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【独立会計士のリアル#25】2024年の年頭にあたって

こんにちは!フリーランス会計士のたろうです。

新年早々、北陸地方の大地震やJAL機の滑走路での衝突事故など、びっくりするようなニュースが飛び込んできて、非常に心を痛めています。
被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。

さて、今日は2024年の年頭ということで、これまでの歩みを振り返りつつ、ちょっと大きめなビジョンについて書いてみたいと思います。

メインキャリアの3分の2が経過

私は24歳直前で公認会計士試験に合格し、現在48歳なのですが、60歳までのキャリアをメインキャリアの36年間と考えると、ちょうど2/3が経過した位置にいることになります。
そう考えると年月が経つのはとても早いなーと感じます。

これまでのキャリアを振り返ってみると、最初の1/3は公認会計士として働いていく上での基礎を監査法人で作っていくステージでした。

監査という仕事に真正面から向き合い、海外勤務も経験しつつ、チームのマネジメントも覚え、ビジネスマンとしての基礎を構築できた時期でした。

そして、次の1/3は監査法人をやめてベンチャーに転職し、その後個人の会計士として独立するという、いわば応用編のステージでした。

応用編の中では偶然のような出来事がたくさんありました。
監査法人やベンチャーでのご縁から、個人会計士として独立した私にお声がけをいただいたケースはいっぱいありますし、そんな中で上場企業の社外役員にもさせていただいたり、MBAで教える機会をいただけたりと、本当に感謝してもしきれないようなことがたくさんありました。

そもそも、独立にしても、もともと目指していたわけではなく流れで独立することになったわけですが、こうして8年半以上、不自由なく生活できていることに、まずは改めて感謝しなければいけないと思います。

メインキャリアのラスト3分の1をいかに過ごしていくか

そんな歩みを通じて、メインキャリアの集大成としての最後の1/3をいかに過ごしていくべきか。
これは今の自分にとって、とても非常に重要なテーマであると考えています。

一言で言うなら、「社会への還元」でしょうか。
今まで自分が経験したことでどなたかのお役に立てることがあるならば、それは社会にきちんと還元していかなければいけないと感じます。

では、具体的にどうやって達成していくか。

もちろん普段の仕事を通じて、というのもありますが、特に成し遂げたいと思っているのが出版です。
いや、「成し遂げたい」ではなく、「成し遂げなければならない」と思います。

これは以前から掲げてはいるのですが、実現できていない目標ですので、本腰を入れて取り組む必要があると思っています。
自分の経験や想いがもっといろんな方々に届くように努力していきます。

ここしばらく書くということにきちんと向き合えていなかった自分もいたので、まずはNoteでも、もっと積極的にいろんなことを書いて発信していきます。

変化への柔軟なアジャストも必要

一方で、今は変化の激しい時代で、新しい技術についていかなければあっという間に陳腐化してしまう危機感もものすごく感じます。

例えばExcelでマクロを組むこと一つとっても、ChatGPTを知らなければ、あっという間に遅れをとってしまいそうですし、次々と入ってくるゲームチェンジャーにうまく対応する技術はより求められてきていると思います。

ここのところ、現状に安住してしまう傾向があったのは自分の中での大きな反省点としてあるので、新しい技術にはきちんと対応すること、フットワーク軽く外に出ていろんな人や情報に触れることは意識的に取り組んでいきたいと思っています。

おわりに

今日は世の中的には仕事始めということだと思うのですが、どうしても今年は岡本太郎の絵を見ることで1年をスタートさせたくて、今朝岡本太郎美術館に行ってきました。

いろんな作品やビデオメッセージを見てきましたが、特に印象に残ったのがヘッダーにも載せた「挑む」というタイトルの絵でした。

こういう節目に期せずして出会ってしまった感じの絵でしたが、「挑む」気持ちを忘れずにこの1年をスタートさせていければと思います。

また、先ほどいろんな人や情報に触れていくという話をしましたが、もし私に会いたいという方がもしいれば、積極的にお会いしていきたいのでお気軽にご連絡いただければと思います!

それでは本年もいい一年にしていきましょう!

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