見出し画像

喇叭亭馬龍丑。日記「焼き鳥からのバー、黄金コース」5/14(火)

2024.5.14(火)

「焼き鳥からのバー、黄金コース」

 そういえば先日のことで書き忘れていた事があったので書く。

 先日のビッグバンドバンドライブの時に「呑みに行きましょう!」と約束した違うビッグバンドのイケメンサックス氏と早速呑みに行った。有言実行。阿佐ヶ谷。

 焼き鳥からのバー、という黄金コース。我々の神たるチャーリー・”バード”・ パーカーに捧げる為に、ジャズメン初呑みに鶏肉は必須。

 焼き鳥は美味く、白ワインにこれ以上ないほどピタリとマッチした。そのお店、ワインセラー部屋があって、ボトルで注文すると懐中電灯を渡され、ワインセラーに入って自分達の飲みたいワインを選ぶシステム。暗い室内ヲ照らす仄暗い懐中電灯の灯りでちょっとした冒険気分。ドラクエ。

 満腹ほろ酔いの二人、阿佐ヶ谷の飲み屋街を歩く。夜風が気持ち良い。

 次のバーは地下にあり、御年八十オーバーのマスターが切り盛りしている。阿佐ヶ谷は絶賛飲み屋さん祭り中ということもあり、女性客多数。女性が席につく度、花瓶に活けられた花が差し出される。席を立つとその花を包んでお土産に。洒落てるぜ、じーさん。男には無し。流石だぜ、じーさん。

 だいぶ血中アルコール濃度が高いので、カフェ・ロワイヤルを注文。ここではブランデーではなく、ラム。マスターによる粋なはからいで店内照明が落とされる。ラムの染み込んだ砂糖が燃える。綺麗。バースデーみたいだ。店内、皆の注目が否が応でも集まってしまう。なんなら抱かれても良いぞ、という気分。ジャズメンだけどな。

 他愛ないジャズ話で盛り上がり、ジントニックで〆。良い夜でした。











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?