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旅の帰りはお土産を携えて

お土産選びもまた、旅の重要な要素のひとつだ。
渡す人が喜んでくれるかと心のどこかでドキドキしながら選ぶのは、やはり楽しい(その点、前に勤めていた職場の方が、渡した時の反応がよりダイレクトだったので、選ぶ楽しさも大きかった)。

短い京都出張ではあったが、帰り際に京都駅でお土産を買い求めた。

京都に行った時には必ず買って帰ってくるのが、京都北山マールブランシュの「茶の菓」。いわゆる抹茶入りのラングドシャなのだが、身内の人間が以前しばらく京都に住んでおり、帰省の時に必ず買ってきてくれたのがこのお菓子だった。類似商品は多くあれど、個人的にはこの「茶の菓」が一番だと思っている。

季節がもうすぐ夏になろうとしているため、夏限定の「涼 茶の菓」という限定商品を取り扱っていた。限定商品に弱い私は、当然それを購入。
通常版は「甘みを含んだ味わい」の「山の茶葉」を多く用いているのだが、この限定版は「力強い旨み」を持つ「川の茶葉」を多く用いており、味わいが若干異なるらしい。
季節によって原料を使い分けるなどと聞くと、やはり季節にマッチした方が美味しかろうと思い、そちらに手が伸びてしまうものだ。

これまでは袋に入った5枚入のものしか買ったことがなかったのだが、職場に配るため、今回初めて箱入りのものを購入した。

この箱というのが、また素晴らしい造りなのだ。
白い布地で覆われた上に、限定版は見た目にも涼し気な水色のロゴが輝いている(先ほどのリンク先にもパッケージ画像がある)。


書籍で言えば、クロス装に水色の箔押しといったところだ。「茶」と「菓」の文字の意匠も好印象だ。
ペラペラの紙箱ではないので捨てるのは惜しく、つい箱だけ持って帰ってきてしまったくらいである。
こういった凝った造りのプロダクトに出会うと心躍ってしまうのは、対象が書籍だろうとお菓子だろうと、はたまた電化製品であろうと関係ないようだ。

※今回はひたすらお菓子の紹介で終わってしまいました…。しかも、肝心の中身には全く触れず、パッケージのことばかり…笑

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