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シングルモルト大麦麦芽の誘惑

 サントリーウイスキー山崎。
日本を代表するウイスキーの一つである、サントリーの山崎。現在は、その人気により、品薄や終売が相次いでいます。最近ちらちらと抽選販売を見かけるので、今日はそんなウイスキーについてアレコレを。


サントリー公式HPより



 山崎とは、サントリーが2年の歳月をかけて生み出したシングルモルトウイスキーです。1984年の販売以来、30年以上経った現在もジャパニーズウイスキーの代表として世界中から愛されています。1つの蒸溜所で造られる多種多様なモルト原酒をヴァッティング。華やかで芳醇な香りで、濃厚な甘さと深みのある味わいが特徴です。山崎が造られているのは大阪にある山崎蒸留所。山崎蒸留所は、1923年に建設された日本最古のモルトウイスキー蒸溜所です。ここは現在抽選ではありますが、工場見学できるんです。面白かったのでご興味ある方は公式HPからどうぞ。

 サントリー製ウイスキーは創業者である鳥井信治郎氏が国産ウイスキーの製造にふさわしい場所を求め、大阪府と京都府の境に位置する地にたどり着きました。山崎蒸留所は「日本の名水100選」にも選ばれている名水の地にあります。千利休が茶室を立てたとも伝えられる場所です。ここは水質が良いだけでなく、河川が合流して霧が立ち込める湿潤な気候がウイスキーづくりに適しているとされています。

 「山崎」は、世界的権威のある酒類コンペティションで数々の賞を受賞しています。2003年のISCにおいて、山崎12年がジャパニーズウイスキーとして初の金賞を受賞。ブラインドテイスティングによる審査での評価が高いことが、山崎の質の高さを表しています。
 さらに、イギリスのウイスキー専門誌「ワールドウイスキーバイブル 2015年版」では、山崎シェリーカスク2013が97.5点(100点満点中)の最高点で世界最高のウイスキーに選ばれました。海外での山崎の評価は高く、「繊細で大胆な香り」、「ナッツの風味で濃厚な味わい」、「なめらかで丸みがある」と行ったコメントで絶賛されています。

 そんな山崎はもはや、日本のシングルモルトを代表する銘柄です。華やかな香りとまろやかで深みのある味わいが高い人気を得ています。日本だけでなく海外でも、「ジャパニーズウイスキーの真髄」と多くのウイスキー愛好家が絶賛しています。

 人気の理由はストレートからハイボールまで美味しく飲めること。山崎の特徴である芳醇な香りやなめらかな味わいは飲み方を選びません。

  品薄による高騰は収まる気配をみせません。2010年ごろからのハイボール人気やHNK朝ドラ「マッサン」の放映などによるウイスキーブームで、山崎は原酒不足に陥ります。

 2013年には山崎10年が終売になり、他の銘柄も品薄で入手困難な状態に。現在販売されている銘柄も、ネットでは倍以上の価格で取引され、山崎25年にいたっては4倍近い値がついています。

 現在製造されている山崎は、ノンエイジ、山崎12年、山崎18年、山崎25年の4銘柄です。
 サントリー 山崎 NV 700ml。定価希望小売価格は4,200円(税別)、現在の相場では、9,000円〜12,000円(税込)前後となっています。
 サントリー シングルモルトウイスキー 山崎12年 700ml。定価希望小売価格は、8,500円(税別)、現在の相場では17,000円〜20,000円(税込)前後です。
サントリー 山崎 18年 700ml。定価希望小売価格は、25,000円(税別)になります。現在の相場では、80,000円〜90,000円(税込)前後が相場です。
山崎 25年 700ml。定価希望小売価格は、700mlで125,000円(税別)、現在の相場では750,000円〜950,000円(税込)前後です。
 その希少性からネット価格はさらに値上がりしてるかもしれません。
 個人的には飲酒という消費ができる分、いっときのカードなどのコレクトアイテムよりも価値が目減りしづらい投資案件なのかなと思いますね。

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