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「罪悪感を感じない」がある幸せ

働く時間を短くするために、一生懸命努力する

例えば、1つ1つの作業が本当に必要かを考えて、必要ないものは廃止し、無駄があれば効率化、議事録は会議中に作って、メールは一文字でも短くして、タイピングは少しでも速く・・・

自分は日々、働く時間を短くしようと一生懸命努力しているのですが、この「働く時間を短くしたい」という動機が不純な気がしてモヤモヤすることがあります

そんなモヤモヤしたときに思い出すのが、この言葉

怠惰を求めて勤勉に行き着く

麻雀を生業とする主人公の哲也とその師匠が知恵とイカサマを駆使して麻雀で荒稼ぎする漫画、「勝負師(ギャンブラー)伝説 哲也」に出てくる、知る人ぞ知るフレーズです

この2人、あらゆる状況に対応するために麻雀のルールを熟知し、麻雀卓の状況、対戦相手の動きや表情を正確に捉えるためにの洞察力を磨きます

さらには、必勝のためのイカサマを考えて、そのイカサマをどれだけ緊張する局面でも使えるように、コツコツと麻雀牌を握って、サイコロを振る練習を重ねる

働かずに麻雀で稼ぐという怠惰な発想から始まったのに、下手したらそこら辺の労働者より勤勉になっている

そんな矛盾しているような不思議な状況に気付いた二人が笑いながら発した言葉が「怠惰を求めて勤勉に行き着く」でした

話を戻して今の自分

遅くまで残業してる人を見たりすると、「働く時間を短くしたい」という動機を不純と感じてしまうのですが、そもそも「働く時間を短くしたい」というのは、当然の欲求ですし、働く時間を短くするための努力をしているのであれば、その努力は報われて当然

そんな言葉を投げ掛けて、変な罪悪感を感じている自分をなだめています

ちょっと話が脱線しますが、「楽に仕事をしたい」とか「嫌なことはやりたくない」というフレーズも罪悪感を産みがちですが、その気持ちがハードやソフトを発展させてきたわけで、罪悪感を感じる必要がないことはもちろん、むしろ大切な感情ではないかと思います

それに、よくよく考えると、子供の頃から今に至るまで、ファミコンしたいから宿題する、モテたいから痩せる、お金を稼ぎたいから勉強する・・・努力する動機なんて不純なものばかりです

いや、もはや「不純」ではなく、「本能」というか「超純粋」なんじゃなかろうか

・・・ということで、自分のように色んなことに罪悪感を感じがちなあなた、少し視点を変えると罪悪感がなくなって幸せになれるかもしれないですよー

最後まで読んでいただいてありがとうございました

また次回よろしくお願いします

あと、何でも自分で抱え込んでしまう方はこちらの記事もどうぞ


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