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いのちの時間の使い方|『使命』の捉え方

先日何気なく見ていたテレビ番組で、こころに残った言葉があったので、noteに書き留めたいと思います。

TBSの朝の情報番組「THE TIME」ー
ご覧になられた方いますか?
司会の安住アナウンサーが樹木希林さんの一人娘である内田也哉子さんと対談をされる企画がありました。

その際の内田さんのお言葉です。

(母は)死っていうものがあるからこそ、生が浮き立つというか、輝くというか、そういうことを理屈抜きに教えてくれた

樹木希林さんは、生前、ご家族にはご自身の死にゆくさまを見てもらいたいと仰っていたそうです。
最期を迎えたのもご自宅のベッド。
ご家族がいるなかで息を引き取られたとか。

死があるから生が浮き立つ
この内田さんの言葉を受けて、いのちの時間の使い方について改めて感じたことを書きます。

読んでいただいた方にとって、何かしらの気付きになれば幸いです。

✴︎

唯一平等に与えられている「じかん」

「じかん」は今も刻まれており、誰しもがいつか「その時」を迎えます。その時がいつくるかは誰にも分かりません。

ただ、ひとつだけ分かっていること。

それは、
1日には24時間という「じかん」があること。

そして、

それは誰しもに平等に与えられた「じかん」であるということ。

そして、

それは、誰の「じかん」でもない、じぶんの「じかん」であるということ。

いのちの時間をどう使うか

じぶんの「じかん」である、ということは当たり前のようで、多くの人は毎日忙しい日常を過ごすなかで時間がないと感じているのではないでしょうか。

アメリカの教育学者であったドナルド・スーパーさんという方が提唱したライフ・キャリア・レインボーという考え方があります。

私たちには人生のそれぞれの時期において、様々な「役割」が与えられ、それぞれの「時間」のなかで人は成長し、レインボーのように彩り溢れる人生を終えていくというキャリア理論です。

学生、職業人、主婦(夫)、親、子、地域人。

それぞれの役割が、ある時期は単体で、ある時期は重なり合い、そうしてその人だけのオリジナルレインボーができます。

役割が重なり合う時期は、自分の時間なんて取れない程忙しい時期もあるでしょう。特に人生の正午を迎えた40代以降は、働きながら、家族の面倒も見る、多忙な時期です。毎日があっという間に過ぎていることでしょう。

▼「人生の正午」について書いています▼

じぶんの「じかん」ってナニ?

忙しい日常のなか色々な役割をこなしていると、「私は何がしたいんだろう」「じぶんのために時間が使えていない」と感じること、ないですか?

以前の私は日常のやるべき事に受け身になっていた時期があります。

本当はあれもこれもやりたい。
でも、やる時間がない。
やろうと思ってるけど、行動できない。
自信がない。

思考がぐるぐるし出し、「私はなんのために生きているんだろう」「どのような将来を求めているんだろう」と深みにハマっていきました。

(ちなみに、ストレングスファインダーTOP5の資質のひとつに「運命思考」を持っていますので、もともとこういったことの探求心は人より強いという自負があります)

私だからできることってなに?
私の使命ってなに?

自己探求の深い迷路に迷い込み、同じところで思考がぐるぐる。
そんなときに、ふと私の考え方を楽にしてくれたもの。

それが、セルフラブの考え方でした。

文字どおり、自分自身を愛すること、すなわち、自分のすべてをありのまま受け入れること、です。

あなたのいのちを使うこと


キャリア迷子さんにも、以前の私のように思考がぐるぐるしている方がいます。

「今の仕事が忙しくて、自分のやりたいことができない」「ワンオペ育児に時間が取られる」など。

こういった方たちは、大抵責任感が強く、人想い、自分のことは後回しにしがちです。

やるべきことに真摯に向き合っているうちに、じぶんの「じかん」やじぶんと向き合う「じかん」が取れないことにジレンマを感じ、より深く自己探求の迷路にハマって行きがちです。

もし、これを読んでくださっている方で同じようなことを考えている方がいらっしゃったら、ぜひセルフラブの観点からやっていただきたいことがあります。

それは、一度ぜーーーんぶ忘れて、【無】になることです。
次に、じぶんの一日一日を振り返ってみます。
どのように、じぶんの「じかん」を使っているか、振り返ります。
そして、その「じかん」の自分の感情を丁寧に振り返ります。

どうでしょう?
どのような感情がでてきましたか?

「〇〇に時間を取られて、一日が終わってしまう」という考え方から、「〇〇のために、いのちの時間を使うことができている」という感情に切り替えることができていたら、素晴らしいです!

あなたの「じかん」は、あなたの「いのちの時間」です。
その「いのちの時間」を使っているときの、感情をまずは知ってあげることが大切です。

そして、今のあなたが一生懸命に「いのちの時間」を使っていること。
それこそが、自覚していなくとも、今のあなたの『使命』です。

『使命』とは
いのちを使う、ということ

ライフ・キャリア・レインボーにもあるように、私たちは人生で色々な「役割」を生きます。役割が変われば、私たちのいのちの使い方も変わります。

それも、また、『使命』です。

今、ここ、この時間

じぶんのいのちのじかん

それは永遠ではないじかん

終わりがあるからこそ、私たちは彩あふれる人生を生きたい、と思うし

彩りあふれる人生だった、と振り返ることができれば、「その時」が来た時に、家族や友人そしてこの世界に「ありがとう」と愛を伝えられるのでしょう。

人生って、美しいですね。

⢀⢀⢄⠜⡱⢄⢄⢀✧

今、を丁寧に💎

たお
《本来のじぶん》、セルフラブを大切にしたキャリアウェルビーイングについて学びや気付き、自身の経験について発信しています。

▼こんな勉強をしています
キャリアカウンセリング、ポジティブ心理学、ヌメロロジー/数秘術、レイキヒーリング、パワーストーン、マインドフルネス

▼こんなスタンスを大切にしています
「人とキャリア」について考えるのが趣味。現実的に考える+スピリチュアリティを掛け合わせ、キャリア形成においてもホリスティックにアプローチすることが大切✨

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