たる

広島産の上京大学生3年|本と美味しいとかわいいがあれば大抵の困難は乗り越えられると思っ…

たる

広島産の上京大学生3年|本と美味しいとかわいいがあれば大抵の困難は乗り越えられると思っている人です。私だけの言葉で脳内思考綴ります🌛

マガジン

  • 本の勧め

    私の世界を変えてくれた本が、あなたにも新しい出会いを運んでくれたら本望です🚪 お洒落になりきれないリアリティ重視ですがインスタで本の紹介してるので、見て欲しいな...

  • 私的なお気に

    個人的に満足いっているというか好いているというか。言葉遣いや言語化上手くいったな〜もっと覗いてもらいたいな〜ってやつをまとめてます🔖

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この現象に名前をつけたい

春休みがもう終わるのに春休み課題が未完という始末に目を向けられなくて、ブックオフに掘り出し物を探すために足を動かした。最後の春休みの使い方は、好きを詰め込んだ。映画を観た後にブックオフで宝の山からときめいた本を探す、なんと至福なスケジュール。 普段は、本屋さんで新品本を買うけど、気分を変えてみるためにブックオフへ行くことを決めた。特に買うものを定めることなく、軽快な足取りで向かった。本の山が宝の山にしか見えなかったのは私だけだろうか。 ここにある本たちは一度誰かの手元に渡っ

    • 掬うように救うから

      大学三年目にしてようやく、授業終わりに友達とどこかへ寄り道をすることの楽しさを知った。もとから遊ぶ仲だったけど、ゼミが一緒になってより長い時間過ごすようになった子と、ゼミで初めて仲良くなった子。この二人は、そそくさ家に帰ってしまう引き籠もりの私を外界に引き出してくれる貴重な友達。いつもありがとね。 誘われれば予定がない限り、基本出かけに行く性格ではあるけど、自分から誘うのはなかなか気が乗らない。考えすぎてしまうこの脳みそのせいだ。私が誘っても大丈夫だろうか、嫌だと思わないだ

      • とうとう私も又吉みたいに本が光って見えるという体験をしました。まさにこの本を見つけたとき。 面白すぎて腹抱えながら笑ったり胸が苦しくなったり泣きそうになったり。 人生悩むことばかりだけど、経験も知恵も足りない学生時代が逡巡の佳境だなと思い知らされた。

        • 空が泣く季節

          偏頭痛が音沙汰もなくやってくる日が増えてきた。嫌な予感という音沙汰がないだけで、週間天気予報に映る傘のマークでだいたいは把握できるけど、「気圧くたばれ」なんて罵声を心の中で唱えるだけに留めるので精一杯。 雨の日は、朝起きたときから憂鬱で仕方がない。 天気が感情を左右しているのが癪に障るという変なプライドだけが根強く成長してしまった。あと一ヶ月もすればもう一つ年を重ねるのに、他にもっと成長すべきところはあったんじゃないかと自問してみるけど返事はない。遅めの反抗期かもしれない。

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        この現象に名前をつけたい

        • 掬うように救うから

        • とうとう私も又吉みたいに本が光って見えるという体験をしました。まさにこの本を見つけたとき。 面白すぎて腹抱えながら笑ったり胸が苦しくなったり泣きそうになったり。 人生悩むことばかりだけど、経験も知恵も足りない学生時代が逡巡の佳境だなと思い知らされた。

        • 空が泣く季節

        マガジン

        • 本の勧め
          6本
        • 私的なお気に
          10本

        記事

          会話泥棒としょうもなさ

          授業が始まる1時間以上前には学校に来て、人が少ない時間帯の図書館で読書をするのが私のルーティーンだ。 午後からの授業だけど、午前中には大学へ行き、腹ごしらえをしてからようやく授業を受ける。そんな毎日を送ってる。 至高の読書タイムを終えるとお腹が空っぽの合図がした。 弁当を作る気力が最近はなく、もっぱら学食に頼りっきりだ。学食は安価大量で大変コスパは良いけど、脂肪の蓄積も高効率で少々お手上げ気味。 それでも美味しいには敵わないという理解はあるから、唐揚げをつい選んでしまう。

          会話泥棒としょうもなさ

          文という海を泳いでいる

          祝日が芋づる式のように並ぶゴールデンウィークも終わり、学生である私は夏休みまでのかなり長めのカウントダウンを始めた。歴史上何があって祝日が誕生したのかについて無知な私にも、そう簡単には揺らがない暦は恵みを与えてくれることに感謝しかない。のんびり休むことができましたありがとう。 「五月病」という言葉があるように、今世間ではこの病への懸念がちらついている気がする。温暖化という箱船に乗って、またしても早期に輝かしい夏(私は夏が好きではないけど)が到来しようとしている反面、梅雨も負

          文という海を泳いでいる

          便利屋の私

          ※個人的なお話になるかなと思うので、長ーいひとりごとだなと流してもらって構いません 「努力は報われる」 この言葉を信じなくなったのは、高校3年生の春だった。 正確に言えば、信じなくなったのではなく、"どんな"努力も報われるわけではないと理解した。 励みに励んだ受験勉強。スマホも捨てた。毎日10時間は勉強を続けて、今日くらいはなんて言って自分を甘やかすことはないくらい頑張った。結局は、7つ受験して1つしか合格はもらえなかった。 あの時勉強していれば、スマホを早い内から手放し

          便利屋の私

          放課後私たちは掃除当番

          学校には人目につかないところなんてなかった。 「南棟の非常階段で学校に革命を起こすための作戦会議するぞ!」みたいに物語じみたものは、架空世界そのものだった。 どこに行っても人がいて、笑い声や話し声が廊下に響き渡る。 「廊下で騒ぐなー」と体育の先生の無駄に大きい声が聞こえる。 たった一瞬だけ、そこは人目につかなくなることを思い出させてくれたのは、最近読み終わったある小説だった。 放課後の掃除が始まったとき、そこを誰も通らなくなる。 そこは教室がある棟とは別の棟にあって、隔離か

          放課後私たちは掃除当番

          読了後の私は、近い未来、砂漠に出ていったときに「その気になれば水なしで砂漠に花を咲かせることができる」と言ってやろうと体に染み込ませた。 面白いの言葉で終わらせたくないのにこういうときに限って面白いの使い勝手の良さに甘んじてしまう... とにかく読んで欲しい!!

          読了後の私は、近い未来、砂漠に出ていったときに「その気になれば水なしで砂漠に花を咲かせることができる」と言ってやろうと体に染み込ませた。 面白いの言葉で終わらせたくないのにこういうときに限って面白いの使い勝手の良さに甘んじてしまう... とにかく読んで欲しい!!

          人間を型抜きしないでという理想論を語らせて

          私の脳内は、情報を整理整頓しないと気が済まないみたい。課題とレポートとテストをいくつか抱えてしまったときには、提出期限順に並べ替える。今から取りかからないと終わらなさそうな重いものは、提出期限がまだだとしても取りかかり始める。だいたいレポート一つ書くのに一ヶ月前から始めるけど、そんなことをする人とは未だ出会ったことがない。私には「やばい!締め切り明日だ!」という恐怖を味わったことが数える程度しかない。(味わったこともあるけど稀) 私は、準備の準備をするタイプ。だから、就活を

          人間を型抜きしないでという理想論を語らせて

          悉く自分を嫌いになった日

          大学が開催していた就活オリエンテーションに行ってみた。嫌だとかやりたくないとか言いながら、しっかりその波に乗ろうとしている姿が無様とも言えるかもしれない。私には常識から逸する豪勇さはないから、仕方のない話。 実際行ってみると、就活が迫ってきている実感が湧いてきて、今からなんとかしないとという危機感を抱いた。 一旦そう心に決めてしまえば行動は早いのが私の良さだと自負してる。早速、企業の合同説明会に参加してみた。一応目的の企業があったから、そこのブースで話を聞いてみようと思って

          悉く自分を嫌いになった日

          一人に慣れた人の末路

          それは、嫌われものの月曜日のことだった。 今日は午後から授業だったけど、新しく始めるバイトの面接に行くために9時過ぎには家を出た。ちなみに、バイトはこれで4つ目になる。ついでに言うと、これは1年間のうちに刻んできた記録である。これを見て、バイトが長続きしてないと思うかは人によって違うと思うけど、周りを見渡す限り私はすぐに心が折れてしまう人間らしい。 だいたい3ヶ月経つ頃には、ポキっと音が聞こえてくる。この音からきっと私の心はポッキー並みに細く折れやすいのかもしれない。ただこ

          一人に慣れた人の末路

          季節の匂いを感じる人はいますか。 私は春と夏の匂いが好きです。 あ、やっぱり冬もいいですよね。 一つに絞るのは難しいな、どれも違ったよさがあるんだ。

          季節の匂いを感じる人はいますか。 私は春と夏の匂いが好きです。 あ、やっぱり冬もいいですよね。 一つに絞るのは難しいな、どれも違ったよさがあるんだ。

          あなたの守りたい言葉って、

          表向きはいつも笑顔で、誰にでも優しさを平等に振りまくことができるあの子も、実はその場の空気を壊さないために無理して笑っているのかもしれない。 本当のことや真実は本人にしかわからないということを、少ない経験値を足し算することで知ることができた。見える部分で判断してはいけないということ。それは人に限らず、もしかして言葉にあるのかもと思ったのは、つい最近のことだった。 私は好きな言葉がいくつかある。その中でも、”素敵”は私にとって最上級の褒め言葉に値する。”素晴らしい”は大袈裟す

          あなたの守りたい言葉って、

          気ままに本を読んで、その感想をインスタにのせてるアカウントがあるのでそちらもよければ覗いてみてください🍃 ずっと読みたかった『滅びの前のシャングリラ』は文庫化したので秒で読了しました。面白い...

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          期待の匂いが蔓延る

          毛布がなくても寒さをしのぐことができる程度には暖かくなった今日この頃。エイプリルフールという名の入社式という名の新年度の日だった。なんとしてでも朝型に移行したい私は、無理に6時半から10分ごとに目覚ましをセットし、大抵最後のスヌーズで体を起こす。 いつもより空が暗いと思ったのも束の間、いくら泣けば気が済むのかと言ってやりたいくらいの大雨だった。それでも、テレビの中にいる天達さんが一日中雨ではないというのなら信じてみようと思えた。 朝ご飯は統一感皆無のラインナップ。バナナと

          期待の匂いが蔓延る