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村上隆さんもゼロからものづくりしてないのでは、、、村上隆さんもゼロからものづくりしてないのでは、、、

昨日、村上隆さんの「もののけ 京都」へ行ってきた。
隆さんの作品はポップでアニメ風なので、個人的には充実した時間を過ごすことができた。休日ということもあり、来場者数は多めだった。特に外国人の来場者数に驚いた。京都という立地と村上隆というブランドがなせる技なのかもしれない。まだ見ていない人は是非言って欲しいと思う。

DJ能力って大事

隆さん以外のアーティストさんも同じだと思うが、クライアントが必ず存在する。出資者がいるから個展を開けるし、作品が生み出せたりするのだと思う。
したがって、クライアントの意向、ギャラリーの意向を反映しなければならなかったり、信用できる人からの意見を尊重して取り入れたりしているだろう。実際、他者からのアドバイスを参考にしたような本人コメントがあった。他にも、洛中洛外図、尾形光琳の絵など、他者の作品を村上流にオマージュされていた。つまり、0から作品を創り上げる作業ばかりではないかもしれない。何かと何かの組み合わせを昇華させて具現化させたモノ。そのDJ能力の結果が作品であり、サービスなのだと感じる。
さらに考えてみると、飛び込んできたアイディアを村上ナイズすることによって価値を生み出している。茶道でいう千利休みたく、彼自身がブランドになっている。そして彼が交わることで価値が付与される。

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