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無人でも味は一人前! 餃子無人販売のアレコレ

 帝国データバンクが9月15日発表した「餃子無人販売店動向調査」によると、「餃子の無人販売所」は、2023年7月時点で全国に約1400店舗あることがわかりました。・・・各都道府県に30店舗くらいある計算ですね。

 コロナ禍の2020年度末時点は131店と少なかったものの、以降は急激に出店数が増加し、2022年度末までに1282店と3年間で約10倍になったそうです。冷凍餃子の無人販売事業に進出した企業の進出時期を見ると、最も多いのは「2021年度中」で、全体の6割がこの時期に参入したということです。なお、2022年度末時点で最もシェアが大きかった餃子無人販売店は群馬水上の老舗店「餃子の雪松」ブランドで、全国シェアのおよそ3割を占めました。しかも直営で営業しているとか・・・すごい。

 「冷凍餃子の無人販売ビジネス」は、手軽な調理で人気が高い「餃子」を、巣ごもり下の買いだめ需要を受けた「冷凍食品」としたことで、全国に広がりました。

 総務省の家計調査によると、冷凍餃子を含む2022年度の冷凍調理食品支出額は、1世帯当たり1万円を超え、2015年度以降で最高でした。また24時間営業による利便性の高さ、つり銭が不要な30~40個・1000円の価格設定なども、消費者の認知度を大きく高めた要因となったと分析しています。

 一方で無人販売を展開する企業では、中華料理店や業務用冷凍食品メーカーがコロナ禍での販売減少を補うために冷凍餃子専門店へと進出したケースが多くみられ、「事業再構築補助金」など各種補助金制度の活用も背景に、本業とは別の事業として手がける動きも広がったようです。

 事業再構築補助金は3000万円~5000万円くらい出ていたようですし、無人販売店を出店するにあたってのイニシャルコストが大体300~500万円くらいでいけるようなので、出店しようと思えば10店舗くらいは簡単に出せたのでしょう。

 ただこれからはコロナも明けたので、これからタピオカ屋やからあげ店のようにガンガン減少していくんでしょうね・・・盛者必衰ですのう。

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