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完走! メガネレンジャー&キューティバニー

 本稿をお読みいただく方は御承知のことと存じますが「創作大賞2024」のお仕事部門として「銀山町 妖精綺譚」と「会津ワイン黎明綺譚」をエントリーし、今朝ほど「頑強戦隊 メガネレンジャーシリーズ」のファンタジー小説部門へのエントリーを完了しました。今後も修正を必要としていますが、とりあえず完走ということで、ここまでの忘備録を残しておきたいと思います。

 「銀山町 妖精綺譚」については書き始めてしばらくしてから「創作大賞」を視野にいれていました。「文字数とジャンル」がちょうど良い内容だったからです。賞狙いというよりも「参加を楽しむ」ということになります。
 実はその後に「黒田製作所物語」をリライトして応募を考えました。ところが、いざ手を出してみたら
「リライトする筆力が足りない」
ということに気づきました。もちろんもともと大した筆力では無いのですが「この話をリライトするなら、ちゃんと書ききりたい。知識も資料も足りなすぎる」
ということで、もう少し熟成させながら来年度以降の創作大賞への応募を考えることにしました。創作大賞は別としてもリライトしたい作品です。

 「黒田製作所」は諦めたものの「もう一本エントリーしたい」という気持ちが燻り、それを解消するために「会津ワイン 黎明綺譚」も応募しました。これも「文字数とジャンル」がちょうど良いのと、私の中では「完成度」が高く「あまり加筆修正しなくても良い」ということが背景にありました。kindle版には収録していない外伝を2本追加いたしました。
 この外伝2本はちょっとお気に入りでしたがKindle本編には収録してないので、合わせることができたことが嬉しかったです。特に「譲二の母」の話は本編に入れるか最後まで迷っていただけに嬉しさもひとしおでした。

 ということで前振りが長くなりましたが、2作品エントリーしたところで十分満足した私でしたがどちらも「お仕事小説」ということで、別ジャンルも何か応募したいな、という気持ちがムクムクしてきました。そこで「恋愛小説部門」に「恋する旅人」の応募を考えたのですが、黒田同様
「この話をリライトするなら、ちゃんと書ききりたい。今、やっつけで世に出したくない」
と考えたところに現れたのが「メガネレンジャー」たちでした。
『俺たちがいるじゃないか』
ということでしたが
「君たちでは文字数が2万文字までいかない。それに応募するジャンルが無い。一昨日来やがれ」
という気分になりました。ところがそこに「愛の天使 キューティバニー」も現れまして
「メガネレンジャーだけで文字数が足りないなら、私を使いなさいよ。そうすれば2万は超えるはずよ。部門はファンタジー小説でいかが」
と言うではありませんか。
確かに文字数はクリアできました。ただ部門としては「ナンセンスギャグ(SF)」という感じなので、ファンタジー小説ではないだろうと思います。しかし、レッドとキューティが揃って
『ジャンル違いかどうかなんて、主催者が判断すればいいの』
とけしかけるものですから、従うことにして作品の修正作業を始めました。

 メガネレンジャーはそもそもが「毎週ショートショート」の「メガネ冠婚葬祭」から始まり、毎ショーやシロクマ文芸部の「お題」に併せて書いてきました。「毎ショー」では「普段使うことがない変なお題」が多かったので、そのまま残すと「訳わからなすぎる」ことになります。その辺りを「読者」にバレないように修正しつつ、全体としての流れを整えたことになります。
 そして「メガネレンジャー」という作品を読んだnoteで交流している「ぽかさん」から「キューティデビルヒップという怪人で出たい」というリクエストをいただき誕生した「キューティデビルヒップ」。
「怪人だけど1話だけのゲストじゃなくて、もう少し登場して欲しい」
ということで、メガネレンジャーに合流することになり、「最終回で味方援軍として再登場」という場面を描きたいために、一度離脱してもらいました。
 そしてもともとの名前が「キューティデビルヒップ」、ぽかさんのアイコンが「白兎」(最初の頃のハンドルネームは「ぽかうさいちごりら」)などの理由により、「白いバニースーツ」の「キューティバニー」として再登場しました。

 創作大賞では1作品とするため「頑強戦隊 メガネレンジャー」のタイトルにしましたが、本当は「快ケツ キューティバニー」という独立した作品になります。また「お尻の大きな女の子」というのも「ぽかさん」からのリクエストでしたが、偶然にも似た名前のヒロインの「お尻の小さな女の子」という存在と対比になりました。堆肥ではありません。

 なお、当初は「メガネ戦隊」でしたが「眼鏡(がんきょう)戦隊」⇒「頑強戦隊」に修正しました。

 一つの作品としてまとまっているように見えなくもないですが「メガネレンジャーとキューティバニー」は行き当たりバッタリで、ゴールも無いまま書き続けてきましたが「創作大賞 ファンタジー部門」という一つのゴールを迎えることができ、嬉しく安堵しています。という忘備録でした。

 まだ応募締切りというゴールまで時間がありますので、応援していただきますようお願いします。

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