三河サドベリースクール・シードーム
愛知県岡崎市の「三河サドベリースクール・シードーム」を訪ねました。
サドベリースクールとは、
授業などのカリキュラムがないため、フリースクールなどと混同されがちですが、子どもたちの自主性を尊重し、自らの学びを見つけて育つことを大切にされているそうです。
家庭事情で、半日のみの見学になりました。
スタッフの方の説明や質疑での学びをまとめます。(子どもたちのミーティングなどの詳細は仲間があげてくれるはず)
・シードームの理念
①人は生まれながらに自ら学んでいく力を備えている。
②学びは自己動機、自己管理、自己評価によって最善の形でもたらされる。
③コミュニティの運営に平等に参加できる権利を持つことで、コミュニティを通した学びをすることができる。
・自分の自由を確保するためには、相手の自由も大切にし、周りとの関係を調整することが不可欠。
・今までは「卒業」という概念がなかったが、「卒業」というシステムを作りたい!との声をもとに、ミーティングを行い、「卒業」という形ができた。
卒業ミーティングにて、満場一致の可決が必要とのこと。
・活動を通じながら、自分がより良くなるためにいかにすべきかを貪欲に追求している。
・サドベリーに決まったスタイルが存在するわけではないので、ミーティングを通じてドンドン形の変わっていくスクールもあるそう。
それぞれのスクールの個性が色濃く出ている。
サドベリーの大きな特徴の一つに、子どもたちとスタッフが平等の立場でミーティングを行い、決まりや困りごと、スタッフの人事まで!を決めていくことがあげられます。
この様子は見ることはできませんでしたが、自分たちのことを自分たちで決めて、実行してきた経験のある人は、社会への貢献感、自己有用感をもつことができるでしょう。
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