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暮らし・古民家

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暮らしのことや古民家に住んで思ったこと。
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記事一覧

酸っぱい梅干しを2種類

 以前、のり弁について書いたときに、素朴な和の味が好きだといったが、“海苔”に続いて思い…

たぬ子
1日前
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日本家屋といえば「引き戸」

 伝統的な日本家屋である我が家には扉式のドアがほほぼない。あるのは「引き戸」である。近年…

たぬ子
4週間前
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青い香りとピリ辛。大人のおつまみ「葉唐辛子」

 独特の青臭さが鼻腔に広がる。 「ん〜〜〜!」 (もぐもぐ) 「おいひ〜〜〜」  青唐辛…

たぬ子
1年前
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スパイシーメンマを作る

 花椒の香りがふわりと漂い、深く息を吸った。いい香り。やっぱりこれだわ。鍋から筍をひとか…

たぬ子
1か月前
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「丁寧な暮らし」は何のためにする?

「丁寧な暮らし」や「スローライフ」の真髄は「今この瞬間幸せを感じられること」だ、と最近思…

たぬ子
1か月前
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手抜き料理といえば

 手抜き料理をつめて弁当を作った。  手抜き料理としてあがるものの一つにカレーがあるが、…

たぬ子
1か月前
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古民家と外界の音

 古民家に住んで一般的な住宅と違う点は多くあるけど、一番「これまでの家と違う!」と思ったのが「音」だった。外界の音が丸聞こえなのだ。家の前を歩いている人の話し声がとにかくクリアに聞こえて筒抜け。でも「これが古い家のデメリットか」とは思わなかった。むしろすごく気に入っている。  そもそも古民家が残っているくらいの地域なので、家の前をビュンビュン車が通ったりとか、若者が騒いでいたり、酔っ払いが徘徊していたりなんてことは一切なく、基本的にはいつもとてもとても静か。だからたまに外界

古民家と縁側

 旅館の部屋には障子で仕切られた板の間スペースがある。たいていは椅子とテーブルがあって、…

たぬ子
1か月前
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家で食べるのり弁

 日本人の中でも、和食がないと死ぬ和食ラブ人間と、特別にこだわりがない、もしくはどちらか…

たぬ子
1か月前
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寒さと朝風呂

 冬は朝が寒くてどうにも活動するのがおっくうだったので、朝風呂に浸かることにしたら、これ…

たぬ子
2か月前
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盆栽とは。盆栽美術館で見たもの

 「盆栽美術館に行こう」と言われた。盆栽と聞いて、連想したのは『サザエさん』の波平。おじ…

たぬ子
3年前
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一軒家に住んだら柿とびわととゆずの木くらい自由に育ててみたいじゃん

 ころころころろーん。  今朝ゴミ捨てから戻ると家の勝手口の前を何かがころがった。「ん?…

たぬ子
1年前
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古民家で輝きだしたモノ

引っ越す前から、なんとなく可愛くて、とっておいた空き瓶がある。長細い長方形の瓶で、口の部…

たぬ子
3年前
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古民家と家鳴り

 慣れない家というのは、夜一人で眠るのは怖い。一人で眠るには広く、古い佇まいの古民家となれば尚更だ。  引っ越した初日。彼と一緒に寝ていたが、トイレに行きたくて目が覚めたときには、怖くてスマホをトイレに持ち込む始末。さらには、不気味な音が鳴っている事に気づく。1日目は気のせいか風のせいと思っていたのだが、2日目もまるで誰かが廊下を歩いているように「ミシッ」とか「バキッ」とか鳴っている……。こわっ、やっぱり幽霊屋敷だったの?いざというときのために購入にしておいたお経のCDの出