2023年3月の旧吉野川【ムービングベイトの真価】
2023年の旧吉野川を振り返るシリーズ。今回は3月編です。
昨年2022年3月は、2021年11月から続く55回連続ボウズの終盤戦。いつになったらは初バスをキャッチできるのかと途方に暮れていました。では、2023年の3月はどうだったかと言うと……
3月半ばからクランクベイトやスピナーベイトでバスをキャッチすることができました。
3月9日のメモには「シャローに小魚。生命感あり」。3月14日のメモには「インサイドにベイト見える」。3月15日のメモには「カメ増える」。このように日ごとにシャローに生き物の気配が漂ってきたことがわかります。
3月16日にクラッチヒッターで2本キャッチ、翌日3月17日にもDαスピナーベイトで1本キャッチ。テトラやリップラップの陰からバスが飛び出してきました。
その後しばらくはスピナーベイトへのバイトを掛けきれずに悩む日々が続きましたが、3月31日には下流域のテトラ帯でグッドサイズをゲットすることができました。
1800グラム超の47センチ。まさにプリスポーンといった感じの体型です。この日はベタ凪で水位変動もない、ハードベイトには不適かと思われるような日でしたが、テトラの穴に入れ込むようにクランクベイトを巻くと食ってきました。このバスをキャッチした直後には同じエリア、同じ釣りで同サイズのバスを掛けましたが惜しくもバラシ…… 再現性あるんかい!と叫びたくなりました。きっと、スポーニングエリアであるテトラ帯に、群れで上がってきたてのバス達だったのでしょう。あるいはテトラの中で越冬していたバス達が、一気に春モードになって浮いてきたか。
シャローに刺してきたバスをムービングベイトで迎え撃つ、そんな春らしい釣りを楽しむことができた3月でした。来年の春もフィールド全体の生命感の高まりを感じながら、ムービングベイトの出しどころを探っていきたいです。
3月の釣果:5匹(最大47センチ)
主なヒットルアー:クラッチヒッター、DαスピナーベイトDI、ワーロック1.5DD
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