中国語(英語)の勉強時間確保は貯金に似てる?
中国語コーチングスクールthe courageの伊地知です。
これまで忙しい社会人を中心に本気で中国語を学びたい方が本気で学べる場を提供し、徹底してサポートしてきました。
今日は中国語を学ぶ社会人からよく相談を受ける「勉強時間の確保が難しい」ということについて、それに対する考え方や試してみて欲しいことを紹介します。
少しでもみなさんの学習のヒントになれば嬉しいです。
なかなか中国語の勉強だけしてれば良いという環境にいる方は少数ですよね。私は留学中「あれ、今俺は24時間中国語の勉強だけやってれば良いのか、天国だ。」と思ったのを良く覚えています。
ただ、働き始めてから英語の勉強や国家資格のための勉強など、学びたいことがどんどん増えるものの、勉強時間の確保がとても難しくなったことも経験しています。
そこで、今回は時間確保を貯金の感覚で捉えてみようということをお伝えします。まさに「時は金なり」ですね。
残ったら貯金しようじゃなくて先に確保する
「給料入ったし、固定費支払って、好きなもの買って、好きなもの食って、余ったら貯金にでも回すか」という方法だと結局全然余らなくて、気づいたら貯金できないということになりがちです。
語学の勉強も同じように「仕事して、家事をして、育児の合間に、もし時間があったら勉強しようかな…」だと
結局時間がなかった、余らなかった、だから勉強できなかったとなって、中国語の勉強が全く習慣化されないまま時間だけが過ぎていってしまいます。
ではどうすれば良いのかというと、給与の天引きのように、一番先に勉強時間を確保してしまいましょう。
15万円手に入ったら、まず3万円は貯金に回して、残りの12万円でやり繰りするように、24時間のうち2時間は勉強時間として確保してしまいます。そのうえで22時間でやり繰りをしていきましょう。
そして、2時間を確保する場合、30分×4回などでも良いので、具体的にどの時間で確保するのかまで決めて、もし手帳やスケジュールソフトなどを使っている場合にはそこにしっかり書き込んでおくと良いです。
この時、なんとなくやとりあえずという気持ちで書いてしまうと平気ですっぽかすので、大切な人との約束だと思って確保するのもポイントです。自分自身を大切にするという一歩にも繋がりますね。
また、どうしても仕事が入って来ちゃうんだよという場合には「打ち合わせ」などの項目で予定を入れておいて、上司や同僚から勝手にMTGを入れられないように工夫している方もいます。
ちなみに、私は国家資格をとるために自分で自習会を開催していました。毎日22:00〜23:00と時間を決め、他にも勉強したい人を集めるという自習会を主催したので、どんなに忙しくても逃れられない状態で1日1時間を資格の勉強に充てることができました。(自分との約束はどうしてもすっぽかしてしまうという人はこうした他の人との約束にしてしまうという工夫もできますね)
小分けにすることで解像度が上がる
「10万円で1ヶ月過ごす」という場合、みなさんならどうやって使っていきますか?
もし何も考えずに「やった〜、とりあえず毎日焼き肉食べよ!」と豪遊すると、3日くらいで10万円を使い切ってしまい、その後は空腹に耐えるといううような悲惨なことになりそうですよね。
一方、以下のように計画的に考えらえられると、その日に何が買えるかななどが具体的に見えてきます。
「10万円で1ヶ月ということは、1週間で2万5千円のペースで使えばどうにかなりそうだな。1週間は7日だけど、平日と週末では使い方変わってきそうだから、平日は3,000円で過ごして、週末は5,000円で過ごせすのが良いかもな。」
語学学習の時間確保についても、まず今月どれくらい頑張ろうかなというところから「1週間で20時間頑張る🔥」に落とし込んで、更に「平日は2時間で週末は5時間頑張る」から「平日の2時間はどの時間を使うか、何をするか」と解像度を上げることができます。
解像度が上がると「あれ、この日はどうしても抜けられない飲み会があるから2時間って現実的に無理だ、でもその前の日だったら少し多めに時間作れるからそこで先に頑張っておこう」などを考えることができるので、時間確保という点での目標達成可能性も高くなってきます。
この辺の考え方は仕事と同じと捉えてもやりやすいかと思うので、こちらの記事も参考にしてみてください。
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収入が上がらないなら支出を下げる(やらないことを決める)
「今よりも貯金したいけどなかなか収入上がらないしな〜」という時、みなさんはきっと支出を減らせないかを考えたりするのではないでしょうか?
これは勉強時間確保についても同じことが言えます。
ただ、時間については1日24時間を25時間とか26時間にできれば良いのですが、これは絶対に無理なので、必然的に支出を減らすということに絞って考える必要が出てきます。
つまり、「やらないことを決める」ということです。
このやらないことについては「今、自分がやらなくて良いこと」という視点で考えてみましょう。
永遠に、誰もやらなくても良いことではないんです。
(もちろんたまに惰性でそういうことをやってたりもするので、それは真っ先にやめちゃいましょう)
あくまでも中国語(英語)の勉強に集中したい期間、例えば2ヶ月とか、半年とか、この間に自分がやらなくて良いことなので、期間限定で同僚や家族にお願いできることを探してみるのも手ですね。
その場合は同僚や家族に対して「自分はなぜ今この中国語(英語)を勉強したくて、どんな想いで取り組んでいるのか」を丁寧に伝えることが必要になる場合もあります。
このプレゼンは学習者が頑張るべきポイントだと思ってます。
また、お金で時間を買うという考え方で、誰かに外注することができればそれも一つの方法ですし、完全にやらないということではなく、かける労力を下げるというのも良いです。
印象に残っている受講生は夕食を作る時間がもったいないということで、ご受講期間中は週に1回だけ1週間分のおかずを作って冷凍し、毎日の夕飯作りの時間を勉強に充てていました。これは「作らない」ではなく「まとめ作る」ということで効率化して日々の労力を下げたやり方ですね。
なので、改めて以下のような視点で時間確保ができないかなと考えてみましょう。
やらない
誰かにお願いする
外注して時間を作る
かける労力を減らす
最後に
今回は中国語(英語)の勉強時間確保は貯金に似てるという視点で、その考え方や方法を紹介しました。本当に貯金のように、人によっては貯金以上に貴重な財産になるので、ぜひトライしてみてください。
こうした語学学習に伴う悩みなど含め、中国語をどうやって学べば良いかという具体的な方法をプロのコーチに相談いただくこともできます。無料のカウンセリングで無理な勧誘なども一切ありませんので、気になる方はぜひご活用ください。(カウンセリング予約はこちらから)
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