番を待っているようでしたが、この季節、そこへ行くまでの道路際が綺麗でした。

        • 新緑の景色・誰でも行ける展望地めぐり(御亭山)

          天候が回復した翌日、目が覚めるような新緑と青空のもと、栃木県・大田原市にある御亭山(こてやさん)緑地公園に行ってきました。山頂(512m)は車を降りて、歩いてちょっと。撮影ポイントも車道を歩いてちょっと。誰でも行ける展望地で、茨城県の筑波山も望めます。冬の晴れた日は「富士山」も見ることができる展望地です。 今まで何度か訪れている御亭山。今回が一番輝いていました。トップライトに輝いていた新緑と桜が山肌を彩っていました。 今回見えていたのは、筑波山、日光の男体山、女峰山、黒滝三

        高原のある風景(那須高原)

        • せせらぎの風景(尚仁沢)

        • 新緑の景色・高原のある風景(美坂高原)

        • 新緑の景色・誰でも行ける展望地めぐり(御亭山)

          線路のある風景(わたらせ渓谷鉄道)

          私は「撮り鉄」ではありませんが、電車や列車を写すためではなく、「ここをガタゴトしながら通っているだろうなあ…」という想いで撮ります。 ここ「わたらせ渓谷鉄道」はそんな「想いの風景」を撮ることができるところです。たぶん、線路沿いを探せば趣《おもむき》のある風景がたくさんあるでしょうが、ふと立ち寄ったところが、神戸(ごうど)駅周辺です。 渓谷と趣のある風景を走る姿は、長閑《のどか》で落ち着くに違いありません。 畑があり、渓谷があり、山があり、樹々がある。そこは自然だけではなく

          線路のある風景(わたらせ渓谷鉄道)

          旅の思い出(佐渡)

          GW(ゴールデンウィーク)に佐渡島に行きました。もう11年前のことです。一度は行ってみたいところでした。 フェリーに乗って、両津港へ。「海は広いなー」「この海は深いような気がする」と思いました。イルカが船と一緒に泳いでいます。 2泊3日の旅で、同じ宿に2泊しました。 もう記憶は薄いのですが、島をほぼ一周したのと、金北山見ながらトンデン線(県道81号線)を走ったこと。トキセンターに行ったこと、味噌蔵に行ったことぐらいしか覚えていません。 トンデン線を走っていくと、峠付近で雪に

          旅の思い出(佐渡)

          誰でも行ける展望地めぐり(甘利山)

          富士山の展望地はたくさんありますが、その一つ、韮崎から甘利山(あまりやま)公園線(県道613号線)に入り、車で登っていくと「甘利山グリーンロッジ」の手前に駐車場があります。そこに車を停め、東に少し登ったところに東屋《あずまや》があります。その周辺でも十分展望が楽しめます。 早朝の撮影がおすすめです。前日に入り、車中泊で夜明け前に起きると、慌てなくてすみます。 写真が撮れるのは、晴れている日だけではありません。まったくの雨でない限り、変わった展望を見ることができる時もありま

          誰でも行ける展望地めぐり(甘利山)

          川のある風景(那珂川)誰でも行ける展望地めぐり(鎌倉山展望台)

          カメラマンの展望地「鎌倉山展望台」は、栃木県・茂木町にあります。ここでは、朝日と雲の素晴らしい写真が発表されています。 那珂川(なかがわ)は、那須山麓を源とし、茨城県・大洗町で太平洋に注いでいます。小高い山に阻まれ、那須烏山市や茂木町などでは川が蛇行し、風情ある景色を見ることができます。 壮大な自然のドラマを撮影するには、時期と時間を選び、何度もトライすることが必要です。私は、初めてロケハンを兼ねて行ってみました。時期や時間もそうですが、ここからの展望はあるものの、当然、ス

          川のある風景(那珂川)誰でも行ける展望地めぐり(鎌倉山展望台)

          私の庭の花たち(2024.4中)

          「春たけなわ」と言いますが、1年のうちで最も春らしい時期ということだそうです。まさしく今が春たけなわです。 若いころは、仕事が忙しく、少しでも休みがあったら、寝ていたいとか、遊びに行きたいとかでしたが、シニアになって、坪庭でも、庭いじり楽しいものです。こうして咲いてくれるのですから。 この後、白い大きな毬《まり》になるんです。 淡く八重咲のピンクが印象的なチューリップです。 妻は知っているのですが、私は、「Google レンズ」で検索しました。 知らない植物や動物の種類を

          私の庭の花たち(2024.4中)

          季節はめぐり(峰走り)

          季節はめぐり、桜から新緑へとバトンタッチされます。 新緑は、里山から山頂へ登って行きます。これを「峰走り《みねばしり》」と呼んでいます。特に世界自然遺産・白神山地などが有名です。 短い期間ですが、桜と新緑が共存するときがあります。 私たちは、季節の移ろいの中で愛で、感じて、名残惜しさと、また再会するときの待ち遠しさを胸に秘め生きています。 静かに移ろいで行くこの季節は、誕生の季節でもあります。 温もりを感じた植物たちは、その身を伸ばし、太陽に向かって行くようです。冬の間、

          季節はめぐり(峰走り)

          Photoshopブラシツールが固まる 

          「Photoshop」のブラシツールは、よく使うツールですが、突然動かなくなってしまいました。Windows10は、2025年10月14日でサポートが切れるということで、新しいPCを購入することも考えました。 解決策を探していたら、「前のバージョンに戻してみる」という記事があり、最新バージョンの「Photoshop」をアンインストールして、ひとつ前のバージョンをインストールしたら、解決しました。 今から40年ほど前、パソコンを持っている人は少なく、スイッチを入れても数文字

          Photoshopブラシツールが固まる 

          桜めぐりの旅(赤館公園)

          桜を愛でるには、北上しなければならない時期になってきました。 福島県には数多くの、素晴らしい桜がたくさんあります。 今回は、棚倉町《たなぐらまち》にある『赤館公園』の桜です。ここにはかつて赤館城があった場所で、城下町棚倉の町並みが一望できます。赤館城に関する資料は極めて少ないのですが、南北朝時代にはこの城があったそうです。 赤館跡は、細い道で、時計周りに一周することができ、西側に10台ほどの駐車スペースとトイレがあります。 風景を見るところとして、高みの見物はいいですね。遠

          桜めぐりの旅(赤館公園)

          四季めぐり展望台 天女の花筏(鹿瀬ダム)

          今回は、「ダム湖のある風景」と「誰でも行ける展望地めぐり」が合体したところです。 展望台の名前が「四季めぐり展望台・天女の花筏(はないかだ)」とあります。新潟県・阿賀町の阿賀野川の蛇行した川の形状を地図で見ていたら、この展望台からの写真が載っていて、ぜひ行ってみたいと思ったのがきっかけです。まさしく、ダム湖と山の奥行きとバランスのある風景です。 赤湯温泉からぐるっと回るのですが、林道の終点手前に展望台があり、そこからの風景です。 雪の被った山は、磐梯朝日国立公園・飯豊連峰

          四季めぐり展望台 天女の花筏(鹿瀬ダム)

          桜めぐりの旅(火打石のしだれ桜)

          人気のある桜は、人がいっぱいです。 どちらかというと、静かなところにポツンと立つ桜が好きです。田舎風景と相まっていいんです。 「火打石《ひうちいし》のしだれ桜」は、福島県・鮫川村にある桜の木です。火打石は地名です。 県道25号線の桜が見える道路脇に車を停めて、歩きます。(中に入るとUターンができません)

          桜めぐりの旅(火打石のしだれ桜)

          小さな滝のある風景(月待の滝)

          滝には趣《おもむき》があります。 大きな滝は迫力があり、小さな滝は繊細さがあります。 写真の世界では、この小さな流れの中に繊細さを表現することができます。 多少の技術的には、絞り(F値)を絞り気味にし、スローシャッターで切ります。シャッタースピードは、水の量や流れの速さなどから決め、どのように表現するかによっても決めます。 さて、この滝は、小さく静かな滝です。 滝そのもの、モミジを画面構成しても、水の落ち口だけを、裏から見る滝を、結構変化に富んだ写真を撮ることができます。

          小さな滝のある風景(月待の滝)

          雪国の春景色(新潟・十日町市)

          雪国の春は遅い。まだ、残雪がある。 撮影ポイントで人気のある「星峠」付近の風景です。 ほとんどの人(撮影者)は、東の棚田を撮っていますが、実は西もいいんです。あまり深くない谷と田んぼ、低い山々、人が作った自然、それを里山と呼んでいます。 春は黄緑色と決めつけないでください。このような色から始まるものもあります。やがて黄緑色に変わるもの、ずーと変わらないものなどあるんです。 残雪と紅と黄色と白と黄緑色、色彩豊かな早春の景色です。 「星峠」から約2.5㎞(車で9分)のところ

          雪国の春景色(新潟・十日町市)