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一歩を大切に、そして前へ進む

新年度が始まり、新しい目標に向けて頑張ろうと決意した人も多いはずです。しかし、目標達成は意外と難しく、3分の1の人しか目標を達成できないと言われています。多くの人が達成できず、挫折してしまうのが現状です。そこで今回は、確実に目標を達成し、夢を実現するための秘訣をご紹介します。

「できた」という小さな喜びを大切に

新しいスキルや習慣を身につけようとする際、当初は上手くいかないことが多いものです。しかし、たとえそれがまぐれ、偶然の産物であったとしても、一度「できた」と実感できれば、それが大きな自信につながります。

例えば運動を始めようとした時、最初の数回はなかなか続かず、挫折しそうになるかもしれません。しかし、それでも粘り強く続けていくうちに、いつの日か「続けられた」「少しずつ続けられるようになった」と実感できる日が来るはずです。そんな小さな成功体験こそが、モチベーションの源になります。

小さな一歩を大切にし、そこから確実に次へと進んでいけるよう、「できた」喜びを最大限に活かしていきましょう。

過程を大切に、継続することが何より大切

目標達成に向けた道のりは、必ずしも順風満帆とは限りません。様々な困難や障害、つまずきが待ち受けていることもあります。そういった時こそ、あきらめずに粘り強く前を向き続ける力が問われます。

一過性の小さな成功に酔ってしまっては元も子もありませんから。
地道に取り組みを継続し、コツコツと努力を重ねていくことが何より大切です。
「継続は力なり」といった言葉もあるように、継続による積み重ねが実力やスキルの上達につながっていきます。

明確な目標設定と計画立案を

目標達成への道筋を描く上で欠かせないのが、明確な目標設定と具体的な計画の立案です。漠然とした「頑張る」では力が散漫になりがちです。まずは達成したい目標をはっきりと定め、そこに至るための具体的な道筋を明らかにしておく必要があります。

例えば「英語を習得する」だけでは目標が曖昧すぎます。「○年後に実用英語技能検定○級に合格する」と目標を明確に設定し、そこに向けて毎週○時間の学習時間を確保する、などと計画を立てると良いでしょう。

更に大きな目標は、細かい到達点に分解していくことも有効な方法です。最終目標をいくつかの中間目標に分け、一つひとつクリアしていく作業を繰り返していきます。小さな成功を積み重ねることで、自然と自信につながり、モチベーションの維持にもつながります。

継続するためのテクニック

習慣化:日課にするなどして習慣にする
見える化:継続状況をグラフなどで可視化する

継続するうえで最も効果的なのが、目標とすることを習慣化、つまりルーティーン化し、日常の習慣の一部に組み込むことだと私は考えています。
「やることが当たり前」となれば、無理なく自然と継続できるようになります。

例えば、朝の決まった時間に英語の学習をすることにし、それが当たり前となれば、気合を入れずとも継続できます。運動を習慣にするなら、同じ時間に同じコースを歩く、など決まったパターンにすると良いでしょう。

難しいのは、その「当たり前の習慣」にできるまででしょう。
理想は意識せずともその行動を取れるという状況です。
難しく考えず、まずは「そういうフリをしてみる」ところから始めていってください。

人間には慣れの力があり、繰り返しと規則性を加えることで、それが習慣として身につきやすくなります。初めは意識的に続ける必要がありますが、2か月程度で無意識の習慣行動となり、継続が格段に容易になってきます。

ルーティーン化するポイントは、決まった時間と場所、具体的な手順を設定することです。時と場所、行動を明確に決めておけば、状況に流されにくく、ルーティーンとして定着しやすくなります。

柔軟性と改善点の発見が鍵

目標達成に向けて邁進する中で、状況は必ず変化していきます。そういった変化に対して、柔軟に対応できる力が求められます。計画にこだわりすぎず、必要に応じて見直しを行う柔軟な姿勢が重要になってきます。

また、定期的に第三者や自分自身から冷静な目線での評価やフィードバックを受けることをおすすめします。客観的な視点から、改善点を見つけられるからです。上達のためには、進み具合を踏まえつつ、都度改善を重ねていく作業が欠かせないと思います。

おわりに

以上が目標達成への確実な道筋と、継続していくためのコツのいくつかでした。確かに目標達成は容易ではありませんが、「できた」という小さな喜びを大切に、過程を大切に、そして熱意と粘り強さを忘れずにいれば、必ず夢の実現に近づくことができるはずです。焦らず、一歩ずつ着実に前に進んでいきましょう。あきらめずに継続することが、全ての鍵です。

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