「好きというお守りのかたち」
大光さんのまんまるな瞳、ときには物憂げにしながらその理由を読み取れずにただただ引き寄せられるし、ときには嬉々として艶めいた様子を見せるし、きりりと瞳の奥で灯る炎を見るときもあります。
「瞳に吸い込まれる」とはこのことで、ラムネの瓶のなかのビー玉を取り出せずに覗き込んでは、たまに光にかざしてみたりする感覚で、ぼーっと眺めてしまいます。
その、なんとなく心の内を読み取れなさそうな掴めなさと、それでいて案外簡単に心の内を見せてくれようとする様の、絶妙なバランスがあって、大光さんの