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社会人7年目が就活生に伝えたい4つの事

偶々、日本の大企業に入社して、7年目。

今、就活生に言葉を伝えるなら何だろう?

そんな事を考えていた。

ちょっと前のお話がきっかけ。

親族の知り合いの子が就活中らしく
相談に乗って欲しいと連絡を受けた。

僕でええんかいな・・・

その子とは30分ぐらい話した。
 
7年か・・・・

電話の後、ビール片手に感傷に耽っていた。

そして、何か色々と言葉を思いついた。

偉そうなことを言える人間じゃない。
主観なので、鵜呑みにされちゃ困る。

また長文。25百文字になっちゃった。
気になるとこだけ見てくれたら嬉しいです。



目標より大事なこと


志望動機やこの会社で成し遂げたい事。

僕はかなり真剣に書く人だった。

ただ、少しだけ今は疑問を感じる。

成し遂げたい目標。

目標達成した時、貴方は幸せかな?

達成するまで、答え合わせが
できないように思ってしまう。

目標って、結構に気まぐれ。

社長になりたい。とする。

社長になって、確実に幸せなのかは
証明不可能だと思う(いき過ぎた例かも)。

社長にならずとも、目標は常にちらつく。

この年までに、とあるポジションにつく。

目標を達成しては、何か違うな?と思う。

だから、新目標を立てて、また追いかける。

あれれ?

このモヤモヤの原因は目標達成までの
過程が考慮されてないから。だと思う。

目標を立て、追いかける事は
とても素晴らしいことだなと思う。

ただ、目標達成の為に過程を楽しめるか。
2つを組み合わせて、考慮すれば良いと思った。

目標達成/未達成に関わらず
達成後の幸福度に関わらず
幸せな過程は一定の満足感を与える。
 
もっと言えば、高尚な目標なんて必要なくて
ただ日々を充実させる事に注力していいはず。
 
僕は過程を楽しめるかどうかは
自身の能力に依存してくる。と思う。

自身の得意や気負わなくて済む作業が
ヒントになってくるのだ。
 
新しい事を考える。
乱雑に並んだものを綺麗にする。
 
自身が得意と思えることを武器にして
毎日を幸せに生きて欲しいなーと思うのだ。

武器は職能と呼ばれている。

言わば、幸せな過程は、幸せな職能から。

過程を無視した目標を掲げた結果
興味無く、得意でない職能を選ぶと
いつか亀裂が入りそうな気がするんだよね。

結構、陥りやすい部分だと思う。

↓この本はそんな職能を見つけ出すのに役立つ。
 自分が就活生の時にあったらなあと思う。


それでも目標って持っちゃうよね


人生目標を立てる気持ちはわかる。
僕もそんな人間だったから。
 
僕は人生の目標が沢山あるのであれば
全部叶えにいったらいいのになと思う

また他人の評価をベースとした目標じゃなくて
大きな憧れだったりする。と僕は羨ましい。

多分、興味のある職能が含まれてくる。

それは、それは、遠く大きな目標。
 
就職活動は難しい。
憧れや目標の取捨選択を
求められている気がするから。

僕もやりたい事はいくつかあったのだけれど
目標をどんどん絞っていった。
 
全てを求める事は内定の確率を下げると考え
1つを選んで、就活した。職能は捨てた。

選択と集中。

僕の選択、間違っていました!と
言うつもりはないのである。いい会社だ。
 
ただ、こんなことも思う。
 
遠く大きい目標に向かい (あればでいい)
過程を楽しみ一生懸命に働ければ
それなりに幸せかな。と。

(ま、シュレーディンガーかね。)

1回で叶えられず共、選択を重ねる前提で
自身で物語を作ればいいんじゃないかな。
 
その為に知名度に左右されず
自分にあった会社を選べばいい。

入社すると、良きも悪くも
目の前の事に夢中になっていく。

だから心に刻んでおく、目標を、物語を。

けど、大企業の方がいいでしょう?

フィールドも広いし、福利厚生も厚いだろう。

ただ、必ずしも自身の武器を活かしたり
希望の過程は得られないリスクは存在する。

総合職採用の定め。(最近は変化の兆し。)
自分の考え次第。全然ありだと思う。

因みに大手の中途採用の門戸は開く一方。

ただ、職能縛りはあるんだよね。

後、次に続くが、僕の周りを見て、勤め先で
幸福度は左右されていない気がするのだ。


結局、みんなちょっと不幸、幸福は人それぞれ


これは友人の結婚式で
地元に戻った時に思ったこと。
 
友人の就職先はバラバラ。
 
当時の状況もバラバラ。
 
就職浪人、就職失敗だ!と叫んだ人、
士業を挫折した友人、上手くいった人。
 
場所もバラバラ。都市部、地方、海外。
 
披露宴の二次会。
 
皆、不幸そうに少し愚痴っていた。
 
仕事、家族 etc …
 
1つの共通点。
 
社会人は皆人生で小さな痛みを
何かしら抱えながら生きている事。

僕はわさび抜きの寿司を
物足りなく感じてしまう。

人も同じ。

必ず降りかかる人生のスパイスは時に
人を成長させ、魅力的にする。と思う。

激辛はごめんだけど。
後、僕は少量のわさびがいいです。

この学びで書いたエッセイ。

ただ、相違点も同時に存在する。
 
幸福そうか?ここは異なると思う。
 
愚痴の話だけで、会話は終わらない。
 
家を建てるって話とか、将来の目標とか。
 
みんなの話を聞いて、結局幸せな人って
何処行っても幸せなのだろうな。
と思った。

不幸の正体は、他人との比較。

周りの目を不必要に気にせず
自分とその周りの幸せを追い求めている人は
比較的に幸福度が高いように思える。

色々な人が色々なところで
色んな声を発するが、当てはまらない人は
みんな不幸せなのかなあ。

お金は稼がないと!

そりゃそうだ!ここは不要とはいえない。

富は他者に見せびらかす物ではなく
自身と周りの為に使うもの。

求める生活を考えて必要なお金を
得る事を考えたらいいかなと思う。

お金を捨てて自由を獲ることも
また1つの生き方ではとは思うが。

場所や就職先が少なくとも
幸福を決めゆくわけではない。

幸せを感じる事は人それぞれで
自分自身で探し創るしかない。

(または持っているものを
 大事にする事なのかな。)


長い人生、肩の力抜いていこうよ


就職活動、適当にやっていいよ。

口が滑っても言えない。
 
みんなが必死にやっている物事に対して
自身がサボるとそりゃ上手くいかない。
 
だから、お身体とメンタルを最優先に
出来るだけ頑張ればいいと思う。

就活で人生は決まらない。

これだけは言える。

みんなそれなりに楽しくやってる。

あと、意外と就活中に仲良くなった
友人とは関係性が続いたりする。

「あの社員さん、偉そうやったな。」

隣がつぶやく。初まる友情。
 
長い人生、肩の力抜いていこうよ。

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