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競馬ダービーチョコレイト

学生時代に、複数の人間に恋をして、競馬みたいに1番手からバレンタインのチョコを渡したりして、ひどい好意の豪速球を繰り出していました。

1番手が無理そうだと分かったら2番手に、そのチョコが流れたりして。

演劇を作っていると、大恋愛の繰り返しで、
あ、いまこのシーンでは自分は何番手だなとか、今はちょっと友達止まりだなとか、そういう目立ち方とか観客へのアプローチまで、恋愛で考えたりするときがあります。
追う側とか追われる側とか蛙化とか、色々ありますが、そんな優位に立てることはなく、えんえん猪突猛進モーレツ片思いです。

今までは、自分が作りたいものや評価してくれたりする人こそ『両思い』だと思っていましたが、何かを作ることは『偏愛』であってこそだと思えてきました。芸術は自己主張でしかないのだからと、ある程度諦めて、色んな形で伝え方を変えながら、告白を繰り返していく。最近はそうやっていこうと思えてきました。


えんえん猛烈片思い、リアルドリカム何度でも、幕が開くまでつづけます。





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