tanufishing

徳島県在住のバスアングラー。ホームフィールドは旧吉野川です。

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最近の記事

2023年6月の旧吉野川【カエルとエビのゲーム】

 2023年の旧吉野川を振り返るシリーズ。今回は6月編です。  5月末に「アフターのバスはどうやらエビを食っているらしい」と気付いた私は、スポーニングエリアだったテトラやリップラップ、リーズの周辺で、エビっぽいルアーを投げることでバスをキャッチしていきます。  スイッチベイトアンサーの"浮遊エビ"カラーは自分のやりたい釣りにピッタリでした。少ない移動距離で上目線のバスを誘えます。  高活性な魚はイヴォークゼロ120にも出てくれました。雨が降る日はテトラで連発したことも。

    • 2023年5月の旧吉野川【スポーニングがバスを支配する】

       2023年の旧吉野川を振り返るシリーズ。今回は5月編です。  4月の半ばからは「ミノーシェイプのワームでミドストをやっていればなんぼでも釣れるのではないか?」と思っていた私ですが、そんな甘い考えは5月に入ってあっさりと崩れ去ります。  考えなくても分かることなんですが、「スポーニングは進行する」そして「ありとあらゆる状態のバスが同時に存在する」のです。一つの釣り方の爆発力なんて、あっという間に消え去ります。  「小さい」「細い」「キラキラしている」がベッド絡みのバスを反応さ

      • 2023年4月の旧吉野川【ミドストに魅入られる】

         2023年の旧吉野川を振り返るシリーズ。今回は4月編です。  3月末にクランクベイトでグッドサイズを仕留めた流れを受けて、4月もハードベイトの釣りで押していきます。4月5日は曇天の中、Dαスピナーベイトとプロップペッパーで連発。  ここぞというスポットにハードベイトを撃ち込むと、ガツンとバスが応えてくれる。これぞバスフィッシングという展開に痺れました。さらにプリスポーンの定番ルアーであるジャークベイトでもバスをゲット。  たまらんばいミノーこと、HUミノー111を今年は

        • 2023年3月の旧吉野川【ムービングベイトの真価】

           2023年の旧吉野川を振り返るシリーズ。今回は3月編です。  昨年2022年3月は、2021年11月から続く55回連続ボウズの終盤戦。いつになったらは初バスをキャッチできるのかと途方に暮れていました。では、2023年の3月はどうだったかと言うと……  3月半ばからクランクベイトやスピナーベイトでバスをキャッチすることができました。  3月9日のメモには「シャローに小魚。生命感あり」。3月14日のメモには「インサイドにベイト見える」。3月15日のメモには「カメ増える」。こ

        2023年6月の旧吉野川【カエルとエビのゲーム】

          2023年1月、2月の旧吉野川【バスはそこにいる】

           2023年の旧吉野川を振り返るシリーズ。今回は1月、2月編です。  昨年2022年の1月、2月は完全ボウズを食らっていたのですが、2023年の1月、2月はバスをキャッチすることができました。その数、2匹!  初バスは1月10日にキャッチすることができました。まさかのグッドサイズ登場に胸が熱くなりました……  ルアーはドライブビーバー3.5(ゴリミソブラック)の10gフリーリグ。そっくりそのままO.S.P浦川師範代の真似でした。釣れたのは枯れニラ(セキショウモ)が残ってい

          2023年1月、2月の旧吉野川【バスはそこにいる】

          2022年12月の旧吉野川【可能性を追う】

           2022年の旧吉野川を振り返るシリーズ。今回は12月編です。  11月末の続きの釣りで12月最初のバスもキャッチできました。気温10度と冷え込んでいましたが、ウィードエッジでスピナーベイトに食ってきてくれました。このバスが2022年の旧吉野川本流で釣った100匹目のバスになりました。  12月中旬に入ると水温の低下とクリアアップはますます進行。シャローから生き物の気配が消えていきます。ドンコや甲殻類が消え、カメが消え、ときどきウィードの上を細長い小魚(オイカワ?イナッコ?

          2022年12月の旧吉野川【可能性を追う】

          2022年11月の旧吉野川【ブレードのちから】

           2022年の旧吉野川を振り返るシリーズ。今回は11月編です。  10月は巻物でバスを多数キャッチできた一方で、サイズは伸び悩みました。11月はなんとかグッドサイズにたどり着きたいと思って試行錯誤しましたが、結論から言うとサイズの伸び悩みから脱することはできませんでした。ただ、クリアアップと水温低下が進む中で、ブレードのついたルアーに一つの可能性を見出すことができました。  11月前半に面白い体験をさせてくれたのがブレードアラバマです。ジークラックのステルス7に、ティムコの

          2022年11月の旧吉野川【ブレードのちから】

          2022年10月の旧吉野川【芯を食わない巻物ゲーム】

           2022年の旧吉野川を振り返るシリーズ。今回は10月編です。  台風の雨で濁りが入り、水温も下降する中で、巻物の釣りが面白くなってきます。ウィードに絡めた釣りだけでなく、リップラップやテトラにぶつけても釣れるようになってきました。よく言われる「秋はどこにでもバスがいる」状態です。  上のバスは風の当たるリップラップにイヴォーク1.2をぶつけて釣りました。こんな感じでウィードとは関係のない場所でも食ってきます。おそらく「エサがいればどこにでも行くぜ!」という感じだったのでし

          2022年10月の旧吉野川【芯を食わない巻物ゲーム】

          2022年9月の旧吉野川【水面系の晩夏】

           2022年の旧吉野川を振り返るシリーズ。今回は9月編です。  結論から言うと、9月は一番数が釣れた月になりました。まさに数釣りの秋。釣れた場所もルアーも様々でした。  8月は連日気温30度超えでしたが、9月はそれよりも少しマシになりました(涼しくなった…とは言えない)。まとまった雨もあり、8月よりはバスが動けているのかなという印象です。お盆の辺りが水温上昇のピークだったのかなぁ。  釣れるポイントはウィードのエッジやテトラとウィードが絡むところが中心で、ルアーはクランクベ

          2022年9月の旧吉野川【水面系の晩夏】

          2022年8月の旧吉野川【ミッドサマーの迷宮】

           2022年の旧吉野川を振り返るシリーズ。今回は8月編です。  7月はアフタースポーンのグッドサイズをフロッグやスピナーベイト、チャターベイトでキャッチできてニコニコだったのですが、8月は様子が変わってきます。水温の上昇と共にだんだんフィールドの様子に変化が……  陸王ダービー第3戦はDay1である8/1に景気よくジャックハンマーで47センチをキャッチ。水門の影にいたバスでした。この日は他にもS.O.B(スピナーベイト)でウィード絡みのバスを3匹キャッチしたのですが、どれも

          2022年8月の旧吉野川【ミッドサマーの迷宮】

          2022年7月の旧吉野川【フロッグゲームの愉悦】

           2022年の旧吉野川を振り返るシリーズ。今回は7月編です。  アフタースポーンの回復系のバスが増えていく中で、どんな釣りを展開していくかが7月のテーマになりました。  今年の旧吉野川は、全盛期程ではないですが各所でウィードが繁茂しており、テトラやリップラップを離れたアフターのバスの付き場になっている印象でした。  全域に生えているセキショウモ(ニラ)と、組み合わせるように生えているカナダモ、キンギョモ、エビモ、イバラモ……といった各種グラス。そしてオカッパリから効果的に撃て

          2022年7月の旧吉野川【フロッグゲームの愉悦】

          2022年6月の旧吉野川【ポストスポーンの突破口】

           2022年の旧吉野川を振り返るシリーズ。今回は6月編です。  ポストからアフターへ……という流れの中でどんな釣りをしていくべきなのか。自分の釣りの方針を定める上で、5月に旧コイケで見えバスを釣ったことがヒントになりました。岸付近でボケーッとしているバス(きっとエビかカニか何かを探していたのだと思います)が増えてきている実感もあったので、そういう見えバスをライトリグで仕留めていくのが一番ストロングなパターンになりそうだなと。  6/1から始まった陸王ダービー第2戦でウェイイ

          2022年6月の旧吉野川【ポストスポーンの突破口】

          2022年5月の旧吉野川【ミッドスポーンは地獄だ!】

           2022年の旧吉野川を振り返るシリーズ。今回は5月編です。  4月の最終週はサツキマスを狙って釣行していました。ラッキーなことに、今年も1本キャッチできました。で、1週間ぶりにバスに復帰したら、どうにも調子が悪い。釣れない……  かわいいサイズのバスがどんどんシャローで見えるようになってきたのですが、40アップは行方不明です。  気分を変えて府中湖に遠征しても、釣れるのは小さい子ばかり……  トップウォーターやクランクベイトでポロッと釣れたりするのですが、4月のようなナイ

          2022年5月の旧吉野川【ミッドスポーンは地獄だ!】

          2022年4月の旧吉野川【クランクベイトを投げろ】

           2022年の旧吉野川を振り返るシリーズ。今回は4月編です。  長い長いボウズの果てに、やっと釣れた初バスは45センチのナイスサイズでした。  最下流付近にポツンとあった流木(?)についていたバスをエスケープチビツインのフリーリグでキャッチ。  陸王ダービーにエントリーしていたので喜んでデジタルウェイインしたのですが、実はキャッチしたのが大会エリア外だったので無効となりました……  結局陸王ダービーでウェイインできたのはチャブルSRで釣った29センチのバスのみ。2022年

          2022年4月の旧吉野川【クランクベイトを投げろ】

          2022年1月〜3月の旧吉野川【初バス釣っとらんのお前だけ】

           今回からは2022年の旧吉野川の釣果データをもとに、月ごとのヒットルアーや場所の傾向などをアップしていきます。  で、今回は1月〜3月なのですが、結論から言うと、その間は1匹も釣れませんでした。3ヶ月ボウズ……正確には2021年11月21日から4ヶ月以上ボウズでした。釣行回数でいうと、55回連続ボウズです。  大規模な河川工事があったとか、工場から汚染物質が流れこんだとか、そういうことは何もなく……  ただ、私にはバスがどこにいるのかさっぱり分からなかったというだけのこ

          2022年1月〜3月の旧吉野川【初バス釣っとらんのお前だけ】

          旧吉野川でバス100匹釣りました

           12月1日に釣ったバスで、2022年の目標である「旧吉野川本流で年間100匹」を達成することができました。  "サイズ問わず100匹"なので、上手い人から見れば、まったく大したことのない記録かもしれませんが、自分の中ではとても嬉しい記録です。いわゆる「水系(大谷川や水路)」の釣果を含まずに、「本流(旧吉野川・今切川・宮川内谷川)」だけで100匹釣ることにこだわってみました。  サイズや釣ったルアーをデータ化しているので、今回はそれを見ていきたいと思います。 サイズ  い

          旧吉野川でバス100匹釣りました